2022.06.28 マンチェスター・ユナイテッドの話題
デ・ヨング以外はすべて停滞…マンチェスター・ユナイテッドの経営ボードにヴィジョンはあるのか?
「リサンドロ・マルティネス獲得をめざすアーセナルが3500万ポンドのオファーを提示し、レースをリード」。アヤックスのCB争奪戦を報じる「ミラー」の記事を読んで、言葉を失いました。プレミアリーグのライバルクラブが続々と新戦力を獲得していくなかで、未だひとりも決まっていないマンチェスター・ユナイテッド。テン・ハフ監督の古巣の選手を巡るバトルで、CL出場権を持たないクラブに負けるのか…!
7月になる前に、新戦力を獲れていないというだけで騒ぐ必要はありません。この夏のデッドラインデーは9月1日。2ヵ月の間に、意中の選手を押さえられればいいのです。しかし、今のマンチェスター・ユナイテッドを見ていると、危機感が募ります。経営ボードに本気で勝ちにいく姿勢が感じられず、ディレクターが機能しているようには見えないからです。
マンチェスター・ユナイテッドには、早く動くべき条件が揃っていました。昨季プレミアリーグは6位。新監督としてエリック・テン・ハフを招聘。ポグバ、リンガード、カバーニ、マティッチ、マタが退団。ロケットスタートが得意なリヴァプールなら、6月に入ってすぐに2~3人は押さえていたでしょう。ところが…。
7月を目前にして実現しそうなディールは、バルセロナのフレンキー・デ・ヨングのみ。「テレグラフ」によると、高額の移籍金を要求していたスペインのクラブは、6900万ポンド(約115億円)まで歩み寄ったそうです。新指揮官が望んだアントニーは、アヤックスが6900万ポンドを主張して頓挫。フリーで獲得できるエリクセンは、ブレントフォードと互角の勝負となっています。
ティンバー、デ・ヨング、アントニー、エリクセン、リサンドロ・マルティネス。テン・ハフ監督と関係が深い選手しか具体的な話になっておらず、しかもひとりしか押さえられていないとは…。
アンディ・オーボイルを副ディレクターに据えて、スカウト部門を統括することになったジョン・マータフは何をしているのか。ラングニックとまったく話さなかったと伝えられるSDが、新指揮官の視野を広げるような提案をしているようには見えません。
ルベン・ネヴェス、エンゴロ・カンテ、デクラン・ライスといったアンカー候補の名前はいつの間にか立ち消え、タミー・アブラハム、レヴァンドフスキなど現実感がないストライカーばかりがゴシップのネタになっています。
リチャード・アーノルドとジョン・マータフにヴィジョンはあるのか。新監督は、現状のサポートに納得しているのか。最初の会見で「自らの評価を落とすリスクを抱えてまで、チャレンジする仕事なのか」と問われ、「そんな話ではない」と答えたエリック・テン・ハフに、今こそ本音を問うてみたい気がします。
7月になれば、何かが変わるはず。このまま開幕を迎えるなどということはないはず。
7月になる前に、新戦力を獲れていないというだけで騒ぐ必要はありません。この夏のデッドラインデーは9月1日。2ヵ月の間に、意中の選手を押さえられればいいのです。しかし、今のマンチェスター・ユナイテッドを見ていると、危機感が募ります。経営ボードに本気で勝ちにいく姿勢が感じられず、ディレクターが機能しているようには見えないからです。
マンチェスター・ユナイテッドには、早く動くべき条件が揃っていました。昨季プレミアリーグは6位。新監督としてエリック・テン・ハフを招聘。ポグバ、リンガード、カバーニ、マティッチ、マタが退団。ロケットスタートが得意なリヴァプールなら、6月に入ってすぐに2~3人は押さえていたでしょう。ところが…。
7月を目前にして実現しそうなディールは、バルセロナのフレンキー・デ・ヨングのみ。「テレグラフ」によると、高額の移籍金を要求していたスペインのクラブは、6900万ポンド(約115億円)まで歩み寄ったそうです。新指揮官が望んだアントニーは、アヤックスが6900万ポンドを主張して頓挫。フリーで獲得できるエリクセンは、ブレントフォードと互角の勝負となっています。
ティンバー、デ・ヨング、アントニー、エリクセン、リサンドロ・マルティネス。テン・ハフ監督と関係が深い選手しか具体的な話になっておらず、しかもひとりしか押さえられていないとは…。
アンディ・オーボイルを副ディレクターに据えて、スカウト部門を統括することになったジョン・マータフは何をしているのか。ラングニックとまったく話さなかったと伝えられるSDが、新指揮官の視野を広げるような提案をしているようには見えません。
ルベン・ネヴェス、エンゴロ・カンテ、デクラン・ライスといったアンカー候補の名前はいつの間にか立ち消え、タミー・アブラハム、レヴァンドフスキなど現実感がないストライカーばかりがゴシップのネタになっています。
リチャード・アーノルドとジョン・マータフにヴィジョンはあるのか。新監督は、現状のサポートに納得しているのか。最初の会見で「自らの評価を落とすリスクを抱えてまで、チャレンジする仕事なのか」と問われ、「そんな話ではない」と答えたエリック・テン・ハフに、今こそ本音を問うてみたい気がします。
7月になれば、何かが変わるはず。このまま開幕を迎えるなどということはないはず。
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残念ながらマンユナイテッドのブランドも地に落ちた、と言うことでしょうか。
素行に多少問題があったけど次代のバロンドーラーと目されていたポグバを使いきれなかったこと。ベテランを優遇したため有力な若手(グリーンウッド)にクラブを見限られたこと。
外から見てもここでは成長できないと思われているのじゃないかな。
長期政権後の状況が似ていたアーセナルとどちらが早く復権するか楽しみにしています。
>ベテランを優遇したため有力な若手(グリーンウッド)にクラブを見限られたこと。
おっしゃる意味が解りません。
今シーズンは、フリーの選手にパスも出さずに、エゴ丸出しのプレーでチャンスを潰し
挙句、人としてあるまじき行為が明るみに出て出入り禁止になっただけ。
放り出されても仕方がないのに「クラブに見限られずに」辛うじてクビがつながっている
という状況でしょ。
>長期政権後の状況が似ていたアーセナルとどちらが早く復権するか楽しみにしています。
毒舌コメンテーターかなんかのつもりかも知れませんが
全くセンスを感じないし、なにより、ただの少しも面白くない。
そういうのはヤフコメとかでやってください。