イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

アンフィールドでは10年以上勝利なし…絶好調ガナーズと満身創痍のレッズ、激突直前プレビュー!

今季プレミアリーグの開幕前に書いたら、「ペップと優勝を争うリヴァプールと、TOP4フィニッシュをめざすアーセナルの対戦」という表現だったはずです。2012年を最後に、アンフィールドで勝っていないチームの3ポイントを予想する人はいなかったでしょう。

しかし今、立場は逆になっています。プレミアリーグ30節の注目カードは、マン・シティに8ポイント差で首位に立つアーセナルと、29ポイント差で8位に沈むリヴァプールの一戦です。ホームのレッズは、公式戦4試合連続勝利なしで、この間たったの1ゴール。プレミアリーグ7連勝のガナーズは、0-1のレスター戦を除くすべてのゲームで3ゴール以上をゲットしています。

トータル23発のうち、絶好調マルティネッリが6発、高値安定のサカは4発。復活を遂げたガブリエウ・ジェズスは、前節のリーズ戦で2ゴールを決めています。ベン・ホワイト、ガブリエウ、ジンチェンコ、ジャカ、トーマスもゴールを記録するなど、どこからでも得点できるチームは、10年以上続いた不名誉な記録を止めるのではないかといわれています。

ただでさえ有利と目されているアーセナルは、コンディションも上回っているようです。「フットボールロンドン」の直前情報によると、リヴァプールは相変わらずの満身創痍。バイチェティッチはシーズンアウト、ルイス・ディアスは復帰が遅れており、ナビ・ケイタも筋肉を傷めてリタイアしています。

チェルシー戦を病気で欠場したファン・ダイクは復帰予定ですが、直近のトレーニングの写真にはサラー、ジョー・ゴメス、ジョッタの姿がなかったそうです。負傷明けのチアゴ・アルカンタラは、激しい上下動を繰り返せるのか。アーノルドは守備が不安定で、ロバートソンはキックミスが増えており、ファビーニョとヘンダーソンも強かった頃のプレイを思い出せずにいます。

いつも通りといえるのは、アリソンとコナテぐらいでしょう。アルテタ監督のチームも、ウィリアム・サリバ、冨安健洋、エンケティアを欠いていますが、戦力比較は明らかにアーセナルに分があります。勝負を分けるポイントとなるのは、サイドの攻防でしょう。マルティネッリとジャカ、サカとベン・ホワイトを止められれば、レッズに勝機が生まれます。

マン・シティとのシックスポインターまで10連勝で駆け抜けたいアーセナルと、負けたらEL出場権獲得も微妙になるリヴァプール。まっすぐ予想すると、1-3、1-4でアウェイチームが勝ちそうな雲行きですが、クロップ監督に策はあるのでしょうか。残り10試合で8位だった2020-21シーズンは、ラスト10戦を8勝2分で4位フィニッシュ。さて、今季は…!?


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


コメントを残す