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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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バイエルンが獲得を熱望と伝えられた冨安健洋。イングランドメディアは一斉に「契約延長」!

Arsenal line up new contract for Takehiro Tomiyasu to ward off Bayern Munich(アーセナルは、バイエルン・ミュンヘンを撃退するべく冨安健洋との新契約を用意)」。冬のトランスファーマーケットが開くまで1ヵ月以上も前に「テレグラフ」が記事にするということは、ドイツ王者は本気なのでしょう。

先週末、「TEAMTALK」が口火を切った移籍話を現地メディアが一斉に報じています。ブンデスリーガでレヴァークーゼンの後塵を拝しているバイエルン・ミュンヘンが、冨安健洋の獲得を目論んでいるとのこと。「テレグラフ」のマイク・マグラス記者は、「トーマス・トゥヘルは冨安のファンで、ターゲットリストに組み込んでいる」と伝えています。

ブンデスリーガで12連覇をめざす名門の最終ラインは、サイドにアルフォンソ・デイヴィス、マズラウィ、ブナ・サール、センターはウパメカノ、キム・ミンジェ、デ・リフト。層の薄さが弱点となっており、すべてのポジションをカバーできる日本代表がリストの最上位にいても不思議ではありません。

にわかに注目を集めているDFについて、件の記事は「重要な存在」といっています。「10月は見事なパフォーマンスを披露し、クラブの月間最優秀選手に選ばれた。12回のリカバリー、8回のデュエル勝利。アルテタ監督は彼の多才さを活用し、バック4のすべてで起用している」。守備力を激賞するレポートには、欧州王者に勝った試合の貢献も添えられています。

「フットボールロンドン」のサム・ヒル記者は、ブレントフォード戦のプレスカンファレンスに臨んだ指揮官のコメントを紹介。「とても評価している。彼が本当に好きだ。クラブのみんなから愛され、尊敬されている。今は多くの出場時間を得ており、チームにインパクトを与えるために必要なレベルに達している」。冬に手離すという選択肢は100%ないといえるでしょう。

冨安とアーセナルの契約は残り18ヵ月で、1年の延長オプション付き。慌てて契約を更新しなくてもいい状況ではあるものの、このまま夏になれば、セリエAとブンデスリーガのクラブから魅力的なオファーが舞い込む可能性があります。早期に契約を延長し、「クラブは彼を必要としており、彼も動く気はない」と知らしめれば、懸念材料をひとつ減らすことができます。

サカ、マルティネッリ、ウーデゴーア、サリバ、ガブリエウ、ネルソン、ラムズデール。過去1年以内に7人の主力の契約を延長したクラブは、ベン・ホワイトと冨安のサインを得られれば盤石です。冨安について、「おそらく今は、左サイドの序列はジンチェンコより上」と伝えたロンドンのメディアは、「ガナーズのなかで最も年俸が低いシニアプレーヤー」ともいっています。

日本のプレミアリーグファンとしては、エドゥSDの大盤振る舞いを期待したいところですが、年が明ける前に話はまとまるでしょうか。「テレグラフ」「フットボールロンドン」「イブニングスタンダード」「デイリー・メール」が一斉に「Takehiro Tomiyasu」を見出しにして、「BBC」まで「アーセナルが売却を否定」と打ち出しているのを見るとテンションが上がりますね…!


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