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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

サポーターが過熱するマンチェスター・シティVSリヴァプール…実は選手同士はかなり仲良し♡

プレミアリーグは5勝4分5敗と互角で、2022年のFAカップ準決勝はリヴァプールが勝利。昨季のコミュニティシールドはリヴァプールが3-1で完勝し、カラバオカップ4回戦はマンチェスター・シティが3-2で制しました。ペップがマンチェスターに降臨した2016年以降の戦績は、2017-18シーズンのCLでダブルを決めたクロップが8勝4分5敗で勝ち越しています。

プレミアリーグ2023-24シーズンの13節、首位マン・シティと2位レッズがエティハドで激突するシックスポインター。ランチタイムキックオフとなった一戦について、「この試合を土曜日の12時半にやるのか?正直にいおう。こんな決定を下す人たちは、フットボールを感じられないね」と嘆くクロップ監督には、グレーター・マンチェスター警察からの説明が必要のようです。

「レッズサポーターがペップと選手たちが乗っているバスを襲撃したり、シティズンがヒルズボロを揶揄するチャントを絶唱したりしなければ、キックオフは17時30分だったんです」と。素晴らしいバトルを重ねるごとに、サポーターがヒートアップするライバル対決ですが、2人の指揮官は友好的な姿勢を崩しません。

ユルゲン・クロップはペップについて「世界最高の監督」と称えており、ペップは「最大のライバル」という言葉を繰り返しています。ファーガソンVSヴェンゲルや、モウリーニョVSペップを見続けてきた者にとっては、あまりにも清々しい関係です(内心はともかく)。ボス同士だけでなく、赤と青の選手たちも、ダービーを戦う関係ではありえない交流が広がっているようです。

What do Manchester City and Liverpool really think of each other?(マンチェスター・シティとリヴァプールはお互いをどう思っているのか?)と題した記事を配信した「アスレティック」のマーク・クリッチリー記者とサイモン・ヒューズ記者によると、最も仲がいいのはデブライネとファン・ダイク。両者の関係をひとことで表現すると、「ご近所さん」です。

マン・シティのプレーメイカーは、2022年4月にエティハドで戦った2-2のゲームの後、「ファン・ダイクとは家が近く、朝の通学路で会ったのをきっかけにお互いをよく知るようになった」と明かしています。両者の奥様であるミケーレ・ラクロワさんとリケ・ヌートゲダグトさんも親交があり、家族ぐるみのお付き合いが続いているそうです。

ファン・ダイクは、オランダ代表のチームメイトであるナタン・アケともプライベートの関係があり、夏のバカンスでデブライネも交えて3人で写真に収まっています。バカンスといえば、共通の友人がいるグリーリッシュとロバートソンも、一緒にラスベガスに出かけたことがあると伝えられています。

ショボシュライとハーランドは、レッドブル・ザルツブルクつながり。フリアン・アルバレスとマック・アリスターは、アルゼンチン代表として戦ったワールドカップでトロフィーを獲得し、絆を深めたようです。ポルトガル代表のジョッタは、リヴァプールに代表の仲間を引き入れていいといわれたら?という問いに対して、ベルナルド・シウヴァを指名しています。

アリソンとエデルソンはブラジル代表のライバルですが、イングランド代表では考えられないネットワークを築いています。2018年の夏、アリソンのレッズ移籍が決まると、エデルソンがランチに招待。彼らとフェルナンジーニョ、フィルミーノ、ファビーニョ、フレッジの6人は、コロナ禍ではzoomのおしゃべり仲間で、ロックアウトの解除後はバーベキューを楽しんだそうです。

ハイベリーのトンネルで、ロイ・キーンとヴィエラが一触即発となったシーンが脳裏に蘇るオールドファンの目には、あまりにも眩しい新時代。VARがやらかさなければ、本日もフェアな勝負を愉しめそうです。マン・シティが勝てば、86年ぶりとなるリーグのレッズ戦連勝。サラーが2発決めれば、クラブ史上5人めの在籍200ゴール。キックオフまで残り10時間…楽しみですね!


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