2023.12.09 アーセナルの話題
絶好調エメリは、古巣にリベンジを果たせるか?アストン・ヴィラVSアーセナル、直前プレビュー!
ウナイ・エメリのチームは、優勝候補なのか?現地の記者やジャーナリストから、アーセナル戦の結果次第で彼らの評価を変える必要があるという声が挙がっています。9月末にブライトンを6-1で粉砕してから、公式戦13試合を10勝2分1敗。15節のマンチェスター・シティ戦は圧巻でした。
11分のハーランドのダブルチャンス以降、昨季プレミアリーグ王者は決定機を創れず、シュート数は22対2。驚愕のスタッツは、ペップ・グアルディオラのキャリアにおける最少シュートで、最多被弾でもあります。ファイナルサードで13回のポゼッション奪取は、ペップがプレミアリーグに来てからのワーストです。
ロドリとデブライネがいなかったといえば、守備の要のタイロン・ミングスと前線のブエンディアがシーズンアウトと逆襲されるでしょう。アンフィールドのリヴァプールには3-0で完敗したものの、チェルシー、トッテナム、マン・シティを撃破したアストン・ヴィラは、首位アーセナルと4ポイント差の3位にジャンプアップしています。
一方、ヴィラ・パークに乗り込むガナーズも公式戦6連勝、プレミアリーグ4連勝と好調キープ。ダヴィド・ラヤが振るわず、残り30分で2-3と苦しんだルートン戦は、デクラン・ライスがラストプレーでヘディングを右隅に叩き込みました。マンチェスター・ユナイテッド戦の追加タイムにも決勝ゴールをゲットしたMFは、今や中盤センターになくてはならない存在です。
プレミアリーグ15戦で14失点は、リヴァプールと並んでリーグ最少。11勝のうち7勝は1点差で、ラスト5分からの決勝ゴールが4つもあり、最終盤にイーブンでも慌てないチームに進化しています。ゴールランキングのTOP20に入っているのは、5発で15位のブカヨ・サカのみ。それでも33ゴールはハーランドを擁するマン・シティと3点差の4位で、攻撃の多様性が際立っています。
さて、ここからは決戦の注目ポイントを整理しましょう。ヴィラ・パークで14連勝中のエメリが、最後にホームで敗れたのはアーセナルです。2020-21シーズンにダブルを記録したヴィラは、直近2年はダブルの倍返しを喰らって4連敗中。90分まで2-2だった2月のホームゲームは、追加タイムにジョルジーニョのミドルとマルティネッリの独走で2点を失い、敗れています。
エメリの基本フォーメーションは、オリー・ワトキンスとムサ・ディアビを前線に配する4-4-2ですが、マン・シティ戦ではティーレマンスを前に出す4-4-1-1が機能しました。抜け目ない指揮官は、ジンチェンコのエリアを崩そうとして同じ戦い方をチョイスする可能性があります。最初の見どころは、中盤の主導権争いでしょう。
左サイドのマッギンは中央に絞ってドゥグラス・ルイス&ブバカル・カマラと絡み、空いたスペースにはデューニュがオーバーラップ。右のフルバックのコンサはさほど上がらず、ティーレマンスがサイドにまわってレオン・ベイリーをサポートします。中盤に人数を揃えてパスの精度を高め、オリー・ワトキンスに当ててからスピードアップするアタックは迫力十分です。
対するガナーズの左サイドは、ジンチェンコかキヴィオルか。苦戦が続いているアルテタ監督は、ビハインドを背負う展開を嫌って、ルートン戦と同様にキヴィオルを先発させるかもしれません。そうなると課題は、「中盤に4人を密集させる相手に対して、デクラン・ライス、ウーデゴーア、カイ・ハヴェルツが数的不利になる状況をいかに避けるか」です。
2つめのポイントは、サカとマルティネッリがサイドを制圧できるか。レフティがディーニュを抑え込み、快足の11番とカイ・ハヴェルツがコンサを振り回すシーンを増やせれば、ガナーズ優勢です。左に流れてくるオリー・ワトキンスVSサリバ、スペースを創るのがうまいジェズスVSパウ・トーレスのマッチアップも、勝負を決めるポイントとなりそうです。
トッテナムとニューカッスルが敗れるのを見ても、スコア予想などという暴挙に出るのは、「BBC」のクリス・サットンと「スカイスポーツ」のジョーンズ・ノウズぐらいでしょう。両者の記事を読むと…おお、揃って1-1ドロー!そういわれると、一番人気を切ってナンボの穴党の血が騒ぎます。
「1-2でアーセナル、しかも逆転」という踏み込んだ予想を残して、夕暮れの一戦に向かいましょう。ヴィラとリヴァプールが勝てば、プレミリーグ2023-24シーズンは混戦続行。ガナーズが勝って、レッズが不振のクリスタル・パレスに敗れ、ルートンと戦うマン・シティがポイントを落とせば…いや、さすがにそれはないでしょう。もとい、キックオフまで14時間。楽しみです!
11分のハーランドのダブルチャンス以降、昨季プレミアリーグ王者は決定機を創れず、シュート数は22対2。驚愕のスタッツは、ペップ・グアルディオラのキャリアにおける最少シュートで、最多被弾でもあります。ファイナルサードで13回のポゼッション奪取は、ペップがプレミアリーグに来てからのワーストです。
ロドリとデブライネがいなかったといえば、守備の要のタイロン・ミングスと前線のブエンディアがシーズンアウトと逆襲されるでしょう。アンフィールドのリヴァプールには3-0で完敗したものの、チェルシー、トッテナム、マン・シティを撃破したアストン・ヴィラは、首位アーセナルと4ポイント差の3位にジャンプアップしています。
一方、ヴィラ・パークに乗り込むガナーズも公式戦6連勝、プレミアリーグ4連勝と好調キープ。ダヴィド・ラヤが振るわず、残り30分で2-3と苦しんだルートン戦は、デクラン・ライスがラストプレーでヘディングを右隅に叩き込みました。マンチェスター・ユナイテッド戦の追加タイムにも決勝ゴールをゲットしたMFは、今や中盤センターになくてはならない存在です。
プレミアリーグ15戦で14失点は、リヴァプールと並んでリーグ最少。11勝のうち7勝は1点差で、ラスト5分からの決勝ゴールが4つもあり、最終盤にイーブンでも慌てないチームに進化しています。ゴールランキングのTOP20に入っているのは、5発で15位のブカヨ・サカのみ。それでも33ゴールはハーランドを擁するマン・シティと3点差の4位で、攻撃の多様性が際立っています。
さて、ここからは決戦の注目ポイントを整理しましょう。ヴィラ・パークで14連勝中のエメリが、最後にホームで敗れたのはアーセナルです。2020-21シーズンにダブルを記録したヴィラは、直近2年はダブルの倍返しを喰らって4連敗中。90分まで2-2だった2月のホームゲームは、追加タイムにジョルジーニョのミドルとマルティネッリの独走で2点を失い、敗れています。
エメリの基本フォーメーションは、オリー・ワトキンスとムサ・ディアビを前線に配する4-4-2ですが、マン・シティ戦ではティーレマンスを前に出す4-4-1-1が機能しました。抜け目ない指揮官は、ジンチェンコのエリアを崩そうとして同じ戦い方をチョイスする可能性があります。最初の見どころは、中盤の主導権争いでしょう。
左サイドのマッギンは中央に絞ってドゥグラス・ルイス&ブバカル・カマラと絡み、空いたスペースにはデューニュがオーバーラップ。右のフルバックのコンサはさほど上がらず、ティーレマンスがサイドにまわってレオン・ベイリーをサポートします。中盤に人数を揃えてパスの精度を高め、オリー・ワトキンスに当ててからスピードアップするアタックは迫力十分です。
対するガナーズの左サイドは、ジンチェンコかキヴィオルか。苦戦が続いているアルテタ監督は、ビハインドを背負う展開を嫌って、ルートン戦と同様にキヴィオルを先発させるかもしれません。そうなると課題は、「中盤に4人を密集させる相手に対して、デクラン・ライス、ウーデゴーア、カイ・ハヴェルツが数的不利になる状況をいかに避けるか」です。
2つめのポイントは、サカとマルティネッリがサイドを制圧できるか。レフティがディーニュを抑え込み、快足の11番とカイ・ハヴェルツがコンサを振り回すシーンを増やせれば、ガナーズ優勢です。左に流れてくるオリー・ワトキンスVSサリバ、スペースを創るのがうまいジェズスVSパウ・トーレスのマッチアップも、勝負を決めるポイントとなりそうです。
トッテナムとニューカッスルが敗れるのを見ても、スコア予想などという暴挙に出るのは、「BBC」のクリス・サットンと「スカイスポーツ」のジョーンズ・ノウズぐらいでしょう。両者の記事を読むと…おお、揃って1-1ドロー!そういわれると、一番人気を切ってナンボの穴党の血が騒ぎます。
「1-2でアーセナル、しかも逆転」という踏み込んだ予想を残して、夕暮れの一戦に向かいましょう。ヴィラとリヴァプールが勝てば、プレミリーグ2023-24シーズンは混戦続行。ガナーズが勝って、レッズが不振のクリスタル・パレスに敗れ、ルートンと戦うマン・シティがポイントを落とせば…いや、さすがにそれはないでしょう。もとい、キックオフまで14時間。楽しみです!
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