2024.01.14 プレミアリーグ観戦記2023-24プレミアリーグ観戦記
【Newcastle×MAN.CITY】最終盤の激痛の失点は今季6度め…4連敗のニューカッスルは11位に転落!
昨季プレミアリーグを4位で終えたニューカッスルは、リーグ最少の33失点。終盤に決められてポイントをロストしたのは、98分にファビオ・カルヴァーリョに決勝ゴールを許した5節のリヴァプール戦だけでした。しかし今シーズンは、劇的なゴールを喰らってドローや敗戦に追い込まれる試合が激増しています。
残り10分まで1-0だった3節のリヴァプール戦は、ダルウィン・ヌニェスに右から2発叩き込まれて逆転負け。イサクの2ゴールで2-1だった6節のウェストハム戦は、89分にボックス手前に入ったクドゥスに左足で決められました。激痛だったのはチャンピオンズリーグで、アウェイ勝利が目前だったパリ戦は、ラストプレーでムバッペにPKを与えて1-1のドローに持ち込まれました。
続くミラン戦は、5万を超える援軍の後押しがあるセント・ジェームズ・パーク。勝てば2位通過だったのですが、1-1の84分に4対3のカウンターを受け、ボックス右で余ったチュクウェゼに決められてグループ最下位に転落してしまいました。その2試合後、チェルシーにPK戦で敗れたカラバオカップ準々決勝も、0-1からのムドリクの同点ゴールは92分です。
そして昨日、マンチェスター・シティとのホームゲームも勝てる展開でした。開始2分、最終ラインと入れ替わったイサクのグラウンダーを、ロングスタッフが押し込んだシーンはオフサイドでしたが、カイル・ウォーカーと接触したエデルソンが負傷リタイア。26分にカイル・ウォーカーのクロスをベルナルド・シウヴァに巧みなバックヒールで決められるも、前半は2-1でした。
ブルーノ・ギマランイスのロングフィードが、ラインの裏に飛び出したイサクに届いたのは35分。SBをかわしたエースのコントロールショットは、右のサイドネットに吸い込まれる完璧な弾道でした。逆転ゴールは2分後、左サイドからカットインしたアンソニー・ゴードンも、カイル・ウォーカーを問題にせずイサクと同じコースで叩き込みました。
51分のフリアン・アルバレスのFKを、左に飛んでセーブしたドゥブラフカは絶好調。敵陣でのロドリの奪取から始まった64分のショートカウンターも、ジェレミー・ドクのグラウンダーを受けたフリアン・アルバレスの一撃を右に反応してパンチしています。昨季のニューカッスルなら勝ちパターン。しかしマン・シティには、ハムストリングの負傷が癒えた稀代のプレーメイカーが戻ってきていました。
69分にベルナルド・シウヴァと代わったデブライネは、入って早々のFKを壁に当てた後、74分にロドリの縦パスを受けて中央へ。シェアの股間を通した右足のインサイドは、タイミングもコースもパーフェクトでした。2-2となり、サイドアタックとセットピースからのボールをはね返し続けたホームチームは、3分の追加タイムを耐え切れば1ポイントはゲットできたのですが…。
何度リプレイを見ても、オスカー・ボブがトリッピアーに勝てると判断した理由がわかりません。91分にデブライネの浮き球がSBの裏に落ち、競り勝ったボブが守護神をダブルタッチでかわして無人のゴールに転がしました。ペップの喜びようは、いかに苦しい展開だったかを物語っています。負ければ首位リヴァプールに5ポイント差だった昨季王者は踏み止まりました。
パス成功134本のロドリは、チャンスクリエイト3回、ドリブル成功3回、ロングフィード5本と圧巻のパフォーマンス。中盤で主導権を握り続けたマン・シティは、前線が決定機を逃してしまい、ドロー寸前に追い込まれていました。残り20分から攻撃に希望を見出せなくなっていたニューカッスルは、ラッセルズを後方に足してガチガチに守ってもよかったのではないでしょうか。
強みだった守備が崩壊し、直近の7試合で15失点。1勝6敗と絶不調に陥ったエディ・ハウのチームは、チェルシーにもかわされて11位に落ちています。運動量が豊富なジョエリントンの復帰は3月、絶対的守護神ポープは4月。負傷者リストに12人が名を連ねているのに、PSR違反をケアしなければならず、補強どころか主力を売る必要があると報じられています。
ハムストリングを痛めたブルーノ・ギマランイスは、軽傷を祈るしかありません。何人かのキーマンが戻ってくる2月中旬までは、現有戦力で耐えるしかないようです。アストン・ヴィラ、ルートン、ノッティンガム・フォレスト、ボーンマス、アーセナル。トリッピアーのサイドがウイークポイントとなった今のマグパイズが、ポイントを計算できる相手はひとつもありません。
残り10分まで1-0だった3節のリヴァプール戦は、ダルウィン・ヌニェスに右から2発叩き込まれて逆転負け。イサクの2ゴールで2-1だった6節のウェストハム戦は、89分にボックス手前に入ったクドゥスに左足で決められました。激痛だったのはチャンピオンズリーグで、アウェイ勝利が目前だったパリ戦は、ラストプレーでムバッペにPKを与えて1-1のドローに持ち込まれました。
続くミラン戦は、5万を超える援軍の後押しがあるセント・ジェームズ・パーク。勝てば2位通過だったのですが、1-1の84分に4対3のカウンターを受け、ボックス右で余ったチュクウェゼに決められてグループ最下位に転落してしまいました。その2試合後、チェルシーにPK戦で敗れたカラバオカップ準々決勝も、0-1からのムドリクの同点ゴールは92分です。
そして昨日、マンチェスター・シティとのホームゲームも勝てる展開でした。開始2分、最終ラインと入れ替わったイサクのグラウンダーを、ロングスタッフが押し込んだシーンはオフサイドでしたが、カイル・ウォーカーと接触したエデルソンが負傷リタイア。26分にカイル・ウォーカーのクロスをベルナルド・シウヴァに巧みなバックヒールで決められるも、前半は2-1でした。
ブルーノ・ギマランイスのロングフィードが、ラインの裏に飛び出したイサクに届いたのは35分。SBをかわしたエースのコントロールショットは、右のサイドネットに吸い込まれる完璧な弾道でした。逆転ゴールは2分後、左サイドからカットインしたアンソニー・ゴードンも、カイル・ウォーカーを問題にせずイサクと同じコースで叩き込みました。
51分のフリアン・アルバレスのFKを、左に飛んでセーブしたドゥブラフカは絶好調。敵陣でのロドリの奪取から始まった64分のショートカウンターも、ジェレミー・ドクのグラウンダーを受けたフリアン・アルバレスの一撃を右に反応してパンチしています。昨季のニューカッスルなら勝ちパターン。しかしマン・シティには、ハムストリングの負傷が癒えた稀代のプレーメイカーが戻ってきていました。
69分にベルナルド・シウヴァと代わったデブライネは、入って早々のFKを壁に当てた後、74分にロドリの縦パスを受けて中央へ。シェアの股間を通した右足のインサイドは、タイミングもコースもパーフェクトでした。2-2となり、サイドアタックとセットピースからのボールをはね返し続けたホームチームは、3分の追加タイムを耐え切れば1ポイントはゲットできたのですが…。
何度リプレイを見ても、オスカー・ボブがトリッピアーに勝てると判断した理由がわかりません。91分にデブライネの浮き球がSBの裏に落ち、競り勝ったボブが守護神をダブルタッチでかわして無人のゴールに転がしました。ペップの喜びようは、いかに苦しい展開だったかを物語っています。負ければ首位リヴァプールに5ポイント差だった昨季王者は踏み止まりました。
パス成功134本のロドリは、チャンスクリエイト3回、ドリブル成功3回、ロングフィード5本と圧巻のパフォーマンス。中盤で主導権を握り続けたマン・シティは、前線が決定機を逃してしまい、ドロー寸前に追い込まれていました。残り20分から攻撃に希望を見出せなくなっていたニューカッスルは、ラッセルズを後方に足してガチガチに守ってもよかったのではないでしょうか。
強みだった守備が崩壊し、直近の7試合で15失点。1勝6敗と絶不調に陥ったエディ・ハウのチームは、チェルシーにもかわされて11位に落ちています。運動量が豊富なジョエリントンの復帰は3月、絶対的守護神ポープは4月。負傷者リストに12人が名を連ねているのに、PSR違反をケアしなければならず、補強どころか主力を売る必要があると報じられています。
ハムストリングを痛めたブルーノ・ギマランイスは、軽傷を祈るしかありません。何人かのキーマンが戻ってくる2月中旬までは、現有戦力で耐えるしかないようです。アストン・ヴィラ、ルートン、ノッティンガム・フォレスト、ボーンマス、アーセナル。トリッピアーのサイドがウイークポイントとなった今のマグパイズが、ポイントを計算できる相手はひとつもありません。
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