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アストン・ヴィラが交渉スタート!コナー・ギャラガーは、トッテナムとスペインが参入する争奪戦?

「メトロ」や「ザ・サン」なら、寝かせておいてもいいのですが、「BBC」「ガーディアン」「アスレティック」「スカイスポーツ」となると話は変わります。「ガーディアン」のジェイコブ・スタインバーグ記者も、「アスレティック」のデヴィッド・オーンスタイン記者も、「アストン・ヴィラがチェルシーのコナー・ギャラガー獲得に向けて交渉を開始」といい切っています。

2023-24シーズンのプレミアリーグで37試合に先発。そのうち24試合はキャプテンマークを着けています。唯一の欠場となったマンチェスター・ユナイテッド戦は、サスペンデッド。コール・パルマーとともに、ポチェッティーノ監督に最も信頼されていたプレーヤーです。9勝5分1敗という終盤の追い込みで、5ゴール3アシスト。彼がいなければ、欧州への復帰はなかったはずです。

チェルシーとの契約は残り1年。しかし、延長交渉は進んでいないようです。ストライカー獲得を目論むクラブの希望額は、5000万ポンド(約100億円)。1年前にマンチェスター・ユナイテッドに移籍したメイソン・マウントは、5000万とオプション500万でした。PSRを気にしているクラブは、自らの値付けを超えてくるオファーには、ノーとはいわないのではないでしょうか。

一見、成立しそうなディールですが、両者ともに疑問があります。先頃、ロス・バークリーを移籍金500万ポンドで押さえると報じられたヴィラは、中盤は充足しているように見えます。ブバカル・カマラが11月までアウトとはいえ、ドゥグラス・ルイス、マッギン、ティーレマンス、ロス・バークリーがいれば充分です。もう1枚足すなら、アンカータイプでしょう。

対するブルーズは、PSR対策としてユース上がりの選手の売却で利益を確保する意向と伝えられています。コナー・ギャラガーが最も高値といっても、トレヴォ・チャロバー、イアン・マートセン、アルマンド・ブロヤを先に売りたいところです。6月末までにキャプテンを放出しなければならないほど、今季の会計が逼迫しているのでしょうか。

「ヴィラが、5000万ポンドという高額を支払う余裕があるかどうかはわからない」とレポートしたスタインバーグ記者は、「チェルシーが1月から注視しているジョン・デュランを契約に加えて、合意に達する可能性を高める手もある」と続けています。20歳のコロンビア代表FWは、昨季プレミアリーグで90分あたりのゴール数0.97がリーグTOP。できれば残したい逸材です。

ヴィラがどうしてもほしければ、速攻を決めなければなりません。「スカイスポーツ」のカヴェ・ソルヘコル記者は、「アストン・ヴィラはアトレティコ・マドリードと争うことになる。以前にMFを獲得しようとしていたトッテナムも、オファーを提示する見通し」といっています。スペインはともかく、中盤の刷新をめざしているノースロンドンはタフなライバルです。

彼と働けるのはうれしい。楽しみにしている。チェルシーが、以前にいた場所に戻りたい。そのために、新しい監督とともに成長していきたい」。マレスカ監督の就任について聞かれたコナー・ギャラガーは、やはり残りたがっているようです。ヴィラは本気なのか。ユヴェントスがドゥグラス・ルイスを狙っているといわれていますが…。


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