パーティー禁止、夕方練習…プレミアリーグの不振クラブに忍び寄る「クリスマスの危機」!
不調クラブといえば、最下位に沈むサンダーランドと、プレミアリーグ6位に停滞しているマンチェスター・ユナイテッドもパーティーどころではないようです。スケジュールがタイトになるこの時期は、集中力とコンディションキープを心がけてほしいとパーティーを禁止したのは、サンダーランドのデヴィッド・モイーズ監督です。ボーンマスとハル・シティに連勝して18位に浮上したチームは、その後の1勝2敗で順位テーブルの底辺に逆戻り。サポーターがストレスを溜めているなかで、選手たちが派手に騒いでいる姿をタブロイド紙にすっぱ抜かれるのは避けたいものです。ただし、モイーズ監督がNGを出したのはパーティーだけで、選手たちには家族や恋人とクリスマスを過ごしてほしいと伝えているとのこと。ワットモアとマクネアが今季絶望となり、窮地に追い込まれているチームは、この難しい時期に巻き返しを図れるでしょうか。デフォー8ゴール、その他でたった5ゴールのチームは、中盤の選手たちの奮起が必要です。
元マンチェスター・ユナイテッドのモイーズさんは、新チームでパーティーをやめるように伝えただけでしたが、現在のマン・ユナイテッド指揮官ジョゼ・モウリーニョは、クリスマスの16時30分という微妙な時間にトレーニングを入れたと報じられています。「Jose Mourinho orders Manchester United players in for training at Old Trafford at 4.30pm on Christmas Day」という見出しを立てた「ザ・サン」の記事は、「前任者のファン・ハール監督は、家族と過ごしてほしいとクリスマスをオフにしていた」と煽りながら、マンチェスター・ユナイテッドのスケジュールを紹介しています。
「ファーギーのときでさえ、こんな話は聞いたことがない」。トレーニングセッションが開催されるのがキャリントンではなくオールド・トラフォードであることも物議を醸しているようで、タブロイド紙はスタッフの増員が必要になると伝えています。プレミアリーグの他クラブやこれまでのマン・ユナイテッドのように、午前中のランアウトで解散して午後を解放してもらえるのであれば、選手も裏方もひと息つけたでしょう。「ターキーと熟成ワインの時間に選手たちをオールド・トラフォードに集めた」と書かれた指揮官は、年末年始で上位との勝ち点差を詰めることができるでしょうか。ちなみにボクシングデーの対戦相手は…おお!
プレミアリーグ18節、オールド・トラフォード、マンチェスター・ユナイテッドVSサンダーランド
この一戦は、モイーズ監督とオシェイ、ヤヌザイ、ドナルド・ラブが古巣のスタジアムでいいところを見せられるか、マンチェスター・ユナイテッドがホーム連勝を飾れるかといったあたりが見どころですが、クリスマス直後の両チームのモチベーションにも留意しながら観戦したいと思います。直前のゲームで、イエローカードやレッドカードをもらった選手の顔ぶれももちろんチェックして…。
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更新ご苦労様です。
なかなか面白い視点だと思います。
選手と言えども、欧米ではクリスマスは一大イベントでしょうから、ユナイテッドとサンダーランドの選手達は妙な気持ちに包まれているかもしれませんね。この勝負はチームの状態を鑑みるとユナイテッド有利と見ましたが、サンダーランドは勝ち点1を獲得するサッカーに転じるのか興味深いゲームになりそうです。
Macki さん>
ありがとうございます。クリスマスは、騒ぎ過ぎて数々の事件が起きるぐらいの一大イベントですので、パーティー禁止はストレスが溜まるでしょう。サンダーランドは守ってくるでしょうね。心配です。