どうしたリヴァプール!FKとカウンターで2発決めたウルヴズがジャイアントキリング達成!
年明けのプレミアリーグで未勝利のレッズは、ウィガン相手にどこまでメンバーを落とすのでしょうか。GKロリス・カリウス、DFランドール、クラヴァン、ジョー・ゴメス、アルベルト・モレノまでは想定内。中盤はルーカス、エジャリア、ワイナルドゥム、3トップにはフィルミーノ、オリギに加えて17歳のウッドバーンが入っています。不安半分、楽しみ半分のフォーメーションですが、キックオフから1分も経たないうちにウルヴスが先制します。右からのFKに、体ひとつ出たのはステアマン。ノーマークで頭に当てられては、ロリス・カリウスはどうしようもありません。
アンフィールドで3戦連続勝利なしのレッズは、まずは最終ラインを落ち着かせて反撃に転じたいところ。ところが10分、ハーフラインからドリブルを始めたエルデル・コスタにレッズ守備陣が次々と抜かれ、あっという間にGKと1対1。ウッドバーンがプレッシャーをかけ、シュートは外させたものの危険なシーンでした。見るからにテンポが遅いレッズのビルドアップ。楔のパスを入れてもそこから展開できず、左右からの長いクロスに頼る悪いときのパターンにはまりそうです。20分、ルーカス・レイヴァがフリーで放ったミドルは大きく上にアウト。エジャリアの縦パスを受けた32分のフィルミーノのシュートも、腰が入らず右に切れていきます。
41分、何とウルヴズが2点めです。ボックス手前でエジャリアがボールを失ったカウンター。アルベルト・モレノをかわしたエルデル・コスタのスルーパスを受けて、左から中にロリス・カリウスを抜き去ったのは、プレミアリーグファンには懐かしい元アストン・ヴィラのヴァイマンです。プレミアリーグ4位が、チャンピオンシップ18位に0-2とされて前半が終わりました。最悪の45分をベンチで我慢したクロップ監督は、ハーフタイムに手を打ってくるはずです。
やはりランドールをコウチーニョ。48分、右から入れたウッドバーンのFKは、フィルミーノのヘッドがクラヴァンに当たって右に外れます。コウチーニョが中央で舵を取るようになり、レッズは前線に勝負できるパスが出るようになりました。左右に流れるフィルミーノと、ボックスに入ってくるワイナルドゥムの対応に追われ、ウルヴス守備陣は防戦一方。右のウッドバーンのクロスが味方に合えば、レッズはゴールを奪えそうです。61分、左に出たパスに走ったアルベルト・モレノがGKバーゴインに先着しますが、タッチが大きくゴールラインを割ってしまいます。クロップ監督の次のカードはスタリッジでしょう。65分に不振のストライカーと代わったのは、フィルミーノでした。
GKバーゴインが必死にセーブするシーンがないまま、残り15分となりました。エジャリアに代わったエムレ・ジャンは、膠着したムードを変えることができるでしょうか。レッズがようやく1点を返したのは86分。右からのCKのこぼれ球を、右のポスト際にいたスタリッジがヘッドでファーに送り、フリーだったオリギが頭で押し込みました。直後、レッズの守備陣4人を引き連れて粘ったボドファルソンの左足シュートは何とかカット。追加タイムは4分ありましたが、焦るオリギがファールを連発し、ウルヴスに時間を遣われてしまいます。1-2、目覚めるのが遅かったレッズは、ジャイアントキリングを許して大会から去ることになりました。
ステアマンとハウスのCBコンビががんばったのは確かですが、ウッドバーンのクロスを筆頭にレッズのパスの精度は低く、難しい体勢からのミドルをGKの正面に打つばかり。スタリッジは楔のボールが入ってもタメを創れず、オリギはポジショニングが今ひとつでいい形でボールをもらえませんでした。うーん、厳しい。ミッドウィークのプレミアリーグはチェルシーとの大一番ですが、アンフィールドで3連敗のチームに、ホームのアドバンテージはないに等しいでしょう。クロップ監督は、この苦境をどう乗り越えるのでしょうか。ジョー・ゴメスかクラヴァンを左SBに置いてミルナーを中盤に上げるなど、チームを活性化する何らかの変化が必要でしょう。プレミアリーグ1本となったレッズに、今季最大の試練が待ち受けています。
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更新ご苦労様です。
どうしてしまったのでしょうか、、、レッズ。
嘆いてばかりも入られませんが、これが今の現実です。受け入れるしかないのですが、トップチームのレギュラーメンバーは距離感も近く攻撃力抜群ですが、若手主体+レギュラーメンバーですと、どうしてもチグハグになってしまいますね。ここに来て層の薄さを感じずにはいられません。オリギは得点は決めましたが、それ以外は採点するのも難しいですね。またスタリッジも効果的とはいかず、またしても外野がうるさくなりそうです。
ミッドウィークのチェルシー戦が心配でたまりませんがチームを信じます。
いろんな意味でリバプールには頑張ってもらわないと困る身なのですがねw
とりあえずミッドウィークは覚醒していただきたいです!!
どうしてしまったというのなら、ただただ思うに、ウィンターブレイクも長く18チームのリーグ戦であるブンデスリーガでやっていた戦術がこの過密日程のイングランドでは選手が「持たない」ということなのではないでしょうか。
かのドルトムント時代から非常に選手の負担の大きな戦い方だということは誰もが認めるところですし。
ドイツでは小休止があった年末年始以降に失速したのはそれに起因してると思うのですが。
CL権争いが熾烈になりそうですから
負けても良いかなくらいに思いますし
リバプールは若手主体でしたからね
シティも若手をもっと使って欲しかったです
負けが混むのは単純に負荷の大きいサッカーなのに選手層が薄い中で、
最高のメンバーでしか出来ない最高のサッカーを目指し続けて32日で10試合という過密日程をこなしたからですね
4-3-3で両SBが上がるサッカーはバルサでも裏を狙われて失敗して片側のSBは低いポジションを取るようにしたのに、
控えの下手な選手がボールロストを多発する中でも相変わらず両SBは高いポジション取っていて
全てのカウンターを潰していた走れて、判断力の高いヘンドに完全依存していた守備が彼の疲労で崩壊した事が全てです
ヘンドとルーカス除けば全員2013年以降入社の元ブラック企業は古株の不良社員を放り出して期待の新人を育ててますから
この時期の失速は予想してましたけど、冬の大補強か奇跡が起きてタイトルの可能性は消えましたね
ただ、2月に4位から落ちても3月からの月3試合ペースで回復して欧州を戦う他チーム次第ですが、CL権は確保出来るはずです
判断力が高くてトラップの技術が最低限ある選手が凄く成長して、控え選手とレベル差が付きすぎました
スパーズの後ろを1年遅れで再建の王道を走るチームは成長中なので、将来が楽しみです
バカの1つ覚えの戦術は控え選手に刷り込む作用もあるので、短期の結果なんて気にしませんけど、クロップのローテ下手だけは来年に改善を期待してます
現地は相当荒れているみたいですね。笑
私としては、何を今更?という感じです。
この時期に失速することは誰しもわかっていたはずです。クロップなどチームの人間ならなおさらです。たしかにFAカップを落としたのは非常に残念です。ですが、リバプールはここから必ず這い上がってきます。マネが帰ってきます。試合はリーグ戦のみです。なにしろ今シーズンはクロップ政権実質1年目なのです。ここを耐え切れば必ず光がやってくるはずです。上位陣の順位変動が激しく、なんとも見応えのあるプレミアリーグではないですか。筆者様のチームと共にまだまだリーグを盛り上げ、シーズン終了時に1つ上の順位にいれば良いなと思います。
前半の2失点で負けは覚悟してたので落胆はあまり無かったです。
寧ろ、システム変更した後半が思ってたより良かったなと。
ここ最近の試合ではゴールへの道筋がなかなか見られなかったので(苦笑)
今のスタイル継続ならマネが戻ってきてもカウンター問題は解決しないと思っているので新システムへの移行も有りだと思いますが、次がチェルシー戦ってのがまたタイミングが悪いですね。
とりあえず、これでリーグ一本になったので落ち着いて建て直してもらいたいです。
Mackiさん>
コウチーニョは調子を上げてきましたが、オリギとスタリッジが今ひとつなのが痛いですね。チェルシー戦は、気持ちがこもった試合を期待します。
ひろとさん>
そうですね。ドロー以上でいっていただきたいですね。
プレミアリーグ大好き!さん>
同様によく走るマンチェスター・シティやトッテナムは、意図的に引いてカウンターに徹することができるので、レッズもプランBの質を上げないといけませんね。
シティふぁんさん>
とはいえホーム連敗中だったので、勝っていい気分で次にいきたかったのではないでしょうか。相手はチャンピオンシップ18位ですし。
Kさん>
何人かの主力がパフォーマンスを落としており、プレミアリーグ4位以内は彼らがトップフォームに戻るという条件つきですね。「日程が楽になる=調子が上がる」ではないことは、ベニテス時代に過密日程をものともしなかったチェルシーや、昨季最後に失速したスパーズが示してますので。
キング・ペニーさん>
1月に苦しい試合が増えるのは予想できたものの、1勝3分4敗まで落ちるとは思っていませんでした。上に離されずについていかなければなりませんね。
Nullさん>
チェルシー戦で勝ち点を奪えれば、メンタルのコンディションは上がるでしょう。自信のなさや焦りも、直近の不振の構成要素ではないかと思います。
いつも楽しく拝見させて頂いております。
ところで、対戦相手が試合中にWiganからウルブズに変わっています。
野暮ですみません。