【MAN.CITY×WBA】勝負を決めたアグエロ&デブライネ!完勝マンチェスター・シティが3位浮上!
コラロフが蹴った14分のFKはゴールの右隅を捉えていたものの、フォスターが飛んでセーブ。17分、アグエロが最終ラインのウィルソンからボールを奪うと、きれいなスルーパスでサネが1対1となりますが、力んだシュートを右に外してしまいます。WBAがプレスに負けて自陣でミスを繰り返しているうちに、先制点を奪いたいマン・シティ。最初の歓喜は27分でした。静かに中盤でパスをまわしていた水色のチームは、ヤヤ・トゥレがアグエロに縦パスを通すと一気にペースアップ。アグエロのヒールパスでボックス左から上がったデブライネがクロスを入れると、ノーマークだったガブリエウ・ジェズスが軽くタッチしてネットを揺らしました。さらに2分後、今度は中央突破。フェルナンジーニョの縦パスにサネ、アグエロが絡んでガブリエウ・ジェズスにラストパス。必死に着いたウィルソンがカットすると、これをダイレクトで叩いたデブライネの一撃に、フォスターは動けませんでした。2-0、これはセーフティリードといっていいでしょう。
39分に最前線にデブライネが走り、ダヴィド・シルヴァが出した浮き球がDFに当たってこぼれると、拾ったアグエロのミドルはフォスターの正面。40分、デブライネのスルーパスでガブリエウ・ジェズスがボックス右に侵入し、ファーに上げたクロスをトラップしたサネが左足で狙いますが、クロスバーの上を越えていきます。マンチェスター・シティが2点リードのまま前半を終え、着実にチャンピオンズリーグ出場権に近づいています。セカンドハーフもイニシアティブを取るのはホームチーム。57分、アグエロとのワンツーで3人を置き去りにしたヤヤ・トゥレが、フォスターと1対1になり右足インサイドで流し込んで3-0。62分、ダヴィド・シルヴァに代わったのは、先頃9年過ごしたクラブを退団すると発表されたサバレタです。今季最後のエティハドで見せたのペップの粋な計らいに、弛緩していたサポーターたちは歓喜と拍手でレジェンドをピッチに迎え入れます。
68分のガブリエウ・ジェズスは圧巻でした。相手の判断が遅れたのを見て取るや、右サイドから突きにいった33番は、ブラント、ヤコブ、ジョニー・エヴァンスをジグザグに抜き去って左足でシュート。フォスターがかろうじて上に弾き出しましたが、決まれば今季プレミアリーグのスーパーゴール集に加えられていたでしょう。マクリーン、モリソン、ロブソン=カヌを投入したWBAに勝負を争う雰囲気はありません。84分、自陣でミスパスをカットしたフェルナンジーニョが、右サイドのガブリエウ・ジェズスに一発でロングパスを通すと、GKと1対1になったストライカーは最初のシュートをブロックされ、2本めも右手で弾かれて天を仰ぎます。
87分に、ピューリス監督のチームが意地を見せます。前線へのロングフィードがこぼれたところをシャドリが右に展開し、ニョムのグラウンダーをロブソン=カヌが押し込んで3-1。WBAはアウェイサポーターを一瞬喜ばせることはできたものの、反撃はここまででした。マンチェスター・シティが快勝で3位に浮上し、チャンピオンズリーグの本大会ストレートインまであと1勝としました。サネとガブリエウ・ジェズスのドリブルは相変わらず鋭く、一発で局面を変えられるダヴィド・シルヴァとデブライネは健在。最終ラインを翻弄するダイレクトのさばきが絶妙だったアグエロも見逃せません。ベストメンバーで戦えれば、最後のワトフォード戦には負けないのではないでしょうか。プレミアリーグ2016-17シーズンの最終節は、三元生中継でチャンピオンズリーグ出場権の行方を追いかけたいと思います。
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アグエロが良かったですね
持ち過ぎなことが多くありましたが今日は素晴らしい連携を見せてくれました
最終節も勝ちしっかりと3位になって欲しいですね
シティふぁんさん>
ダイレクトのプレイが効果的でした。前線の選手のさばきがいいかどうかで、攻撃力は大きく変わりますよね。