2026.04.14 プレミアリーグ観戦記2025-26プレミアリーグ観戦記
【MAN.UTD×Leeds】最悪の前半、10人の後半…マグワイアとメイヌーを欠いたチームはホームで敗戦!
GKラメンス、DFマズラウィ、レニー・ヨロ、リサンドロ・マルティネス、ルーク・ショー。2センターはカゼミーロとウガルテ、2列めはアマド・ディアロ、ブルーノ・フェルナンデス、マテウス・クーニャ、最前線にシェシュコ。立ち上がりから攻めているのはアウェイのリーズで、中盤センターの田中碧が何度も縦のボールを前線に通しています。
2分に左からグラウンダーを入れたのはグズムンドソン。カルヴァート=ルーウィンのスライディングシュートは、ラメンスが右足に当てました。守護神のビッグセーブでピンチをしのいだマンチェスター・ユナイテッドは、スローに落としてペースをつかもうとしたのですが、5分にあっさり先制されてしまいました。右からクロスを上げたのはボーグルです。
カルヴァート=ルーウィンと競ったレニー・ヨロのクリアが、後ろにいたオカフォーへ。右足のボレーに、ラメンスは1歩も動けませんでした。リードされたホームチームは主導権を掌握できず、リーズの速い寄せに苦しめられています。カゼミーロのロングフィードで、アマドがラインの裏に出たのは11分。左足のシュートは、ダーロウが右に反応してキャッチしました。
17分にもカゼミーロの縦パスがアマドに通り、カウンターがスタート。左でラストパスをもらったシェシュコは迷ってしまい、緩いキックをダーロウに回収されています。19分に右からカットインしたアマドのシュートは、ファーにアウト。24分の田中碧のCKに競り勝ったビヨルのヘッドは、右に逸れていきました。リーズの3度めの決定機は、29分でした。
アーリークロスをレニー・ヨロがカットした後、こぼれ球を拾ったリサンドロ・マルティネスが出した不用意なパスをアンパドゥがインターセプトし、パスを受けたアーロンソンが左足を振り抜くと、ウガルテが体を張ってブロック。何とかしのいだかと思いきや、ヘディングの応酬からオカフォーが放ったボレーがレニー・ヨロに当たり、右隅に吸い込まれました。
ブルーノの再三のCKは味方に届かず、36分のマテウス・クーニャのミドルはクロスバーの上。ラメンスが右に出した無謀なパスをレニー・ヨロが苦し紛れに蹴り、田中碧に奪われた45分のピンチは、GKを抜いた日本代表が決める寸前にリサンドロ・マルティネスがスライディングでクリアしました。キャリック就任以来、最悪の前半は「2失点で済んだ」というべきでしょう。
後半立ち上がりの48分、ルーク・ショーの縦パスを受けたシェシュコがビヨルをかわしてダーロウの前に出ると、右足のシュートはGKに当たってジェームズ・ジャスティンが頭でクリア。マンチェスター・ユナイテッドのパスワークはスローで、縦のボールが出ず、ブルーノの放り込み以外に打ち手が見出せません。
55分のVARのチェックは、カルヴァート=ルーウィンとの競り合いで髪をつかんだリサンドロ・マルティネスが対象のようです。レッドカードを受けた6番は、直前に顔をつかまれたからか、怒りを押し殺すような表情でトンネルに向かっています。ここからは、完全にリーズのペース。62分にボックス左から打ったグズムンドソンのシュートは、ファーに流れていきました。
78分、ボーグルが入れた浮き球をフリーで叩いたカルヴァート=ルーウィンのヘッドは、ラメンスがゴールライン上でキャッチ。80分に右サイドに出たカゼミーロがニアのマテウス・クーニャにクロスを通すと、胸トラップからの一撃はダーロウがキャッチしました。85分、エンベウモのクロスに合わせたシェシュコの決定的なヘッドは、ダーロウのビッグセーブに阻まれました。
ブルーノ・フェルナンデスのCKがファーに上がり、カゼミーロのヘッドはゴールラインにいたカルヴァート=ルーウィンがクリア。こぼれ球に先着したウガルテのフィニッシュも、ゴール前で足に当てたのは9番です。91分にCKのクリアを右足で叩いたダロトは枠に収められず。10人で戦い続けたチームは、最後の6分はシュートを打てずにタイムアップとなりました。
2022年12月にクリスティアン・ロメロがククレジャの髪を引っ張ってから、レフェリーに対して「すべてレッドにせよ」と通達があり、1月のウルヴス戦でアロコダレの髪に手をかけたマイケル・キーンも退場となっています。リサンドロ・マルティネスはわかっていたはずで、ピッチを去る際の浮かない顔は、酒気帯び運転で「ビール1杯だけじゃん」とこぼすようなものです。
不要なファールで劣勢を招いたCBは、リーズの2点めのきっかけとなるミスパスと、緩慢なラインコントロールも咎められるべきでしょう。いや、最大の敗因は、試合前のトレーニングでメイヌーが負傷してしまったことかもしれません。今季の公式戦で、ウガルテが先発した試合は1勝3分6敗。2ゴール以上のゲームは、バーンリー戦とカラバオカップのグリムズビー戦だけです。
立ち上がりのリーズが反撃に転じたトリガーはウガルテのミスパスで、先制のシーンでボーグルにきれいなクロスを許したのも、蹴る瞬間に足を出さなかったからです。終盤のアタックで、後方に引いてロングフィードとクロス(トータル27本!)を繰り出すキャプテンを見ながら、「メイヌー不在なら、最初から1列下げてもよかったのに…」と思いました。
マグワイアが恋しくなり、カゼミーロに残ってくれと叫びたくなる一戦。さらに上をめざすなら、今のスカッドは足りないと考えるのが妥当でしょう。気持ちを切り替えて、チェルシー戦に臨んでいただければと思います。スタンフォード・ブリッジで勝ち切れば、その後の5試合を3勝でTOP5フィニッシュです。(リサンドロ・マルティネス 写真著作者/Ardfern)
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