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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ブルーノ・フェルナンデスが21アシスト!プレミアリーグ2025-26シーズン・ラストマッチLIVE【前編】

アーセナルの前線はジェズス、ノニ・マドゥエケ、ダウマン、マルティネッリで、クリスタル・パレスの3バックは全員サブのメンバーです。ラストマッチとなるペップも、ハーランド、ドク、シェルキ、ニコ・オライリー、マーク・グエイ、マテウス・ヌネスを先発から外しました。プレミアリーグ2025-26シーズンの最終節は、ガチンコ勝負と消化試合が明確に分かれています。

マンチェスター・ユナイテッドは、アウェイでブライトン。ブルーノ・フェルナンデスのアシストを期待しながら、スパーズ、ハマーズ、リヴァプール、ボーンマス、チェルシーの経過を追いかけましょう。立ち上がりはイーブンの展開だったアメックス・スタジアムは、5分過ぎからブライトンのペース。赤いシャツのアウェイチームは、自陣でのパスミスが目立っています。

ファン・ヘッケのクロスが左に上がったのは12分。デ・カイペルが頭で落とすと、カディオグルのシュートはラメンスの頭上を越えていきました。20分にデ・カイペルが左から放ったミドルは、ファーポストの外。マン・ユナイテッドはローテンションで、25分を過ぎてもシュートがありません。他会場を見るとマン・シティが先制し、チェルシーはビハインドを背負っています。

エティハドでゴールを決めたのはセメンヨ。CKのクリアミスを右足のボレーで左のサイドネットに収めました。ヨーロッパリーグの出場権をめざすサンダーランドは、チェルシーを相手に優位に立っており、25分の先制ゴールはGKローフスのロングフィードが起点でした。ジョレル・ハトがクリアできず、後ろに逸らすと、ヒュームのダイレクトショットが右隅に突き刺さりました。

アメックスのスコアが動いたのは33分。ブルーノ・フェルナンデスのCKをドルグが頭で押し込むと、ゴール前にいた選手たちがキャプテンに駆け寄りました。プレミアリーグレコードの21アシスト!CKとFKで9アシストは、デクラン・ライスとブカヨ・サカを上回っています。44分には、メイソン・マウントとワンツーをかわしたアマド・ディアロがボックス右を突破しました。

ゴール前に優しいグラウンダーが転がり、エンベウモが無人のゴールにプッシュして0-2。3ポイント差のボーンマスをかわせばCL出場権の可能性があるブライトンは、苦しい状況に追い込まれました。すべてのゲームがハーフタイムを迎えましたが、最も盛り上がったのは、トッテナム・ホットスパー・スタジアムでしょう。

43分の左からのCKは、マティス・テル。ファーにいたジョアン・パリ―ニャがヘディングを右のポストに当てると、ボールは足元に戻ってきました。ダイレクトで左に蹴ったボールをティエルノ・バリーがクリアするも、ゴールラインを超えていたようです。白く染まったスタンドは絶叫。殊勲のMFは優勝を決めたかのように、サブの選手たちの手荒い祝福を受けています。

ここで、前半のスコアをチェックしておきましょう。スパーズVSエヴァートン、サンダーランドVSチェルシー、フォレストVSボーンマス、マン・シティVSアストン・ヴィラ、フラムVSニューカッスルは、すべてホームチームが1-0でリード。セルハーストパークはジェズスのゴールでアーセナルが5連勝に近づいており、バーンリーとウルヴスの最下位決定戦は0-1です。

リヴァプールVSブレントフォードと、ウェストハムVSリーズはスコアレス。唯一の2点リードだったマンチェスター・ユナイテッドは、48分のカウンターで3点めをゲットしました。右サイドのアマド・ディアロが縦のスルーパスをラインの裏に入れると、タッチミスしたドルグは体勢を立て直し、外から上がってきたブルーノ・フェルナンデスにラストパスを通しました。

右足の強烈なシュートがフェルブルッヘンの足元を抜き、ゴール裏のアウェイサポーターが一斉に「Who are ya!」。ホームチームのサポーターは、ブレントフォードの敗戦と、サンダーランドVSチェルシーのドローを祈るしかありません。残り15分となり、勝負が決まったといえるのはアメックスのみ。エティハドは、アストン・ヴィラが逆転しています。

47分にCKの混戦から決めたオリー・ワトキンスが、61分のカウンターで右サイドに流れ、ロス・バークリーのスルーパスでラインの裏に抜け出しました。ジョン・ストーンズをかわして放ったシュートがトラフォードの脇を抜けて1-2。マン・シティの選手たちは、戦闘モードになっていなかったのかもしれません。

逆転ゴールの2分前にベルナルド・シウヴァが交代となり、両チームの選手が作った花道を抜けてプレミアリーグに別れを告げました。長きにわたってチームを支えたMFとハグをかわしたペップは、Tシャツで涙を拭いています。76分のレオン・ベイリーの左足シュートがポストを叩くと、直後のジョン・ストーンズの交代でも、ヴィラのメンバーが花道に加わって拍手を送っています。

センチメンタルな空気が流れるエティハドで、最後の20分はオンターゲットゼロだったマン・シティは、2位が妥当だったのでしょう。すべてが終わった後、シティズンとの別れを惜しむペップ、エデルソン、ジョン・ストーンズ、ベルナルド・シウヴァの姿を見ながら、黄金時代にピリオドが打たれたのだと実感しました。

0‐1で後半に入ったアーセナルは、48分のCKからカイ・ハヴェルツが頭で落としたボールをノニ・マドゥエケがダイレクトで叩き込み、リードを2点に広げました。89分のジェレミー・ピノのクロスをマテタに頭で決められたものの、1-2でタイムアップ。残り5試合でマン・シティと70ポイントで並んだときは、最後に7ポイント差となるとは想像できませんでした。

リヴァプール、ボーンマス、チェルシー、サンダーランド、スパーズ、ウェストハム…来シーズンの欧州のチケットを巡るバトルと残留争いは、最終盤に差し掛かっています。この稿は長くなりましたので、続きは「プレミアリーグ2025-26シーズン・ラストマッチLIVE【後編】」をご一読ください。


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