2026.05.25 プレミアリーグ観戦記2025-26プレミアリーグ観戦記
サンダーランドがEL奪取、スパーズ残留!プレミアリーグ2025-26シーズン・ラストマッチLIVE【後編】
欧州の出場権の争奪戦は、最後までわからない展開になっています。アンフィールドのリヴァプールVSブレントフォードは1-1。ドローなら5位のレッズは、58分にサラーのクロスをカーティス・ジョーンズが押し込んだのですが、64分のルイス=ポッターのシュートがカーティス=ジョーンズに当たってコースが変わり、シャーデのダイビングヘッドで追いつかれてしまいました。
大敗したら、6位のボーンマスに逆転される可能性があるのですが、終盤までイーブンなら大丈夫でしょう。ノッティンガム・フォレストVSボーンマスも1-1で、アンドニ・イラオラはヨーロッパリーグの出場権を置き土産にクラブを去ることになりそうです。ELのもうひとつの枠を争うサンダーランドVSチェルシーは2-1。このままなら、チェルシーは10位です。
ヒュームの巧みなダイレクトショットで先制されたブルーズは、後半の立ち上がりにミスパスを連発し、49分に左サイドを崩されてしまいました。ヘールトロイダの縦パスでボックス右に出たルフェ―が折り返すと、ゴール前に走り込んだブロビーのシュートはミスタッチで左にアウト…と思いきや、マロ・グストの左足に当たってオウンゴールです。
2点のビハインドを背負ったアウェイチームは、56分のコール・パルマーのミドルで1点差に戻しました。サンダーランドが勝利を逃したら、外に弾き出せなかったローフスはつらい夏を過ごすことになっていたでしょう。勝負のターニングポイントとなったのは、62分につま先でボールを浮かしたイシドルがCB2人を抜き去りかけたシーンです。
先に脇腹をつかんだのはコルウィル、後から腰を抱えたのはフォファナ。イシドルが転倒したのはフォファナの影響とジャッジされたのでしょうか。コルウィルならイエローで済んだのですが、フォファナは2枚めで、今季プレミアリーグで最多となる8枚めのレッドを突き付けられてしまいました。10人になってからの30分は、ミドルシュート以外に打ち手がありませんでした。
残り10分でブレントフォードがレッズに勝てば、EL出場権を獲得。ビーズがドローなら、サンダーランドとチェルシーの勝ったほうがチケットを手に入れ、3チームとも1ポイントならチェルシーが7位です。マンチェスター・ユナイテッドに3発を喫したブライトンは、リヴァプールが負けたら9位に転落という厳しい状況に追い込まれています。
2026-27シーズンに欧州のステージで戦うのは、TOP5とボーンマス、サンダーランド、ブライトンに決まりました。3月から2勝1分8敗のチェルシーは10位。シャビ・アロンソは戦術のインストールに時間をかけられるとポジティブに考えるしかありません。そしてもうひとつのバトル、すなわち残留争いは、エヴァートンと戦うスパーズがプレッシャーと向き合う展開になりました。
ロンドンスタジアムにリーズを迎えたウェストハムは、カスティジャノス、ボーウェン、カラム・ウィルソンのゴールで3-0。トッテナム・ホットスパー・スタジアムのサポーターは当然、この結果を知っています。ジョアン・パリ―ニャのゴールで先制したスパーズは、中盤と最終ラインの集中力が高く、90分までオンターゲットを許しませんでした。
追加タイムは9分、必死に攻め続けるエヴァートン。99分に左から放ったタイリーク・ジョージの鋭いシュートは、キンスキーが上に弾き出すビッグセーブでしのぎました。残留を告げる笛が鳴ったのは101分。ファン・デ・フェンはピッチに倒れ込み、ジョアン・パリ―ニャはガッツポーズ。ジェームズ・マディソンは座り込んでいます。
デ・ゼルビの就任以来、3勝2分2敗と巻き返したスパーズは、夏のトランスファーマーケットで弱点を補強できれば、マイケル・キャリックと同じ曲線を描けるかもしれません。降格となったウェストハムは、5月に入ってからの3連敗が命取りになりました。快勝でシーズンを終えたのに、敗者の表情を浮かべているチームにかける言葉は見当たりません。
プレミアリーグ2025-26シーズンが終わりました。ビッグクラブが苦しみ、中小のクラブの躍進が目を引いたシーズン。悲しい別れ、時代の終焉、転落と復活…多くの事件に心を揺り動かされた1年でもありました。日々の拙い記事に目を通し、時に励ましていただいたみなさまに、あらためて感謝の気持ちを伝えたいと思います。今シーズンも、ありがとうございました。
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