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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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ニューカッスルは1億ポンドを要求!最終ラインを強化したスパーズ、4人目の候補はトナーリ!

リヴァプールに別れを告げたアンディー・ロバートソンに続いて、ボーンマスのマルコス・セネシ、ブライトンのファン・ヘッケ。最終ラインを一気に強化したスパーズは、中盤センターの新戦力獲得にシフトしたようです。「アスレティック」のデヴィッド・オーンスタイン記者が「ニューカッスルのサンドロ・トナーリに8000万ポンドでオファー」と報じています。

スパーズが8000万ポンド…!にわかに信じがたい金額です。クラブレコードは、2024年8月にドミニク・ソランケの獲得でボーンマスに支払った6500万ポンド。その1年前、ミランからトナーリを引き入れるために6050万ポンドを投じたニューカッスルは、1億ポンドを要求しているそうです。イタリア代表MFとの契約は2029年までで、12ヵ月の延長オプションが付いています。

トナーリのプレミアリーグの実績を語るとなると、苦い記憶を避けて通れません。2023年10月、イタリアサッカー連盟から賭博に関する規則違反で有罪とされ、10ヵ月の出場停止処分を受けました。セント・ジェームズ・パークに来てからもギャンブルに手を染めており、2024年5月にFAから2ヵ月の出場停止と2万ポンドの罰金というペナルティを科されています。

ただしこちらは執行猶予が付いており、2024-25シーズンの開幕からピッチに復帰。最初のシーズンは12試合の出場に留まったものの、その後の2シーズンで98試合9ゴール10アシストという数字を残しています。ブルーノ・ギマランイスやジョエリントンとの連携は素晴らしいのひとことで、アンカーもインサイドも任せられるハイクオリティのパサーです。

スパーズの中盤は、元よりリニューアルが必要でした。度重なる遅刻でトーマス・フランクを激怒させたイヴ・ビスマは、今月末に契約満了。最終盤のウルヴス戦とエヴァートン戦で決勝ゴールをゲットしたジョアン・パリ―ニャは、バイエルンに戻る可能性があります。29歳になったベンタンクールは相変わらず負傷が多く、プレミアリーグの最多出場は昨シーズンの26試合です。

冬のトランスファーマーケットでアトレティコ・マドリードから獲得したコナー・ギャラガーは、前線に近いエリアで活用したくなります。守備力が高いアンカーは、20歳のアーチー・グレイのみ。トナーリの獲得をオーダーしたロベルト・ゼ・デルビ監督は、ウェストハムのマテウス・フェルナンデスも「ほしいリスト」に入れていると報じられています。

退団を検討しているトナーリは、ロンドンでの生活に魅力を感じているようで、セリエAからの誘いを遮断すれば獲得に漕ぎ着けられるでしょう。スパーズはリスクを取るのか。「アスレティック」のトム・ハリス記者が「実現は難しい」といっているのは、前例がないからです。1億ポンドは…いや、8000万ポンドでも、ダニエル・レヴィなら即座にNGでしょう。

今までなら、マグパイズが付けた高額のタグを見た瞬間、背を向けていたはずです。しかしこの夏は、チャレンジする可能性があります。ロバートソンとセネシを移籍金ゼロで獲得したうえで、ファン・ヘッケのコストを5200万ポンドに圧縮。懸案だった最終ラインを効率よく強化してもなお、数多くの売却候補を抱えているからです。

ヴシュコヴィッチを獲得したいブライトンのオファーは4500万ポンド。ヴィカーリオはユヴェントスのターゲットで、ファン・デ・フェンにはバルセロナという話があります。クリスティアン・ロメロがいなくなれば、ロッカールームの雰囲気は明るくなるでしょう。リシャルリソンとドラグシンは、マン・シティのサヴィーニョ獲得の原資になるのではないでしょうか。

マンチェスター・ユナイテッドのサポーターとしては、トナーリに対する8000万ポンドのオファーは脅威で、破談となればマテウス・フェルナンデスにシフトする可能性があることを意味します。このうえメディカルスタッフが刷新され、ジェームズ・マディソン、クルゼフスキ、クドゥスがフルシーズン稼働すれば、2026-27シーズンのスパーズは…!


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