2026.06.20 移籍ニュース2026-27移籍ニュース
ヤン・ディオマンデは1億ポンド超え?リヴァプールはさらなる高額オファーを提示するのか?
この試合における私の目当ては、前半をベンチで過ごしたマンチェスター・ユナイテッドのレフティではなく、リヴァプールが獲得を目論む19歳の新鋭でした。ライプツィヒのヤン・ディオマンデは、デュエル11勝、チャンスクリエイト5回、ドリブル成功4回という素晴らしいスタッツを残したのですが、34分の出場でドリブル成功6回のアマドに主役の座を奪われた感があります。
右サイドにいたディオマンデの前には、CLのファイナルで活躍したインカピエとパチョがいたのですが、高速のドリブルやアーリークロスで決定機を創り続けました。ポジショニングも周囲との連携も問題なく、アンドニ・イラオラ監督の戦術にもフィットするでしょう。モー・サラーの後継者として期待充分ですが、移籍金の額を聞くと言葉を失います。
「アスレティック」のセバスチャン・スタッフォード=ブロー記者と、「リヴァプール・エコー」のポール・ゴースト記者が「木曜日に提示した8700万ポンドのオファーは、ライプツィヒに拒否された」と報じています。19歳のウインガーに1億ユーロで、しかもNG…これはドイツのクラブの評価額ではなく、絶対に売らないという意思表示でしょう。
プレミアリーグのウインガーの移籍金を並べてから、ディオマンデの実績を添えると、法外な額であることは一目瞭然です。マンチェスター・シティが1月に獲得したアントワーヌ・セメンヨは6400万ポンド、バルセロナがアンソニー・ゴードンに投じたのは6900万ポンド。ティーンエイジャーなら、ボーンマスがヴァスコ・ダ・ガマから引き入れたハイアンは3030万ポンドです。
ブラジルでの3シーズンで99試合25ゴール2アシストのハイアンは、2月のプレミアリーグデビューからの3戦で2ゴール1アシストと目に見える結果を残し、15試合5ゴール2アシストで最初の半年を終えています。対してディオマンデは、スペインのレガネスで10試合2ゴール1アシスト、ライプツィヒで36試合13ゴール10アシスト。43試合しか実績がない選手に、1億はリスキーです。
昨年の夏、ライプツィヒがレガネスに支払ったのは1700万ポンド。「アスレティック」の記者は、「マンチェスター・ユナイテッドとトッテナム・ホットスパーも獲得の可能性を探っていた。しかし1億ユーロという移籍金を突き付けられたうえに、シーズンの途中に放出するつもりはないと断言されたため、両者とも正式なオファーは出さなかった」と伝えています。
リヴァプールとレッドブルは良好な関係を築いており、サディオ・マネ、ドミニク・ショボスライ、イブラヒマ・コナテ、ナビ・ケイタ、南野拓実といった成功実績があります。現在のレッドブルグループは、ユルゲン・クロップがグローバルサッカー部門の責任者を務めており、古巣を相手に吹っかけるつもりはないはずです。
8700万ポンドの即時拒否は、「諦めてくれ」というメッセージでしょう。チャンピオンズリーグの出場経験ゼロで、ワールドカップデビューを果たしたばかりの19歳に1億ポンド以上の実績を残せば、全体の相場が高騰してしまいそうです。移籍金の額を押さえたいクラブのサポーターとしては、「アマドはゴメンだけど、ラシュフォードなら」といいたくなるのですが…。
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