チェルシーでいきなり2ゴール4アシスト!モーガン・ロジャースの強みとは?
ブルーノ・フェルナンデスはイプスウィッチ戦でハットトリック、ラヤン・シェルキは2ゴール2アシスト。マルティン・ウーデゴーアはリーグとCLで3ゴールを決めており、完全復活といっていいでしょう。マン・シティには1億2000万ポンドのエンソ・フェルナンデスが加わっており、ハーランドの後ろでシェルキと並んでゴール&アシストを積み上げそうな気配が漂っています。
復活といえば、リヴァプールのフロリアン・ヴィルツを忘れてはいけません。ノッティンガム・フォレスト戦で、ヴィクトル・ムニョスの同点ゴールを生んだラストパスは絶品のひとこと。プレミアリーグのハードなチェックとトランジションに戸惑った1年めとは別人のように、プレイのバリエーションを広げており、狭いスペースを通すパスは余裕が感じられます。
ドミニク・ショボスライはセンターでプレイする機会が増えそうですが、美しいFKとハイテンポなパスワークを見ると、10番たちと並べて語りたくなります。チェルシーの2列めも絶好調で、コール・パルマーとモーガン・ロジャースは、ともに2ゴール1アシスト。1億1700万ポンドを投じたモーガン・ロジャースは、積年の課題となっていた左サイドの得点力を高めてくれそうです。
さて、ここからの話の主役は、チェルシーがアストン・ヴィラから引き抜いたイングランド代表のアタッカーです。グーナーのみなさんにとっては、悔しい話になってしまうかもしれません。トッド・ベーリーとクリアレイク・キャピタルがクラブを買収して以来、左サイドでの活躍を期待して獲得した選手たちは全滅といえる状態でした。
ラヒム・スターリング、ミハイロ・ムドリク、ジェイドン・サンチョ、バイノー=ギッテンス、アレハンドロ・ガルナチョ。オーバメヤン、ジョアン・フェリックス、エンクンクも、左サイドをカバーできずにクラブに別れを告げています。逆サイドからまわってくることが多かったペドロ・ネトも、結果を出したとはいえません。
アーセナルが契約寸前だったヴィラのアタッカーのハイジャックは、会心の一撃といえるでしょう。開幕節のフラムとのアウェイゲームでデビュー戦ゴールを決めたモーガン・ロジャースは、ブライトン戦でペドロ・ネトにグラウンダーを通すと、アーセナル戦では巧みなボレーを左隅に収めました。さらにカラバオカップのリーズ戦では、3アシストを記録しています。
プレミアリーグのキーパス10本は、シェルキと並んでランキング1位。2アシストはガクポに次ぐ2位で、ビッグチャンスクリエイト2回もTOP5人のすぐ下です。走行距離32.9kmの素晴らしい数字で、アタッキングMFで彼を上回るのは、ジョシュア・キング、デューズバリー=ホール、ブルーノ・フェルナンデスのみ。最大の強みは、決定機でプレー選択を間違えないことです。
左右どちらからでもチャンスメイクできるのも、シャビ・アロンソの2列めに欠かせない理由のひとつでしょう。リーズ戦でウェルベックに決めさせた後、ゴールセレブレーションを思う存分やってもらってから駆け寄ったのを見て、好感度が高まりました。カイセドが復帰したら、カウンターの仕掛け人としてゴールに絡むシーンが増えるでしょう。
アーセナルとのロンドンダービーで敗れたものの、5試合で16ゴールのチームは、依然として優勝争いのダークホースです。10年ぶりのトロフィー獲得となれば、1億1700万ポンドは回収したと胸を張れるのではないでしょうか。週末のプレミアリーグ4節は、スタンフォード・ブリッジでハル・シティ。唯一の無失点となったチームの攻略法を教えてもらいましょう。
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