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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

プレミアリーグの公式サイトがデータ分析!「2026-27シーズンの新たなトレンド」とは?

ホームチームのアドバンテージとポゼッションの優位性がダウンし、スローインとゴールキックにかかる時間は短くなっています。プレミアリーグの公式サイトが、「Optaアナリスト」による序盤戦のデータを紹介しているのですが、昨シーズンに続いてプレッシング、ダイレクトアタック、ローブロックはビッグ6を悩ませるキーワードとなりそうです。

「2026-27シーズンの5つのトレンド」と題された記事は、「ホームアドバンテージはなくなったのか?」という最初のテーマについて、「蒸発したようだ」といっています。今シーズンのホームチームの勝率は36%で、プレミアリーグが創設された1992年以来のワースト。これまでの34シーズンで40%を切ったのは、パンデミックの影響で無観客だった2020-21シーズンだけです。

プレミアリーグ4節は、週末開催の9試合でホームが4分5敗という大波乱でした。チェルシーVSハル・シティは2-2。リヴァプールとスパーズは、フラムとエヴァートンにスコアレスドローに持ち込まれています。ビッグ6で勝ったのは、サンダーランドに0‐2のアーセナルと、マンチェスターダービーを0‐1で制したマン・シティで、両者ともにアウェイでした。

マンデーナイトのニューカッスルがポイントを獲得すれば、プレミアリーグ史上4度めとなるホーム勝利ゼロだったのですが、リーズが4‐1で快勝して26年ぶりの「怪挙」を寸止めしました。勝率のみならず、ホームチームのドロー32%も過去最高となっているのですが、これらの傾向は従来のポゼッションフットボールの衰退とリンクしているのかもしれません。

ペップ・グアルディオラが登場した2016年以降、ポゼッションは勝つための重要な指標となっていたのですが、中小のクラブはハイプレスとハイラインで対抗したユルゲン・クロップのいいトコ取りで戦うようになりました。2025-26シーズンにTOP10に食い込んだボーンマス、サンダーランド、ブレントフォードは、いずれもポゼッションはボトム10です。

今シーズンのトピックスのひとつとして、チェルシーとアストン・ヴィラのポゼッションが50%を切っていることにも注目すべきでしょう。エンツォ・マレスカとリアム・ロセニオールは57.7%だったのですが、3-4-2-1を導入したシャビ・アロンソは47.1%。鈴木彩艶のロングフィードが話題になったウナイ・エメリのチームも、53.5%から46.0%に落としています。

ハイプレスとショートカウンター、ローブロックからのダイレクトアタック。運動量が必要な戦い方を貫くブレントフォードとボーンマスは、走行距離が3位と4位で、先制したゲームのポイントロストは2位と1位です。リーグTOPのポゼッション64.7%と16ゴールのブライトンと、ペップの戦術を踏襲するマン・シティは別世界ながら、プレス&速攻が多数派になった感があります。

「Optaアナリスト」は、5秒以内ルールが施行されたスローインとゴールキックについて、「導入の効果があった」といっています。スローインの平均時間は15.3秒で、2.5秒の短縮。昨シーズンは史上最長の30.4秒だったゴールキックは、27.7秒で最短となっています。これらによって、試合時間は1試合あたり2分も短くなっているそうで、いい話といえるでしょう。

記事が最後に紹介している「直接FKからのゴール率7.5%は史上2位」は、40本で3発という怪しい数字なので、引き続きウォッチとしましょう。これに代えて持ち込みたいのは、セットピースからのゴールに関する異変です。昨シーズンのTOP3のうち、アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドはノーゴール。スパーズは1本しか決めていません。

アーセナルの沈黙の理由は、「ニコラス・ジョバーの自意識過剰」ではないでしょうか。ゴール前での競り合いでファールを取られる可能性が高まったうえに、警戒されているという意識が強いからか、ショートコーナーの比率が上がり、キックの精度も落ちているようです。マン・ユナイテッドとスパーズは、カゼミーロとロメロの退団というシンプルな問題かもしれません。

以上、プレミアリーグ2026-27シーズンの序盤戦から、新たなトレンドとトピックスを紹介しました。シャビ・アロンソ、イラオラ、ヒュルツェラー、ヤイスレ、アルバロ・アルベロアといった若き指揮官が打ち出す戦術が、これからのメインストリームの一端となるのではないかと注目しています。ブライトンはやばいですね。U-20の3人で5ゴール、35歳のMFが3ゴールって…!


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