【MAN.UTD×Newcastle】マルシアル&ラシュフォード!マン・ユナイテッドも4発圧勝!
フレッジやリンデロフがボールをキープしながら、縦に出すチャンスを伺っています。左サイドかと思われたラシュフォードが、マルシアルの脇に入る4-1-3-2。11分のFKを左から蹴ったラシュフォードは、無回転の一撃を壁に当ててしまいます。CKでニアに入ったマグワイアのヘッドは、ウィレムスにヒット。15分にジョエリントンのスルーパスでドワイト・ゲイルがデ・ヘアと1対1になりますが、左足のシュートをデ・ヘアのグローブの上に浮かしてしまいました。2分後、またもアウェイチームのカウンター。左からのパスがロングスタッフに通り、ラインの裏に浮かしたボールをジョエリントンがキープすると、もらえるスペースに動いたシーン・ロングスタッフがラストパスを受けて左隅に叩き込みました。
0-1とされた後、猛攻を続けたマン・ユナイテッドが追いついたのは24分でした。左から上がったルーク・ショーがニアのアンドレアス・ペレイラに預けると、落としたボールに右足を振り抜いたのはマルシアル。ニアに飛んだシュートをGKドゥブラフカは弾き切れず、オールド・トラフォードに歓喜の叫びが響き渡ります。マルシアルのインターセプトから始まったショートカウンターは、アンドレアス・ペレイラの左足ミドルが枠の上にアウト。ホームチームは速攻を繰り返し、前線の2人が獰猛にフィニッシュを狙っています。厳しいプレスが実を結んだのは36分。シェアのミスパスを拾ったグリーンウッドが中に持って放った左足シュートが、クロスバーを叩いてネットを揺らしました。
38分、アンドレアス・ペレイラが直接狙った左サイドからのFKは、ドゥブラフカがニアに飛んでセーブ。41分、アンドレアス・ペレイラからワン=ビサカと右につながり、ウィレムスをかわしたSBがファーに浮かすと、競り勝ったラシュフォードが完璧なヘッドを左隅に決めました。前半は3-1。スールシャール監督は足を痛めたマクトミネイをハーフタイムで諦め、ポグバを投入します。
50分のポグバのロングシュートは左にアウト。中盤を支配し続けたマン・ユナイテッドは、51分に決定的な4点めをゲットします。シーン・ロングスタッフのバックパスを奪ったのはマルシアル。独走でドゥブラフカの前に躍り出たアタッカーは、足元に滑ってくるのを待ってチップキックでゴールに流し込みました。53分、アンドレアス・ペレイラの縦パスがボックス左に流れると、マルシアルと競ったシェアが手を踏まれながらも何とかストップ。スティーヴ・ブルース監督は、59分にドワイト・ゲイルをアツにチェンジします。61分にポグバのパスがマルシアルに通ると、左足の鋭いシュートが右のポストを叩きました。
ラシュフォードをリンガードに代えたスールシャール監督は、67分にマルシアルをマタにスイッチ。アンドレアス・ペレイラがヒールで右のマタに預けた72分のチャンスは、クロスに反応したグリーンウッドがドゥブラフカを前にして、トラップをミスしてしまいました。シーン・ロングスタッフのミドルはデ・ヘアの頭上にアウト。79分に左から斬り込んだマグワイアのミドルは、ドゥブラフカが右に飛んで弾き出します。80分、ゴール前に走ったポグバにマタが浮き球を送ると、ボレーはうまく当たらず忙しいGKが冷静にキャッチしました。マン・ユナイテッド、4-1完勝。4位チェルシーとの差は、4ポイントに縮まりました。
激しいプレス、テンポのいいパスワーク。この日のマンチェスター・ユナイテッドは、10月のセント・ジェームズ・パークで1-0と沈黙したときとは別なチームでした。フレッジがフィットし、グリーンウッドが持ち味を出せるようになり、前線でキープしてくれるマルシアルはベルバトフを思い出させるテクニックで攻撃に変化をもたらしています。いいポジションにいる選手を見逃さず、的確なパスを送り続けたアンドレアス・ペレイラも見事。今後のテーマは、どんな相手に対しても同じフットボールを継続することでしょう。バーンリー、アーセナルと続くアウェイゲームでも、アグレッシブなプレスとアタックを見せていただければと思います。
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今季は上位(だけ)キラーの印象でしたが
ここにきて3、4位争いがかなり面白くなってきてますねー