2020.02.26 リヴァプールの話題
今季もアシスト記録達成!? 右サイドを席巻するアーノルドを、偉大な先輩と比べてみました。
プレミアリーグ27試合で26勝1分。試合を重ねるたびに、記録が話題になるリヴァプールですが、ウェストハム戦の勝利で「最強といわれた3つのチームに並んだ」と報じられています。ひとつめは、2017-18シーズンの最強王者、マンチェスター・シティが打ち立てたプレミアリーグ18連勝。32勝4分2敗で勝ち点100という無類の強さで史上最多勝を記録したチームの連勝記録に肩を並べ、次節のワトフォード戦で勝てば、たった2年でリーグレコードを更新することになります。
2つめは、勝ち点79。こちらの数字は、1998-99シーズンにプレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、FAカップのトレブルを達成したサー・アレックス・ファーガソン率いるマンチェスター・ユナイテッドの最終勝ち点です。クロップ監督のチームは、彼らが勝ち取った3つのコンペティションで優勝の可能性があり、彼らにはなかったクラブワールドカップ制覇という勲章を手に入れています。今季の残り試合は、最大21試合。全勝はさすがに無理だと思われますが、CLファイナルのバイエルン・ミュンヘンとの死闘で追加タイムに2つのCKから逆転し、「カンプ・ノウの奇跡」と呼ばれる伝説のチームを超えるシーズンになるかもしれません。
3つめの数字は26勝です。2003-04シーズンに「ザ・インヴィンシブルズ」と呼ばれたガナーズは、26勝12分で史上唯一の無敗優勝を達成しました。リヴァプールがひとつも負けずにシーズンを終えれば、ヴェンゲル監督のチームが刻んだ数字をすべて凌駕します。33勝5分なら、ペップのシーズン最多勝&最高勝ち点も塗り替え、史上最強チームとしてプレミアリーグの歴史に輝き続けることになります。シティズンは既に覚悟を決めているものと思われますが、トレブルを語り続けるレッド・デヴィルズのサポーターと無敗優勝を誇りにするグーナーは、「オンリーワンでいさせてくれ」と祈っているのではないでしょうか。
以前より、今季プレミアリーグにおけるリヴァプールの強さについて、攻守両面のスタッツを並べて紹介していますが、今日はこの男にフォーカスしたいと思います。ウェストハム戦で2アシストを記録し、自らが持つDFとしてのシーズン最多アシスト記録に並んだトレント・アレクサンダー=アーノルド。昨季プレミアリーグで29試合1ゴール12アシストのフルバックは、27試合めで2ゴール12アシストとなり、ギネスブックに掲載された1年前のスタッツを更新しようとしています。
プレミアリーグの公式サイトによると、21歳140日のヤングスターは、プレミアリーグ82試合で25アシストに到達。彼より若くして25アシストを超えたのは、マンチェスター・ユナイテッドでエースとして活躍したウェイン・ルーニー(21歳63日)と、10代からアーセナルの中盤を仕切っていたセスク・ファブレガス(20歳134日)だけです。リヴァプールといえば、フィルミーノ、サラー、マネの最強3トップや、ファン・ダイクとアリソンがもたらす堅守が話題になりがちですが、接戦で膠着状態になった際に、決め手となるのは右からの超絶クロスとサイドチェンジです。
FKという武器もあるアーノルドを、デヴィッド・ベッカムと比較するのは無謀でしょうか。717試合127ゴール200アシストという記録を残した右サイドのスペシャリストは、プレミアリーグでは265試合62ゴール80アシストです。直近2シーズンの公式戦で3ゴール30アシストのアーノルドが、今のペースをキープできれば、200アシストに届くのは33歳。プレミアリーグ80アシストには、26歳で届きます。いやー、怖ろしい。実現してしまう可能性は充分ですね。偉大なイングランド代表の元キャプテンに並ぶステージは、アンフィールドであってほしいと思います。リヴァプールが再び黄金時代を築き上げたいなら、リーグNo.1の右SBは「NOT FOR SALE」です。
2つめは、勝ち点79。こちらの数字は、1998-99シーズンにプレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、FAカップのトレブルを達成したサー・アレックス・ファーガソン率いるマンチェスター・ユナイテッドの最終勝ち点です。クロップ監督のチームは、彼らが勝ち取った3つのコンペティションで優勝の可能性があり、彼らにはなかったクラブワールドカップ制覇という勲章を手に入れています。今季の残り試合は、最大21試合。全勝はさすがに無理だと思われますが、CLファイナルのバイエルン・ミュンヘンとの死闘で追加タイムに2つのCKから逆転し、「カンプ・ノウの奇跡」と呼ばれる伝説のチームを超えるシーズンになるかもしれません。
3つめの数字は26勝です。2003-04シーズンに「ザ・インヴィンシブルズ」と呼ばれたガナーズは、26勝12分で史上唯一の無敗優勝を達成しました。リヴァプールがひとつも負けずにシーズンを終えれば、ヴェンゲル監督のチームが刻んだ数字をすべて凌駕します。33勝5分なら、ペップのシーズン最多勝&最高勝ち点も塗り替え、史上最強チームとしてプレミアリーグの歴史に輝き続けることになります。シティズンは既に覚悟を決めているものと思われますが、トレブルを語り続けるレッド・デヴィルズのサポーターと無敗優勝を誇りにするグーナーは、「オンリーワンでいさせてくれ」と祈っているのではないでしょうか。
以前より、今季プレミアリーグにおけるリヴァプールの強さについて、攻守両面のスタッツを並べて紹介していますが、今日はこの男にフォーカスしたいと思います。ウェストハム戦で2アシストを記録し、自らが持つDFとしてのシーズン最多アシスト記録に並んだトレント・アレクサンダー=アーノルド。昨季プレミアリーグで29試合1ゴール12アシストのフルバックは、27試合めで2ゴール12アシストとなり、ギネスブックに掲載された1年前のスタッツを更新しようとしています。
プレミアリーグの公式サイトによると、21歳140日のヤングスターは、プレミアリーグ82試合で25アシストに到達。彼より若くして25アシストを超えたのは、マンチェスター・ユナイテッドでエースとして活躍したウェイン・ルーニー(21歳63日)と、10代からアーセナルの中盤を仕切っていたセスク・ファブレガス(20歳134日)だけです。リヴァプールといえば、フィルミーノ、サラー、マネの最強3トップや、ファン・ダイクとアリソンがもたらす堅守が話題になりがちですが、接戦で膠着状態になった際に、決め手となるのは右からの超絶クロスとサイドチェンジです。
FKという武器もあるアーノルドを、デヴィッド・ベッカムと比較するのは無謀でしょうか。717試合127ゴール200アシストという記録を残した右サイドのスペシャリストは、プレミアリーグでは265試合62ゴール80アシストです。直近2シーズンの公式戦で3ゴール30アシストのアーノルドが、今のペースをキープできれば、200アシストに届くのは33歳。プレミアリーグ80アシストには、26歳で届きます。いやー、怖ろしい。実現してしまう可能性は充分ですね。偉大なイングランド代表の元キャプテンに並ぶステージは、アンフィールドであってほしいと思います。リヴァプールが再び黄金時代を築き上げたいなら、リーグNo.1の右SBは「NOT FOR SALE」です。
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