イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ケイン&ベイルが爆発か、実は堅守のガナーズがリベンジか…ノースロンドンダービー展望。

アーセナルは、敵地スタディオ・ヨルギオス・カライスカキスでオリンピアコスに1-3快勝。トッテナムは、ホームでディナモ・ザグレブに2-0で勝っています。ヨーロッパリーグラウンド16の初戦で大きなアドバンテージを築いた両者は、来週のセカンドレグをさほど気にすることなくプレミアリーグに集中できる状況となりました。日曜日は、189回めとなるノーズロンドンダービー。負傷者リストに名前があるのはロ・チェルソのみというガチンコ勝負です。

過去の対戦成績は、アーセナルが77勝、トッテナムが60勝、51のドロー。ホームチームが圧倒的に優勢で、プレミアリーグで最後にアウェイが勝った試合を辿ると、2分にロシツキが決めた超絶ミドルで決着した2013-14シーズンのホワイト・ハート・レーンまで遡ります。エミレーツでの直近10試合は、アーセナルが5勝4分1敗。最後に敗れたのは2010年11月で、2-0からゲットしたガレス・ベイルのゴールが大逆転のきっかけとなったゲームでした。

視点を今季に移しましょう。直近のコンディションが結果に反映するなら、トッテナムが有利に見えます。ヨーロッパリーグの再開以降、6勝1敗で20ゴール4失点。ガレス・ベイルが7試合6ゴール3アシストと完全復活し、ノースロンドンダービー11ゴールという最多記録保持者のハリー・ケインも5試合5ゴール2アシストという文句なしのスタッツを残しています。

ザグレブを沈黙させた2発は、スパーズのエースがいかに完成度が高いかを知らしめました。ラメラのシュートがポストに当たり、リバウンドを押し込んだ先制点は、ラストシーンだけみれば「ごちそうさま」。幸運のひとことで片付けたくなるゴールですが、DFの視界から消えた直前の動きをチェックすれば、評価はクレバーという表現に変わります。

カテリンのミスキックを足元に収めた2点めも、インテリジェンス溢れるゴールシーン。キックフェイントで相手の体勢を崩し、右に軽く出すことで足を伸ばさせ、空いた股間を抜くというフィニッシュは、達人が解く詰将棋を見ているかのような爽快感がありました。12月のアウェイゲームで1ゴール1アシストを決められたガナーズは、エルネニーにマンマークさせるぐらいの策を講じてもいいのではないでしょうか。

好調スパーズに対して、アルテタ監督のチームも徐々に調子を上げています。マンチェスター・シティに1-0で敗れた後の4試合は3勝1分。着目すべきは、5失点の中身です。ELラウンド32のベンフィカとのセカンドレグは、直接FKを決められた後、ダニ・セバージョスのバックパスミス。バーンリー戦はジャカがクリス・ウッズにぶち当てたボールがゴールに転がり、オリンピアコス戦はレノの無理めなパスを受けたダニ・セバージョスが苦しいドリブルをさらわれた失点でした。

「まともな失点(?)」は、ジャカがティーレマンスとの駆けっこで敗れたレスター戦のみ。最終ラインを崩されて決められたシーンはなく、背筋が凍るようなイージーミスをカウントしなければ、堅守と形容していいチームです。オーバメヤンは4戦3発、ウィリアンは4戦連続アシストと調子を上げており、オリンピアコス戦で驚愕の無回転を決めたウーデゴーアもフィット感を高めています。ワールドクラスが派手なゴールを連発しているスパーズが優勢に見える一戦ですが、蓋を開けてみれば、どちらが勝つかわからない接戦になるのではないでしょうか。ホームチームに軽率なミスがなければ、ですが…。

勝てば4位チェルシーに2ポイント差となるモウリーニョ監督は、「I look up, I don’t look down」とコメント。宿敵を意識することなく、プレミアリーグのTOP4をめざすと宣言しています。6位エヴァートンと8ポイント差のアルテタ監督は、就任以来のノースロンドンダービーを3連敗とすれば、来季の欧州へのルートはEL1本に絞られるでしょう。好調のチームがベストメンバーで激突するテンションMAXの一戦が、今から楽しみです。予想?…2-2ドローで。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


コメントを残す