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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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敗れた指揮官とメディアが絶賛!全員活躍のブレントフォード戦、MVPはウィリアム・サリバでOK?

「ウーデゴーアの欠場が話題になったが、代役として3500万ポンドの選手を投入してきた。これは彼らのクオリティを示すものであり、私はリスペクトしている。当然の勝利だった。彼らがどれだけハードワークしていたか、わかるだろう」

「素晴らしい結果を残すと思う。彼らは今、タイトルを争っている」

昨季プレミアリーグの開幕戦で、アーセナルに完勝したブレントフォードのトーマス・フランク監督は、0-3という結果に納得しているようです。試合前の会見で、「デブライネと同等のパフォーマンス」と絶賛したウーデゴーアがいなくても、ミケル・アルテタのチームの攻撃力は落ちませんでした。

「スカイスポーツ」のニック・ライト記者のMVPは、CKから完璧なフリックで先制点をゲットしたウィリアム・サリバのようです。「昨年のこの試合で、アーセナルを震え上がらせたイヴァン・トニーは、最初からサリバに圧倒されていた」。試合が終わった直後に配信したアナライズで、ゴールに負けず劣らず守備における貢献度が高かったと評価しています。

「サリバはトニーとのフィジカルバトルを楽しみ、ブレントフォードのプレッシングにも冷静に対処し、時には自陣深くからチャレンジして抜け出し、前線にボールを送り込んだ」

ブレントフォードの指揮官も、「すごい!といわざるをえない。彼はフランス代表のフルメンバーになるだろう。すぐにスタメンでプレイすると思う。そしてそれは、強い代表チームになる」とコメント。現場にいた指揮官と、プレミアリーグのスタッツに精通したアナリストにここまでいわれると、ジェズスやトーマス推しとはいいづらくなります。

全員が強みを発揮したブレントフォード戦について、「MVPは?」という問いを投げかけると、グーナーの意見は分散するのではないでしょうか。「BBC」の投票は、ガブリエウ・ジェズスが1位で、以下はサリバ、ジャカ、ヌワネリ(!)、ファビオ・ヴィエイラ。「スカイスポーツ」の採点は、サリバのみが「9」です。

プレミアリーグのスタッツ分析を得意とする「Whoscored」の採点は、サリバ1位、ブカヨ・サカが2位で、3位はジェズス&ヴィエイラ。試合中もリアルタイムで採点し続けている「FOTMOB」は、MVPサカ、同点1位でサリバ、その後にジャカ&ヴィエイラという並びです。

なるほど。「前節のリーズ戦で5ゴールのチームをオンターゲット2本に抑えた」「ドリブル成功2本、タックル成功2回、デュエル勝率83%」とデータまで持ち出されると、サリバでOKという気分になります。グーナーのみなさんにとっては、MVPが議論になるということ自体が、幸せの状況証拠ですよね。サリバ、素晴らしい!ハリー・ケインと対峙するノースロンドンダービーでも、ハードマークと的確なビルドアップを披露していただければと思います。


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