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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

サカ、ラムズデール、ウィリアム・サリバは続々と契約延長…どうするジャカ&ティアニー⁉

アーセナルが首位に立っていたのは248日、マンチェスター・シティは25日。史上最長期間、プレミアリーグの頂点に君臨しながらトロフィーを逃せば悔しさが募りますが、当初の目標を思い出せば上々のシーズンと胸を張れるでしょう。今季は最後まで勝ち切り、ライバルの結果を待つのみ。どんな着地になろうと、CLに復帰する来季が楽しみであることは変わりません。

さらなる強化を図りたいクラブは、着々と主力との契約延長交渉を進めています。プレミアリーグ35試合13ゴール11アシストのブカヨ・サカは、週給30万ポンド(約5050万円)の5年契約の締結が目前に迫っているといわれています。リーグでクリーンシート13回のラムズデールには、現在の週給6万ポンド(約1100万円)から大幅に増額となる長期契約が用意されているようです。

ミケル・アルテタ監督は、ウィリアム・サリバとの交渉も順調と明かし、「大事なのはタイミングだけ。それ以外に何もない」とコメント。プレミアリーグ屈指の守備力を誇るCBは、10年後にはヴァンサン・コンパニ、リオ・ファーディナンド、ジョン・テリーのように、ひとつの時代を築いたといわれるようになるかもしれません。

レギュラーメンバーが続々と新たな契約を結ぶなかで、退団が噂されている選手もいます。オフシーズンに契約が満了となるネルソンは、未だ着地が見えず。ブライトン、アストン・ヴィラ、フラム、ウェストハムが関心を寄せているといわれており、魅力的なプロジェクトがあれば決断する可能性があります。

グラニト・ジャカをほしがっていると伝えられたのは、ブンデスリーガのレヴァークーゼン。契約が切れる2024年に動くという報道がある一方で、アーセナルは1500万ポンド(約25億3000万円)以上のオファーであれば本人の意向を尊重するともいわれています。

今季公式戦で44試合7ゴール7アシスト。素晴らしいスタッツを残したベテランMFは、デクラン・ライスが加わったとしても、必要な存在であることは変わりません。彼の残留が決まれば、プレミアリーグとチャンピオンズリーグを両立させたい指揮官は、トーマス、デクラン・ライス、ジョルジーニョから2人並べる4-2-3-1と、ジャカを活かす4-3-3を併用するのではないでしょうか。

さて、私が最も懸念しているのは、キーラン・ティアニーです。「スカイスポーツ」は、ニューカッスルが3000万ポンド(約50億6000万円)での獲得に自信を深めていると報じています。ジンチェンコがいるチームでは、プレミアリーグ先発5試合に留まっていますが、31歳のダン・バーンの後継者を探しているクラブなら出番は大幅に増えそうです。

アーセナルが4-2-3-1をBプランとするなら、左サイドから質の高いクロスを入れられるティアニーの存在感が高まります。「フットボールロンドン」は、「レギュラーはジンチェンコだが、CLに出場する来季は出場機会は確実に増える。ニューカッスル戦では強みを発揮しており、キープしなければならない選手」とレポートしています。

25歳のフルバックがどんな決断をするのかはわかりませんが、指揮官とエドゥSDが全力で説得するべきタレントであるのは間違いありません。CL出場権を持っている、出番は増える、サラリーは出す、移籍金をケチらない…ニューカッスルはピッチと同様に強敵ですが、ビッグタイトルをめざすクラブは引き留められるでしょうか。結論は彼の意向次第。どうする、ティアニー⁉


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