ウーデゴーアVSジェームズ・マディソン…ノースロンドンダービーは、中盤のキーマンの激突に注目!
明日はいよいよノースロンドンダービー。過去193戦は、アーセナルが81勝51分61敗でリードしており、エミレーツのプレミアリーグでは2011年から無敗(8勝4分)を続けています。2022-23シーズンはホーム3-1、アウェイ0-2でガナーズがダブル。宿敵を相手に14発をゲットしていたハリー・ケインが去った今、大方の予想はアルテタの勝利でしょう。
新シーズンは、両者ともにロケットスタート。マン・シティとのコミュニティシールドを制したアーセナルは、プレミアリーグ開幕からの公式戦6試合を5勝1分と無敗で突き進んでいます。サカ、エンケティア、ウーデゴーア、トロサールが好調で、トータル13ゴール。フラム戦で2発を喰らった守備も、6試合で4失点なら合格点です。
対するスパーズは、ポステコグルー新監督の下で4勝1分1敗。カラバオカップこそフラムにPK戦で敗れたものの、プレミアリーグは4勝1分でガナーズと肩を並べています。バーンリー戦でハットトリックのソン・フンミンと、リシャルリソン、クルゼフスキ、ジェームズ・マディソン、ロメロらで14ゴール。不安視されていた守備は、6失点で踏ん張っています。
さて、2位と4位のシックスポインターは、どんな展開になるのでしょうか。主導権を握るのはガナーズか、スパーズか。ジェズスVSリシャルリソンのブラジル代表ストライカー対決、サカVSクルゼフスキの好調ウインガー対決などなど、あらゆるポジションを比較したくなりますが、私が注目しているのは中盤のキーマンです。
ウーデゴーア&デクラン・ライスと、ジェームズ・マディソン&イヴ・ビスマ。ノースロンドンダービーの2日前という最高のタイミングで、2028年までの契約延長を発表したウーデゴーアは、プレミアリーグとチャンピオンズリーグで6戦3発。ボックスの右に入ったサカやベン・ホワイトを操るパスは相変わらず冴えており、ファン・デ・フェンとウドジェは要注意です。
そしてもうひとり、クラブ史上最高額の1億500万ポンドでハマーズから移籍したデクラン・ライスは、ピッチのあらゆるエリアに出没し、パスワークとボール奪取の主軸となっています。マンチェスター・ユナイテッド戦では、追加タイムのCKから強引なシュートをニアにねじ込み、エミレーツのサポーターを熱狂の渦に巻き込みました。
一方、スパーズのキーマン2人は、今季プレミアリーグのプレーメイカーとセントラルMF部門のランキングTOPといい切っていいでしょう。プレミアリーグ5戦2発2アシストのジェームズ・マディソンは、「WhoScored」のレーティングでロドリをかわしてNo.1。プレースキックとラインの裏への飛び出しは脅威で、ウーデゴーアの上をいくオンターゲット11本はMFの1位です。
左から上がったくることが多いプレーメイカーから自由を奪うのは、ウーデゴーアとデクラン・ライスの仕事。彼の後方にいるイヴ・ビスマも、出色のスタッツを残しています。インターセプト12回はリーグTOP、タックル成功17回と1試合あたりのドリブル成功3.1回はいずれも3位。新指揮官の最大のお手柄は、パペ・マタル・サールと彼を中盤センターに並べたことでしょう。
アルテタ監督は好調のエンケティアを重用していますが、ダービーではジェズスを前線に配し、セントラルMFに意識させたほうがいいのではないでしょうか。ガナーズ守備陣の最大のテーマは、ソン・フンミン、イヴ・ビスマ、ジェームズ・マディソンが攻め立ててくる右サイドのケア。スパーズの重要なタスクは、中央に入ってくるキャプテンのパスコースを封じることです。
キックオフは、日曜日の14時。迷わずスタメンを選べそうなポステコグルー監督に対して、アルテタ監督は悩ましいポジションがあります。冨安健洋にクルゼフスキを止めさせるか、コンセプトを体現するジンチェンコか。ジェズスかエンケティアか。左のインサイドは、PSV戦の出場時間を20分に抑えたファビオ・ヴィエイラか。当日の最初の関心事は、22人の顔ぶれです。
新シーズンは、両者ともにロケットスタート。マン・シティとのコミュニティシールドを制したアーセナルは、プレミアリーグ開幕からの公式戦6試合を5勝1分と無敗で突き進んでいます。サカ、エンケティア、ウーデゴーア、トロサールが好調で、トータル13ゴール。フラム戦で2発を喰らった守備も、6試合で4失点なら合格点です。
対するスパーズは、ポステコグルー新監督の下で4勝1分1敗。カラバオカップこそフラムにPK戦で敗れたものの、プレミアリーグは4勝1分でガナーズと肩を並べています。バーンリー戦でハットトリックのソン・フンミンと、リシャルリソン、クルゼフスキ、ジェームズ・マディソン、ロメロらで14ゴール。不安視されていた守備は、6失点で踏ん張っています。
さて、2位と4位のシックスポインターは、どんな展開になるのでしょうか。主導権を握るのはガナーズか、スパーズか。ジェズスVSリシャルリソンのブラジル代表ストライカー対決、サカVSクルゼフスキの好調ウインガー対決などなど、あらゆるポジションを比較したくなりますが、私が注目しているのは中盤のキーマンです。
ウーデゴーア&デクラン・ライスと、ジェームズ・マディソン&イヴ・ビスマ。ノースロンドンダービーの2日前という最高のタイミングで、2028年までの契約延長を発表したウーデゴーアは、プレミアリーグとチャンピオンズリーグで6戦3発。ボックスの右に入ったサカやベン・ホワイトを操るパスは相変わらず冴えており、ファン・デ・フェンとウドジェは要注意です。
そしてもうひとり、クラブ史上最高額の1億500万ポンドでハマーズから移籍したデクラン・ライスは、ピッチのあらゆるエリアに出没し、パスワークとボール奪取の主軸となっています。マンチェスター・ユナイテッド戦では、追加タイムのCKから強引なシュートをニアにねじ込み、エミレーツのサポーターを熱狂の渦に巻き込みました。
一方、スパーズのキーマン2人は、今季プレミアリーグのプレーメイカーとセントラルMF部門のランキングTOPといい切っていいでしょう。プレミアリーグ5戦2発2アシストのジェームズ・マディソンは、「WhoScored」のレーティングでロドリをかわしてNo.1。プレースキックとラインの裏への飛び出しは脅威で、ウーデゴーアの上をいくオンターゲット11本はMFの1位です。
左から上がったくることが多いプレーメイカーから自由を奪うのは、ウーデゴーアとデクラン・ライスの仕事。彼の後方にいるイヴ・ビスマも、出色のスタッツを残しています。インターセプト12回はリーグTOP、タックル成功17回と1試合あたりのドリブル成功3.1回はいずれも3位。新指揮官の最大のお手柄は、パペ・マタル・サールと彼を中盤センターに並べたことでしょう。
アルテタ監督は好調のエンケティアを重用していますが、ダービーではジェズスを前線に配し、セントラルMFに意識させたほうがいいのではないでしょうか。ガナーズ守備陣の最大のテーマは、ソン・フンミン、イヴ・ビスマ、ジェームズ・マディソンが攻め立ててくる右サイドのケア。スパーズの重要なタスクは、中央に入ってくるキャプテンのパスコースを封じることです。
キックオフは、日曜日の14時。迷わずスタメンを選べそうなポステコグルー監督に対して、アルテタ監督は悩ましいポジションがあります。冨安健洋にクルゼフスキを止めさせるか、コンセプトを体現するジンチェンコか。ジェズスかエンケティアか。左のインサイドは、PSV戦の出場時間を20分に抑えたファビオ・ヴィエイラか。当日の最初の関心事は、22人の顔ぶれです。
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