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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

冨安健洋がいたら。遠藤航がいたから。リヴァプールVSアーセナル、2人の日本人について思うこと。

「デクラン・ライスは30歳の相手より若く、イングランドで育っており、2人を直接比較するのは不公平だろう。実際、遠藤にとってプレミアリーグでの先発は6試合めにすぎない。しかし、この日本代表は出場するたびに成長を続け、アーセナルの選手たちと互角以上に渡り合った」

「オープニングではガナーズに振り回されたが、しかしそれは彼だけではない。遠藤はリヴァプールが足場を固めるのに不可欠な存在であり、彼のハイプレスがクロップのサイドのテンポを築き上げ、敵陣に押し返した。彼はファビーニョのような戦術的ファールも厭わない。ハーフタイムの直前、危険なマルティネッリを止めた際には喜んでカードをもらった」

「このゲームマネジメントは、イエローをもらいながらも残り時間をうまくやり過ごしたことで、より印象的なものとなった。サラーのアフリカネーションズカップへの参加が間近に迫っており、その動向が注目されている。しかし、2週間後に迫ったアジアカップに臨む遠藤の不在も、ますます気になるところだ」(イアン・ドイル)

プレミアリーグ18節、リヴァプールVSアーセナルの首位攻防戦で、遠藤航は入団以来最高ともいえるパフォーマンスで攻守の軸となりました。「今やなくてはならない」と激賞するのは、「リヴァプールエコー」でチーフライターを務めるイアン・ドイル記者。レッズ取材歴20年で、アジアツアーにも帯同する熱きジャーナリストは、イエローをもらったプレイまで称えています

ドイル記者は、リヴァプールの選手の採点も担当しており、遠藤航にジョー・ゴメス、コナテ、アーノルドと並ぶチーム最高の「8」を付けています。「序盤は撃破される恐れがあったが、ゲームを把握し、プレッシャーとテンポをもたらすようになった。タイトなポジションでボールをよくまわした」。あらためて彼のプレイを見ると、いくつかの変化に気づきます。

先発出場を重ねることで、進化が感じられたのは、的確なポジショニングと縦のボールに対するプレスの徹底度です。元よりファン・ダイクとの連携はよかったのですが、もらえる位置に動くのが速くなったため、これまで出してくれなかったコナテやショボスライからもボールが集まるようになりました。

14分には、ツィミカスのクロスがクリアされた後、左サイドをフォロー。ガクポの頭に合わせるロングフィードを入れ、サラーの決定的なシュートにつなげています。試合のペースに慣れると、縦パスを狙ったプレスが冴えるようになりました。ウーデゴーアとサラーから奪った後半立ち上がりの2つのプレッシングは、きわどいショートカウンターを生み出しています。

後半に仕掛けた左からのアタックの多くに、遠藤のチェックとパスワークが絡んでいます。最終盤は、エンケティアから奪うシーンが目立ちました。プレミアリーグの首位チームを相手に、これだけのパフォーマンスを見せられるMFなら、これからも重用されるでしょう。地元メディアで「遠藤不在の懸念」という見出しを発見すると、否応なくテンションが上がります。

「アルテタのフルバックのなかで、1対1の守備が最も得意なのは冨安健洋だろう。実際、昨シーズンの10月にリヴァプールと対戦した際に、左のサイドバックで先発したのは冨安だった。そして日本代表はサラーを圧倒した。問題は、冨安が常にケガに苦しんでいること。現在はふくらはぎを痛めている」

「しかし今のところ、ジンチェンコがアーセナルにとって最良のオプションであることは明らかだ。アルテタは、この左サイドバックの長所が欠点を上回ることを願い、ラフとスムーズを受け入れ続けるしかない」(サム・ディーン)

アーセナルに関する記事で日本人が話題になったのは、ジンチェンコがサラーにあっさりかわされて同点ゴールを許したからです。モー・サラーというと、スピードとテクニックというイメージがありますが、ドリブルで相手を抜き去るタイプではありません。昨シーズンの90分あたりのドリブル成功は1.4回で59位、今季は0.9回で108位。成功率は32.7%という低い数字です。

ジンチェンコが足を出すタイミングを間違え、ニアに強いシュートが突き刺さった瞬間、「テレグラフ」のサム・ディーン記者と同じように1年前を思い出したグーナーが多かったのではないでしょうか。2022年10月9日、エミレーツで開催されたプレミアリーグ10節で冨安に封じられたサラーは、シュート1本という彼らしくないスタッツで、69分にファビーニョと交代となりました。

もし冨安が健在だったら、アルテタ監督は迷わずサラーにぶつけたのではないかと思います。「テレグラフ」の記者は、レッズ戦の終盤に中盤を仕切ったジンチェンコを称えていますが、絶好調だった秋の冨安なら、35番とは異なる強みを発揮して攻撃にも貢献したでしょう。マルティネッリのゴールを生んだマン・シティ戦の攻め上がりは、今もなお鮮明に脳裏に蘇ってきます。

プレミアリーグの首位攻防戦の話題に、当たり前のように名前が出てくる日本代表の2人に心を揺さぶられています。2月3日のエミレーツで、2人のマッチアップを見たいのですが、わが代表がアジアのラウンド16で敗退するなどということはないですよね?いえ、決して負けてくれといっているわけではないのですが。すみません、いっているように聞こえますね。はい。いいました。


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