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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

布陣変更、新戦力獲得、現有戦力活用…アーセナルのストライカー問題、アルテタ監督の解決策は?

ニューカッスルに1-0で敗れた後、プレミアリーグとチャンピオンズリーグで6連勝。アストン・ヴィラに敗れたものの、ブライトンには完勝で、首位リヴァプールとはアンフィールドで互角に渡り合いました。昨季よりゴールが減っていたとはいえ、首位をキープしていたアーセナルは、なぜ勝てなくなったのでしょうか

現地メディアの多くは、「ストライカーを獲得しなければ優勝は難しい」といっています。今季プレミアリーグのエンケティアは5ゴール、ジェズスは3ゴール。膝を負傷して出遅れたエースは、マルティネッリがリタイアした6節からはウイングにまわり、最初の6試合で1ゴールしか決められませんでした。

調子が上がらないまま、10月末にハムストリングを痛め、3試合欠場。復帰後の6試合で2ゴールも、もの足りない数字です。チャンピオンズリーグでは5戦4発2アシストとストライカーらしい数字を残しているのですが、サカとマルティネッリが厳しくマークされるようになったプレミアリーグで苦戦しています。

それでもゴールを量産する兆しがあれば、あるいは周囲を動かして決めさせていれば、問題は見過ごされたかもしれません。アーセナルの得点力不足が話題になったきっかけは、ウェストハム戦とフラム戦の連敗です。ハマーズとのホームゲームは、30本を放ちながらノーゴール。クレイヴン・コテージでは、5分に先制しながらカウンターとセットピースでやられてしまいました。

エミレーツでリヴァプールに敗れたFAカップ3回戦も含めると、3試合でシュート61本を放ちながら1ゴールのみ。レッズ戦をキャンセルしたジェズスは、古傷に違和感が生じたようです。この試合で代役に指名されたカイ・ハヴェルツはチャンスで躊躇し、終盤に入ったエンケティアはボールに1回しか触れずタイムアップを迎えています。

セットピースの対応や左サイドの守備など、改善ポイントはほかにもありますが、得点力の向上を実現できなければ、トロフィーは手に入れられないでしょう。エドゥSDとアルテタ監督には、3つの選択肢があります。フォーメーション変更、新戦力獲得、現有戦力の活用。しかし2トップや3バックにトライするのは、国内カップというお試しの場を失った今からはリスキーです。

冬のマーケットで新たなストライカーを獲得するというアイデアは、お値段次第でしょう。ラヤを完全移籍で獲得しなかったクラブが、イヴァン・トニーに1億ポンドを投じられるとは思えません。ナポリのオシムヘンやボーンマスのソランケも高額で、ネルソンやスミス・ロウらサブの選手の売却とセットで考えなければなりません。

アルテタ監督は、補強について「今の時点では現実的ではない」といっており、長期的に活躍できる即戦力の獲得は難しそうです。リアリティがあるのは、「サウジの退団希望組」でしょうか。ロベルト・フィルミーノやカリム・ベンゼマはモチベーションを失っているそうで、契約解除に持ち込めればフリーで引き入れることができます。

現有戦力の活用で考えられるのは、カイ・ハヴェルツの前線定着とマルティネッリのコンバートです。左サイドはジェズスやトロサール、スミス・ロウにまかせて、シュート力がある11番を中央で暴れさせるというプランも、セーフティリードを築いたゲームや打開策がほしい終盤にトライできます。

ジェズス不在のレッズ戦でカイ・ハヴェルツを前にまわした指揮官にとって、最も現実的な策は前線の配置換えでしょう。しかしプレミアリーグファンのひとりとして見てみたいのは、ベテランストライカーの降臨です。フィルミーノはレッズ以外に来そうにないので、秘かに期待するとすればベンゼマでしょう。

お互い、半年のお付き合いと割り切れれば、チームのコンセプトが歪むという不安は払拭できるのではないでしょうか。新戦力獲得に向かう際には、その手前でセドリクやエルネニーの放出といった予兆があるはずです。どうする?アーセナル。デブライネやチアゴの復帰が話題になるなかで、ノーゴールでポイントを落とす試合を増やすわけにはいきません。


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