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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

今夜はいよいよバイエルン!435分無失点を続ける堅守アーセナルに欠かせない前線のキーマンに注目!

プレミアリーグ32節を終えて、74ゴール24失点。最多ゴールと最少失点のアーセナルは、「opta」の優勝予想で三番手とされています。本命はマンチェスター・シティで、スーパーコンピューターが算出したトロフィーの確率は39.7%。2位のリヴァプールは31.3%で、ノースロンドンのクラブは29.0%に留まっています。

彼らの数字が伸びない理由は明確で、前半戦はドローだったチェルシーとトッテナムとの対戦が控えているからです。エミレーツのノースロンドンダービーも、スタンフォード・ブリッジも2-2。当時より守備力が高まっているガナーズが、ロンドンのライバルを連破して6連勝となれば、「opta」の数字は一気に跳ね上がるはずです。

2024年に入ってからのプレミアリーグで10勝1分。前年の20試合で37ゴールだった攻撃は、11試合で38ゴールと鋭さを増しており、1試合1失点ペースだった守備は4失点しか喫していません。ポルトとの120分を無失点で切り抜けた後、プレミアリーグで3戦連続クリーンシート。435分を失点ゼロで過ごしているアーセナルは、直近3試合で許したオンターゲットは4本だけです。

過去20年のプレミアリーグのチャンピオンは、平均ゴール数が85で失点は29でした。昨季のアーセナルは、88ゴール43失点。得点力は平均をクリアしていたものの、守備力は明らかに課題でした。今季は75ゴールで、前年同時期の74にひとつプラス。31失点だった守備は7つ減らしており、残り7試合で5失点以内なら王者の数字となります。

「テレグラフ」のサム・ディーン記者が、アルテタが築いた堅守に関する興味深いデータを紹介しています。2024年のアーセナルの予想失点(xGA)はわずか4.98で、2位マン・シティの12.28をぶっちぎりで引き離すリーグ1位です。守備の話になると、誰もが絶賛するのはサリバ、ガブリエウ、デクラン・ライスですが、実はもうひとり、称賛すべき人物が存在します。

ウーデゴーアとともに、最前線でプレスをかけるカイ・ハヴェルツ。デクラン・ライスの6番から8番と、カイ・ハヴェルツの8番から9番のコンバートは、指揮官にとって想定内のBプランだったはずです。しかしその効果は、脳内シミュレーションを上回ったのではないでしょうか。直近のプレミアリーグ7試合で5発4アシストのレフティは、守備の貢献度も称えられるべきでしょう。

デクラン・ライスとカイ・ハヴェルツがともに先発し、クリーンシートを達成した直近3試合をあらためて振り返ると、あるスタッツに目が留まります。ポルト戦、マン・シティ戦、ブライトン戦におけるディフェンシブアクション。1億500万ポンドのセントラルMFと、6500万ポンドのストライカーはいずれも20回を記録しています。

プレスでパスコースを切るだけでなく、自陣に下りて中盤をサポートする姿が目を引く29番は、ジョルジーニョが苦手とする中央からのドリブル突破の堤防の役割も果たしています。彼とサカ、ウーデゴーアの献身的なチェックも、失点回避のベースとして評価すべきでしょう。最前線でプレイしたプレミアリーグ7試合は6勝1分で、チームは3失点しか喫していません。

今夜はいよいよ、バイエルン・ミュンヘンです。最後の対決で2試合トータル10-2と惨敗した相手にリベンジを果たした後、マン・シティとの同国バトルを2戦とも完封でファイナルに進み、2005-06シーズンにサン=ドニで敗れたバルサを倒すのが、最も胸アツの展開でしょう。プレミアリーグ最高の堅守が欧州No.1と評される日が来るのを、秘かに期待しています。


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