スアレス、ルイス・グスタフォ、内田篤人まで…アーセナルの本気が見えない!?
ルイス・グスタフォの話も、イグアイン交渉時と同じプロセスをトレースしています。バイエルン・ミュンヘンで出場機会を失いつつあったブラジル代表のボランチは、チャンピオンズリーグ出場権を持っているチームへの移籍を望んでいる、と伝えられていました。当初から、ヴォルフスブルクが獲得意思を表明していましたが、プレミアリーグで上位争いをするポテンシャルがあり、CL出場権があるアーセナルのほうが断然有利です。グスタフォ本人も、「アーセナルの関心は聞いた。彼らのためにプレイしたいと思う。とても魅力的なクラブで、CLにも出ている。アーセン・ヴェンゲルというクレバーな監督もいる。バイエルンは昨季のCLで彼らに勝ったけど、簡単な相手じゃなかった」とコメント。本人との合意寸前というところまで進みます。イグアインのときも、ここまでは来ました。しかし…。
14日のドイツ紙で「ルイス・グスタフォはヴォルフスブルグへいく」と報道されました。その記事によれば、来週末には決まるとのこと。イギリス、ドイツ双方でさまざまなニュースがあるので、どれが正しいのかわかりませんが、話を整理すると「アーセナルのオファーは1700万ユーロ(約22億円)、ヴォルフスブルグは2000万ユーロ(約26億円)」という状況のようです。もしそうであれば、レアル・マドリードがナポリを選んだように、バイエルン・ミュンヘンもヴォルフスブルグを交渉相手に選びたくなります。またケチッて大魚を逃すのか、ガナーズ!?
そして、昨日になってイギリス紙「デイリースター」が「サニャの代役としてシャルケ04の内田篤人、ソショーのコルシアに興味」という報道です。こうなると、FWなのか中盤なのか、DFがほしいのか、アーセナルの獲得優先順位がみえません。「あれもこれもほしいけど、安いオファーしかしない」ということでは、これからも獲得競争で負け続けるでしょう。あと2週間です。この段階で、ターゲットを絞ることすらできないのであれば、現状のメンバーでプレミアリーグを戦うほかはありません。FWなら、デフォーやデンバ・バ、プレミアリーグ以外でもロビーニョ(ACミラン)、ヴチニッチ(ユヴェントス)など、出場機会が減りそうな面々がいるので、本気で獲りにいけば今からでもそれなりの選手を持ってこられそうですけどね。本気なら、ですが。
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