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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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リヴァプールとの決戦間近!「BBC」が指摘するアーセナルの4つの変化。

いよいよ明日、プレミアリーグで最も人気があるカードのひとつであるアーセナルVSリヴァプールが開催されます。フィルミーノ、サラー、マネという最強3トップと、ファン・ダイク、アリソンが君臨する鉄壁の守備が光るリヴァプールが勝つのか。ラカゼット、オーバメヤン、エジル、イオビ、ルーカス・トレイラがスピーディーなアタックを繰り返すアーセナルか。黄金カードの結果予想は、居酒屋にプレミアリーグファンが集まれば朝まで続けられそうな話題ですが、撃ち合いが多い両者の激突はいつも予測不能です。ギャンブル大好きな私などは、乗せられれば勝者とスコアを口走ってしまいそうですが、「エキサイティングなゲームを期待します」のひとことで留めておきましょう。開幕直後ならいざ知らず、ガナーズが調子を上げてきた今は、どちらが勝ってもおかしくありません。

ビッグマッチの試合直前となると、現地メディアがさまざまな特集を組むのが常ですが、「BBC」は今季プレミアリーグにおけるアーセナルの変化にフォーカスしています。「Arsenal v Liverpool: Why Gunners are not a soft touch any more(アーセナルVSリヴァプール:ガナーズがもはやソフトタッチではなくなったのはなぜか)」。レポートした元ガナーズDFのアレックス・スコット氏が着目したポイントは、「スロースタート」「運動量」「スプリント」「エジルに対するマネジメント」の4つです。昨季プレミアリーグのアウェイゲームで、4勝4分11敗と信じられない脆さを露呈したチームは、2018-19シーズンは3勝1分1敗と克服しています。ハーフタイムでリードしていた試合がひとつもなく、45分で試合が終わればプレミアリーグ17位というスロースタート症候群を抱えてしまったものの、後半の爆発力は脅威です。アウェイと後半に強くなった要因として、運動量とスプリントの増加があるというのがスコット氏の指摘です。

直近4シーズンは110~112kmで10位、9位、11位、8位だった1試合あたりの走行距離は、114kmに伸びてリーグTOP。2017-18シーズンは5位だったスプリント本数は、118.1本で2位にジャンプアップしています。試合が後半に入り、プレスが効かなくなったりラインが間延びしたりすると、走力に勝るアーセナルの速攻が威力を発揮するというお話です。スコット氏は、「エメリのエジルへのアプローチは、ペップのアグエロに対するオーダーと近いのではないか」と語っています。アーセナルの変化を象徴しているのが、最も価値が高い選手に改善を促すことだったというわけです。「君は素晴らしい選手だが、もっとやれる」と。

過去5シーズンのチャンスクリエイト数で常にTOP5に入り、20.9分に1回のペースでチームにチャンスをもたらしていた稀代のプレーメイカーは、「ポジションを得たければ戦わないといけない」「チームのためにもっと多くのことをする必要がある」と要求されているようです。クリスタル・パレス戦で真価を発揮できなかった10番は、68分でウェルベックに交代。昨季は80分より前に代えられたのは1試合のみですが、エメリ体制になってからは既に2試合です。エジルの上下動は増え、ボックスに入ってシュートを狙う姿が目立つようになりました。エメリ監督は、鞭を入れるばかりでなく、キャプテンだけに許されるアームバンドを渡して期待の高さを伝えています。

走力が上がり、速攻の鋭さが増したアーセナルは、守備が格段によくなったリヴァプールを撃破することができるでしょうか。データから読み解くとすれば「前半でレッズがリードすれば逃げ切り」「ハーフタイムをイーブンで迎えればアーセナルに勝機」ですが、果たして…⁉スコット氏の教えに従い、土曜日の試合はガナーズの速攻とエジルのポジションに注目してみたいと思います。いやー、待ち遠しいです。

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“リヴァプールとの決戦間近!「BBC」が指摘するアーセナルの4つの変化。” への6件のフィードバック

  1. りっきー より:

    グーナーですがリバプールとの試合はいつも楽しみにしてます!アルシャヴィンの4ゴールでのドローやロスタイムでソングからロビンのボレーでの勝利など記憶に残るゲームが多いです!
    フラットに見れば完成度からリバプールでしょうが多分に贔屓目を含んで4-2でガナーズ勝ちを予想します(笑)

  2. むん より:

    今のアーセナルが最もやりにくい相手がリバプールだと思ってます。守備がまだ安定しておらず、相手にチャンスを与え続けている現状では、リバプールの3トップは見逃してくれないだろう、というのがざっくりした予想です。細かな繋ぎのところでミスが生まれるようなら、さらに望みはないかな、と。

    ラカゼット、エジル、イウォビのボールキープとトレイラのカバーリングにかかってます。

    いい試合が見たい!

  3. エミリー より:

    まだまだリバプールが数段上にいますので、アーセナルが勝つ可能性はかなり低いと思います。
    記事にもある通り、もはやパターンにもなっている(笑)前半の不出来を、リバプールは見逃してはくれないだろうし、後半までにゲームが終わらせられてる可能性もあります。
    後半ほんとにやれんのか?もリバプール相手では未知数だしなぁ。
    そして、ビッグゲームで消えてしまう傾向にあるエジルが、どこまで機能するか?も気になります。
    流れを作るには、ジャカとトレイラが中盤を作れるか?
    攻撃のキモは、イウォビとベジェリンになると思うのですが、ベジェリンは数週間アウト?みたいなニュースも読みましたので、どうなることやら。
    本調子じゃなくても強いリバプール、だんだんと再生してきてますので、胸を借りるつもりで出来ることをベストでやってほしいです。

  4. グッチ より:

    更新お疲れ様です。
    ガナーズ日に日に改善していくのでもっと早くぶつかって欲しかったレッズファンです。
    日程の面もありますが、走力勝負なら負けませんよ!!
    良い試合を期待してます。

  5. かみこっぷ より:

    楽しみですねー!
    レッズは最近フォーメーションを変えてますが、ガナーズ戦はどう戦うでしょうか。

  6. アロンソ より:

    バランスならリバプールでしょうが
    攻撃力なら現時点ではアーセナルの方が
    格段に上でしょう。
    守備が弱点であるアーセナルに対して
    最後まで攻めきれるかの勝負になるのではないかと。
    逆に1、2点差でリパプールが守りに入ったら
    アーセナルの試合になると予想します。

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