イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ウェルベックの負傷で新戦力獲得に走る…⁉ アーセナルの冬の補強最新トピックス!

マンチェスター・シティはフェルナンジーニョのポジションを厚くするといわれており、前線を強化したいチェルシーとリヴァプールは、「プレミアリーグでプレイしたい」と語ったドルトムントのクリスティアン・プリシッチを狙っていると噂されています。マンチェスター・ユナイテッドは、今度こそCBを補強するのでしょうか。夏に誰も獲らなかったトッテナムも、アヤックスのセントラルMFデ・ヨングやニューカッスルのラッセルズがターゲットと報じられています。メディアがあの手この手で読者を増やそうとするインターナショナルマッチウィークの移籍ゴシップは、話半分で受け止めておいたほうがよさそうですが、「誰を獲るか」はともかく、「どこを補強するか」はさほど的外れではないでしょう。

さて、アーセナルです。ウェルベックの重傷、ラムジーの契約延長交渉決裂と、スカッドを見直すきっかけとなるニュースが続いたプレミアリーグ5位もまた、新戦力獲得に動くと見られています。ラウル・サンレヒさんは、「われわれは、現在起こっていることに満足しているけど、ウェルベックの負傷によって見解を変えるかもしれない」とコメント。「エディ・エンケティアのようないい選手を抱えている」といいつつ、冬のマーケットに参入する可能性を示唆しました。

「デイリー・メール」がウェルベックの代役として挙げているのは、リーグアン2位と絶好調のリールで活躍するFWニコラ・ペペ。PKが5本ありながらも13試合8ゴール5アシストを記録しているアタッカーは、右サイドを主戦場とするレフティですが、ゴールに向かうドリブルはスピードがあり、いかにもプレミアリーグ向きの選手です。「スカイスポーツ」は、バルセロナのウスマン・デンベレとローマのウンデルも候補として、3人のスタッツを比較していますが、プレイをチェックした限りでは、エメリ監督の速攻で最も機能しそうなペペが魅力的に映ります。メディアが報じたペペの移籍金2700万ポンド(約39億円)は安すぎると思いますが、バルサ入団時に1億5000万ユーロというタグが付いてしまったデンベレよりは手頃な値段で獲れそうです。トップにラカゼット、左右にオーバメヤンとペペという布陣をチョイスした際は、カウンターの切れ味は格段に上がるのではないでしょうか。

「レスター・マーキュリー」が、今季プレミアリーグ出場ゼロのエルネニーをレスターが狙っていると報じており、1500万ポンド(約22億円)のディールが成立すれば、ガナーズは中盤も強化するものと思われます。「デイリー・ミラー」によると、ラムジーやエルネニーの後釜と目されているのは、ビジャレアルのMFパブロ・フォルナルス。マラガとビジャレアルでラ・リーガ出場106試合と22歳にしては経験豊富で、ビジャレアル移籍初年度の昨季は35試合3ゴール12アシストという数字を残しています。上下動を厭わず、10番もセントラルMFもこなせる選手で、伝えられている契約解除金1780万ポンド(約25億6000万円)ならお買い得でしょう。

ヴェンゲル監督が2年連続でプレミアリーグ4位以内をキープできず、新体制に移行する際の混乱が懸念されたアーセナルは、前監督の在任時から経営ボードに適材を配することによって、しゃがむことなく戦えています。メディアが報じた商談がすべて成立するかどうかはわかりませんが、リストアップされている選手には納得感があり、首尾よく獲得できればさらに強くなりそうです。うらやま…いや、愚痴めいたことをいうのはやめましょう。週末はボーンマスですか。キックオフからアグレッシブにかましてくるチームですので、くれぐれもゆるりと入らないよう気をつけてくださいね!

おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


“ウェルベックの負傷で新戦力獲得に走る…⁉ アーセナルの冬の補強最新トピックス!” への2件のフィードバック

  1. 新参 より:

    ネルソンの契約を纏めてくれたボード。ラムジーの件さえうまくやってくれていれば夏の動きに満点を付けられたんだけど。

    でもまぁ、現在の主力の年齢が偏っていることを考えれば、ラムジーを切って若い選手を入れる、というのはリーズナブルな判断なのかもしれません。すでに獲得の目星がついたので、ラムジーとの交渉を打ち切った、と。

    ウェルベックも好調と怪我、という分かりやすいアップダウンがあったけど、じつはその辺関係無く、同じ理由で契約を進めなかったと見ることもできる。

    28歳の2人が23歳の2人に代わる・・・。ここだけ切り取ると妙に納得感があります。

    特にフォルナルス。知らないけど、なんか良さそう。

    ただ一つ。ペペもいいけどエンケティアにはチャンスを与えてほしい。ホントに。

    —–
    ぺぺはアーセナルに長らくいなかったレフティのドリブラーであり、獲得となればテンションが上がります。

    また、フォルナルスは以前にもターゲットに上がったことがありましたが、報じられている移籍金に驚きました。中盤であればどこでもでき、昨季のリーガのアシストランク上位だった選手が安価で獲得できるのであれば、是非動いてほしいですね。

    あとは、ユナイテッドのバイリーも噂になってますね。ホールディングの成長が著しいので、CBではなく、セカンドチョイスがベテランで固められている両SBのほうが補強ポイントだと思うのですが、取引次第ではCBもありかもしれません。

    それにしても、この時期のゴシップはなんでこうも魅力的なのでしょうか。

  2. エミリー より:

    獲得の噂がある選手、 みんな魅力的ですね。
    ペペはほとんど見たこと無かったのですが、チェックしてみたら、なるほどねエメリさんって感じですね。
    フォルナルスも良さそうです。
    こうなると、伸び代がしれてる感があるラムジーは、やっぱり出ていくのかな?

    エメリ監督のもとで著しく成長するのでは?と予想していたエルネニーが相変わらずで、とうとう出ていく噂が出てしまったのは寂しいですね。
    プレーを見る限りでは仕方ないですけども。

コメントを残す