エメリ監督が「他のクラブでチャレンジを」と退団勧告…どうする、ムスタフィ&エルネニー!
さて、夏のマーケットにおける新戦力獲得も、新しいシーズンの立ち上がりも順調なアーセナルですが、経営ボードとエメリ監督には、8月中に終わらせたい大事な仕事が残されています。余剰戦力の売却…プレミアリーグNo.1となる1億5500万ポンド(約200億円/BBC調べ)を補強に費やしたクラブは、イオビ、コシールニー、ジェンキンソン、ビエリク、浅野らを放出して約5400万ポンドを得ていますが、新戦力獲得の煽りで出場機会を失う選手に指揮官自らアラームを鳴らしています。
「彼らは本当にいい選手だ。しかし、彼らが持てる力を示すチャンスはなく、われわれとともに幸せを感じることができる可能性は低い。私は彼らがベストであることを願っている。最善の選択は、主役として活躍できる別のチームで新しいチャレンジをスタートさせることだ」
エメリ監督が名指しで戦力外であることを明言したのは、シュコドラン・ムスタフィとモハメド・エルネニーです。2016年の夏に加わったドイツ代表CBは、昨季プレミアリーグで30試合に出場したものの、大事な場面で軽率なミスを連発。パパスタソプーロス、ホールディング、チャンバース、マヴロパノスにダヴィド・ルイスが加わったスカッドで、4番手以下に評価を下げてしまったのでしょう。
昨季プレミアリーグで8試合出場のエルネニーは、運動量と守備力でグエンドゥジやルーカス・トレイラに及ばないと見られているのでしょう。「昨季からプレシーズンにかけて何度も話し、活躍できる別なチームと契約したほうがいいと伝えてきた」と語るエメリ監督が、再び彼らを抜擢する可能性はなさそうです。
ムスタフィはなぜ、初年度に見せたアグレッシブなインターセプトやハードマークを忘れてしまったのか。エルネニーは結局、何が足りなかったのか。ヴェンゲルスタイルからエメリ監督の戦い方へとシフトしていくなかで、彼らはフィットできず、余裕を失い、自分の強みすらも発揮できなくなってしまったのでしょう。プレミアリーグの中堅クラブや、以前働いていたリーグに居場所を変えれば、自分が何ができるのかを思い出せるかもしれません。
今回、エメリ監督が戦力外と明言したことは、ご本人たちのためにも、サポーターのためにもよかったのではないでしょうか。2人合わせて4000万ポンド程度を得られれば、クラブにとって悪くない着地でしょう。欧州の移籍市場締め切りまで、残り1週間。アーセナルと選手たちがどんな決断を下すのか、来週末までチェックしていきたいと思います。
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ついでにエジルも売れないかなぁ
二人で4000万ポンドは厳しいでしょうね。
3000万ポンドいけば御の字ではないでしょうか。
いよいよリバプール戦ですが、正直勝てるとは思いません。
ですが、希望を持てるいい試合をしてほしいです。
終盤のリバプールをホームに迎えるときはほんとの勝負だと思います。
そのころには前線の連携も良くなってるでしょうし、ホールディング、ベジェリン、ティアニーもフィットしてるでしょうから、ガチンコの勝負が出来るんではないでしょうか。
とりあえず今日は引いて耐えてカウンター狙いもありですね。
あの時のシティ戦のカソルラのように、セバージョスが無双してくれるのを願ってます。