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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

交代策はまたも不発…守備のミスで失点したマンチェスター・ユナイテッドがアウトサイダーに敗戦!

13分、イスタンブール・バシャクシェヒルの先制ゴールは35歳になったデンバ・バ!ウェストハム、ニューカッスル、チェルシーで活躍し、プレミアリーグに怖れを抱かないストライカーが、自陣ボックスからの縦パスでハーフライン手前から抜け出しました。独走でディーン・ヘンダーソンと1対1となると、落ち着いて右脇を抜いて1-0。CKの流れで最後方にいたマティッチは、なぜ彼を放置したのでしょうか。パリとライプツィヒに連勝したマンチェスター・ユナイテッドは、CLグループステージ3節のトルコ遠征でアウトサイダーに敗れれば、自ら混戦を招くことになります。

スールシャール監督は、チームにフィットしてほしいファン・デ・ベークをスタメンで起用しています。GKディーン・ヘンダーソン、DFワン=ビサカ、トゥアンゼベ、マグワイア、ルーク・ショー。MFファン・デ・ベーク、マティッチ、ブルーノ・フェルナンデス、FWマタ、マルシアル、ラシュフォード。静かに立ち上がったゲームは、10分まではアウェイチームのペースでした。6分にマグワイアのロングフィードを叩いたブルーノ・フェルナンデスのボレーは左にアウト。ファン・デ・ベーク、ブルーノ・フェルナンデス、ラシュフォードと左に展開した10分のアタックは、10番の落としを受けたファン・デ・ベークが左のルーク・ショーに打たせ、クロスのような一撃はファーポストすれすれを抜けていきました。

リードされたマンチェスター・ユナイテッドは、プレミアリーグでよく見る「持たされる展開」にはまりました。横にはつながるものの、縦に入れる楔を奪われるシーンが目立ち、ホームチームのカウンターやサイドアタックを何度も喰らっています。20分にデンバ・バがラインの裏に抜けると、プロフェッショナルファールのトゥアンゼベにイエローカード。26分にボリンゴリ=ムボンボに左から突破されかけたピンチは、オフサイドを示すフラッグに救われます。28分に左のマティッチからパスをもらったブルーノ・フェルナンデスは、エプレアヌを抜き去ってシュートレンジに入りますが、すぐに3人に囲まれて縦パスをカットされました。

32分、左サイドを突破したのはボリンゴリ=ムボンボ。クロスに走り込んだアレクシッチのヘッドは、ディーン・ヘンダーソンの守備範囲でした。スコアが動いたのは40分。自陣右サイドでマタが長いトラップをトゥリッチに奪われ、グラウンダーをデンバ・バがスルーすると、ファーから走り込んだビシュツァがフリーでダイレクトショットを放ち、ディーン・ヘンダーソンの足元を抜きました。3分後、絶体絶命のチームに希望をもたらしたのはマルシアル。ルーク・ショーのクロスをヘッドで右隅に押し込み、マンチェスター・ユナイテッドは1点のビハインドで前半を終えました。

ハーフタイムにトゥエンゼベが下がり、マクトミネイがピッチへ。キックオフから5分を過ぎると、イスタンブール・バシャクシェヒルの重心はより後ろになり、マルシアルとラシュフォードにスペースはありません。55分のブルーノ・フェルナンデスのFKは、GKギュノクが右に飛んで弾き出すビッグセーブ。60分にマタがブルーノ・フェルナンデスに預けると、強烈なミドルを足に当てたのは、プレミアリーグファンには懐かしいシュクルテルです。

スールシャール監督は、61分にファン・デ・ベークとマタを諦め、ポグバとカバーニを投入。ポゼッションを取っているアウェイチームは、ファイナルサードでパスをつなぐことができず、8人で構築するイスタンブールの城壁を崩すことができません。76分にラシュフォードとワン=ビサカが下がり、フォス=メンサーとグリーンウッド。指揮官は、カバーニ、マルシアル、グリーンウッドという前線をどう動かそうとしたのか。中央に集まったストライカーたちに連携はありません。マクトミネイが右サイドに張り、ブルーノ・フェルナンデスが下がってパスを供給するスクランブルを見たとき、敗戦を覚悟しました。

92分のCKにマグワイアが競り勝ち、落ちたボールをトバリがキックミス。ゴールラインを越えようとしたボールをエプレアヌが必死にクリアすると、ゴールラインテクノロジーがノーゴールを宣告し、マンチェスター・ユナイテッドの敗戦が決まりました。メンバーをいじると綻びが発生し、交代策が機能しないチームは、プレミアリーグでもチャンピオンズリーグでも取りこぼしを減らせないでしょう。パリ・サンジェルマンにアウェイ勝利というアップセットを無にするような手痛い勝ち点ロスト。未だシステムがない個人技頼みのチームは前途多難です。


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