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マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ELの明暗…主力を温存できるスールシャールと、主力を休ませられなくなったアルテタ。

最初に、ちょっとだけグチをこぼさせてください。サー・アレックス・ファーガソン退任以降、初めて年明けにプレミアリーグのTOPに躍り出た希望のシーズンなのに、マンチェスター・ユナイテッドはあまりにもクジ運が悪いですよね?チャンピオンズリーグでライプツィヒ、パリ・サンジェルマンとの「死のリーグ」を戦ったわけですから、ヨーロッパリーグのラウンド32ぐらいは、北欧あたりのクラブとやらせてもらってもいいのではないでしょうか。ラ・リーガで5位に着けているレアル・ソシエダは、いくらなんでも厳しすぎます。開始早々にヤヌザイのシュートがポストをかすめたとき、思わずため息がこぼれてしまいました。

カラバオカップもFAカップも、下部リーグのクラブと戦えたのは初戦だけ。前者はブライトン、エヴァートンに勝った後、マンチェスターダービーで完敗。後者は4回戦でリヴァプールと激突し、何とか勝ったと思ったら、次は好調ウェストハムです。レッズを3-2で下した直後のプレミアリーグで、シェフィールド・ユナイテッドに足をすくわれ、ハマーズとの延長戦を制した後は、WBAに1-1ドローでペップの背中が見えなくなってしまいました。どうでしょう。あまりにもクジ運が悪いですよね?レアル・ソシエダ戦でスプリントを繰り返したブルーノ・フェルナンデスとラシュフォードが、ニューカッスル戦で消えてしまうのではないかと気が気でない今日この頃であります。

それでもスールシャール監督には、以前よりも余裕が感じられます。アリアンツ・アレナでのヨーロッパリーグでは、グリーンウッドをトップに置きつつ、ダニエル・ジェームズ、アレックス・テレス、バイリーを起用。0‐3でリードし、勝利を確実にしたタイミングでベテランのファン・マタと18歳のアマド・ディアロを投入し、今後に向けて戦力の幅を広げました。主力固定で戦っていた昨季までのスールシャールなら、ガチガチのレギュラーを揃え、5枚使える交代カードを余らせてサポーターの不満を煽っていたのではないでしょうか。

大事な緒戦でアウェイゴールを4発重ねることができたため、マンチェスター・ユナイテッドは出場32クラブのなかで最もラクに勝ち抜けるチームとなりました。チェルシーとのシックスポインターの直前に行われるセカンドレグを、若手とサブ中心のメンバーで戦えるのは大きなプラス材料です。スペインの難敵相手に主力を出さざるをえない状況で、0‐4という最高の結果とサブの選手の活躍という果実を得た指揮官には、惜しみない拍手を捧げたいと思います。

一方、古豪ベンフィカというやばいカードを引き当ててしまったアルテタ監督は、直前のプレミアリーグのリーズ戦と同じメンバーで戦うというギャンブルに出て、1-1ドローという微妙な結果に終わりました。直後のマンチェスター・シティ戦を捨てるかのような全力勝負に出たのに、勝負を持ち越してしまったため、セカンドレグの3日後に行われるレスター戦との兼ね合いが難しくなってしまいました。ローマのスタディオ・オリンピコで開催されたELの収穫は、ティアニーの慣らし運転ができたことぐらいでしょう。

ウィリアン、マルティネッリ、ニコラ・ペペといった攻めの交代カードはいずれも機能せず、プレミアリーグ首位と3位とのゲームでは最初から使いづらい状況です。マン・シティ、ベンフィカ、レスターという難しい3連戦をすべて落とせば、2021-22シーズンの欧州へのルートは絶たれます。主力を下げると、バランスが悪くなりがちなデリケートなチームは、春に望みをつなぐことができるのでしょうか。ベンフィカ戦の前半にベジェリンのグラウンダーを左に外してしまったオーバメヤンのミスが、致命傷にならなければいいのですが…。


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