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マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ロンドンの明暗…ウェストハムは、なぜトッテナムより上にいるのか?

プレミアリーグ9節のマンチェスター・シティ戦を2-0で制し、レスターから首位の座を奪うと、チェルシー戦はスコアレスドローで、ノーズロンドンダービーは2-0完勝。ビッグ6との直接対決3連戦を無失点で切り抜け、唯一ひとケタの9失点をキープしたトッテナムを見て、さすがジョゼ・モウリーニョと唸ったプレミアリーグファンが多かったのではないかと思われます。12節まで順位テーブルの頂点にいたチームの暗転のきっかけは、リヴァプール戦の完敗でした。ボクシングデー直前のレスター戦も2-0で落とし、6位に転落したスパーズは、守備に難があるチームにしか勝てなくなりました。

レッズ戦以降のプレミアリーグ12試合は3勝3分6敗、直近5試合は1勝4敗。勝った相手はリーズ、シェフィールド・ユナイテッド、WBAと失点ランキングのTOP4だけで、その他の9試合では4ゴールしか決めていません。クリスタル・パレス戦までの12試合で10ゴールと絶好調だったソン・フンミンは、不振に陥ってからの12試合は3ゴール。ケイン&ソンに依存していたスパーズは、ホットラインを分断されると、単調なサイドアタックを止められ続けるだけのチームと化してしまいます。

プレミアリーグ25節は、ウェストハムとのロンドンダービー。デヴィッド・モイーズ率いるチームの順位の変化を追うと、スパーズと真逆のカーブを描いていることに気づきます。スパーズがレスターに敗れた14節に、チェルシーとのダービーを3-0で完敗し、6勝3分5敗で10位。ここからの10試合は6勝3分1敗と絶好調で、半分の5試合をクリーンシートで終えています。

ハリー・ケインとソン・フンミンのコンビで26ゴールを挙げているスパーズに対して、セバスチャン・アレをアヤックスに売却したハマーズは、前線のマイケル・アントニオとボーウェンを足しても10ゴール。本職のストライカーが不在で、ウインガータイプの選手をトップに据えているチームには、ビッグ6を凌駕する武器が2つあります。ひとつはセットピース、そしてもうひとつは、トマシュ・ソーチェクの存在です。

セットピースから12発は、今季プレミアリーグNo.1。バルブエナ、ドーソン、オグボンナ、ディオプ、フレデリクスと6人のDFがゴールを決めており、トータル8発はチェルシーの11に次ぐリーグ2位です。10月に加わった右SBツォウファルは大当たり。夏に完全移籍に切り替わったトマス・ソーチェクはプレミアリーグ24試合8ゴールという数字を残しており、PKを除けば、彼よりゴールが多いMFはマン・シティのギュンドアンだけです。1試合あたりの走行距離12.2kmはリーグTOP。デクラン・ライスとともにCBの負担を軽くしているチェコ代表がいなければ、2月に5位という躍進はなかったでしょう。

5節にトッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われた一戦は、残り10分を切っても3-0で負けていたハマーズが、終了間際のランシーニのスーパーショットで追いつくというドラマティックな展開でした。ロンドンスタジアムで開催される今回は、どんな展開になるでしょうか。ヨーロッパリーグのヴォルフスベルガー戦でゴールを決めたガレス・ベイルとヴィニシウスは、プレミアリーグでも結果を残せるのか。デル・アリと彼らが持てる力を発揮できなければ、スパーズはストライカー依存の戦い方から脱却できないのではないかと思います。

決戦は、日曜日。ジョゼ・モウリーニョにとっては、ノースロンドンに来てから50試合めのプレミアリーグとなります。23勝12分14敗、1試合あたり1.65ポイントというスタッツは、2007年のファン・デ・ラモス就任以降、最も低いとのこと。セットピースVSカウンターの対決は、ブックメーカーによる解任候補の本命にとっては、負けられない一戦です。そういえば、2人とも元マンチェスター・ユナイテッドですね。ヨーロッパリーグとカラバオカップを獲ってくれた名将のほうに肩入れしたくなりますが、果たして…!


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