イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

失点回避の安全サッカーに徹したトゥヘルチェルシー、プラン通りのベスト4進出!

ファーストレグは0‐2でチェルシーが勝利。7シーズンぶりの4強をめざすプレミアリーグのクラブは、セビージャのエスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスファンで行われるホームゲームで勝利かドローなら勝ち抜け決定です。トゥヘル監督の就任以来、守備が強化されたチームにとっては、「1失点以下」という目標設定がわかりやすいかもしれません。キックオフは、現地時間の13日21時。立ち上がりからアグレッシブに攻めてくるポルトに危険なラストパスを許さず、5分過ぎからは直線的な速攻でゴールに迫るシーンが増えています。

GKメンディ、3バックにアスピリクエタ、チアゴ・シウヴァ、リュディガー、WBにリース・ジェームズとチルウェル。セントラルMFはカンテとジョルジーニョ、前線はメイソン・マウントとプリシッチの前にカイ・ハヴェルツ。トゥヘル監督は、プレミアリーグ31節のクリスタル・パレス戦で4ゴールを決めた前線をそのまま持ってきています。10分にメンディが足を滑らせ、ミスキック。ボックス右からダイレクトで打ったヘスス・マヌエル・コロナは、DFに当ててしまいました。

18分、守備に追われていたチェルシーが久々のアタック。左に流れたカイ・ハヴェルツの縦パスをカンテがキープし、プリシッチ、リース・ジェームズとパスがつながりますが、SBがクロスに打ったフィニッシュは左に逸れていきます。27分、カンテが右からドリブルで上がり、外を並走していたカイ・ハヴェルツに預けると、クロスはペペがブロック。リバウンドをキープしたカイ・ハヴェルツのシュートもコースを切られてCKです。

32分、ムベンバが縦に浮かしたボールをヘスス・マヌエル・コロナとチルウェルが競ると、体を入れ替えて前を向いたウインガーのシュートは右にアウト。両者ともにサイドアタックからクロスを入れられず、前半はオンターゲットゼロで終わりました。2点の貯金があるチェルシーにとっては、悪くない展開。後半も、ポルトが主導権を握っています。

53分、サイドチェンジを受けたプリシッチがチルウェルに預けてニアに走ると、縦に突破したSBのリターンに合わせたボレーはミスキック。57分、カンテが左に展開したボールを追ったメイソン・マウントは、ボックス左から放ったシュートをマナファにブロックされました。65分、オタビオの縦パスを受けたヘスス・マヌエル・コロナがゴール前に浮かすと、ウリベのヘッドはメンディがキャッチ。残り15分を切っても、このシュート以外に枠内に収まったショットはありません。

ポルトのアタックは単調で、ゴール前に入ってくるボールはチェルシーの3バックがことごとくクリア。退屈な展開をよしとしていたトゥヘル監督は、メイソン・マウントをツィエクという最初のカードを86分まで引っ張りました。92分、カイ・ハヴェルツに代わってジルー。ツィエクの絶妙な浮き球がラインの裏に入り、プリシッチがGKマルチェシンと1対1になりますが、シュートはGKに当たってしまいました。94分、ナヌのクロスが中央に上がると、タレミがバイシクルで右隅にゲット。ポルトがトータルのスコアを1点差としたとき、残り時間は1分を切っていました。

チェルシー、ベスト4進出!サイドアタックに丁寧に対応して決定的なクロスを入れさせず、ポルトの攻撃をスーパーショット1発に留めました。次の相手はリヴァプールか、レアル・マドリードか。昨年の8月にパリをファイナルに導いた指揮官は、どちらとやるにしても、堅守速攻に徹するでしょう。プレミアリーグではTOP4争奪戦に巻き込まれていますが、バイエルン不在のCLなら、どこと当たってもいい勝負になるはずです。カイ・ハヴェルツ、ツィエク、ヴェルナー、プリシッチ…苦しいシーズンを過ごしてきたアタッカーたちの最後の爆発に期待しましょう。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


コメントを残す