イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

CL・EL・ECL準決勝、いよいよスタート!来季の欧州でプレミアリーグ勢が9チームになる条件は?

本日より、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、ヨーロッパカンファレンスリーグの準決勝が始まります。プレミアリーグ勢で最初に登場するのは、レアル・マドリードをエティハドに迎えるマンチェスター・シティ。ビジャレアルと戦うリヴァプールも、ファーストレグは本拠地アンフィールドです。

ヨーロッパリーグでベスト4進出を果たしたウェストハムは、鎌田大地と長谷部誠が在籍するフランクフルト。プレミアリーグで10位と不振のレスターは、ジョゼ・モウリーニョのローマと激突します。4チームとも、難しい相手ではありますが、ファイナルに進むチャンスは充分ともいえるでしょう。

「スカイスポーツ」のピーター・スミス記者は、この状況を見てテンションが上がっているようです。「来シーズンは、プレミアリーグから9つのクラブが欧州の大会に出場する可能性がある」という話は、3つの決勝戦の組み合わせが決まってからでもいいでしょう。と、いいつつも、ネタを振られると気になって読んでしまいます。どういう条件なら、半数に近いクラブが欧州で戦えるようになるのか、おさらいしておきましょう。

まずは、前提です。「プレミアリーグのTOP4は、チャンピオンズリーグのグループステージ」「5位とFAカップの勝者は、ヨーロッパリーグのグループステージ」「カラバオカップの勝者は、ヨーロッパカンファレンスリーグのプレーオフ」。現在の順位のままでシーズンが終われば、マン・シティ、リヴァプール、チェルシー、アーセナルがCLの出場権をゲットします。

ヨーロッパリーグの1枚めは、5位のトッテナム。FAカップ決勝は、CL当確のリヴァプールVSチェルシーなので、6位マンチェスター・ユナイテッドが2枚めを手に入れることになります。ヨーロッパカンファレンスリーグの出場権は、カラバオカップを制覇したリヴァプールからプレミアリーグ7位のウェストハムへ。ここまでが、「今季の欧州で優勝がゼロだった場合」です。

さて、3つの大会でセミファイナルに進出した4チームがトロフィーを手に入れたら、来季の出場権はどうなるのでしょうか。ビッグイヤーを獲得したら、次のシーズンのCL出場権が付与されますが、リヴァプールもマン・シティも既に持っているので枠に変更なし。ヨーロッパリーグでモイーズ監督のチームが勝てば、2022-23シーズンのCLはマン・シティ、リヴァプール、チェルシー、アーセナル、ハマーズの5枠となります。

ハマーズが7位以内なら、ELあるいはECLの枠がひとつ消滅してしまうのですが、8位以下でEL制覇となればプラス1。現在10位のレスターがECLの初代チャンピオンとなると、こちらも枠がひとつ増えます。というわけで、2つの大会をプレミアリーグ8位以下のチームが制すると仮定して、出場チーム一覧を作ってみました。

CL=5チーム
マンチェスター・シティ(1位)、リヴァプール(2位)、チェルシー(3位)、アーセナル(4位)、ウェストハム(EL優勝)
EL=3チーム
トッテナム(5位)、マンチェスター・ユナイテッド(6位=FAカップの権利移転)、レスター(ECL優勝)
ECL=1チーム
ウルヴス(7位=ハマーズが8位以下に落ちたと仮定)

いやー、にぎやかでいいですね。木曜日は、プレミアリーグの2チームを全力で応援したいと思います。モイーズ監督がCL、われわれがELという事実を受け入れるのは、まあまあ難しいお話なのですが…。



おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


コメントを残す