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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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レアル・マドリードと基本合意!? トゥヘル監督が「リュディガーは退団希望」とコメント!

プレミアリーグ34節のウエストハム戦に、彼の姿はありませんでした。鼠径部とハムストリングを負傷してしまったアントニオ・リュディガー。フランク・ランパードのチームで出場機会を減らしたCBは、トゥヘルの3バックになくてはならない存在です。代役としてサールが起用されたビッグロンドンダービーは、2-4で完敗。ハマーズ戦で左のCBに選ばれたのは、百戦錬磨のセサル・アスピリクエタです。

デヴィッド・モイーズのチームを攻め立てたチェルシーは、ゴールを決められないまま終盤に突入。84分にドーソンがルカクを後ろから引っ張り、PKとレッドカードが示されますが、名手ジョルジーニョがファビアンスキの読み通りのコースに蹴ってしまいました。

しかし90分、マルコス・アロンソの完璧なグラウンダーに走り込んだプリシッチが、左足のダイレクトショットを右隅に決めて1-0。何とか3ポイントをゲットした指揮官は、試合後のインタビューでリュディガーの去就について言及しました。

「彼は、クラブから離れたがっている。プライベートな会話のなかでそう伝えてきた。私もクラブも全力を尽くしたけど、処分の影響でこれ以上戦えない。制裁がなければ、少なくとも戦い続けることができていたはずだ。もはや、われわれがどうにかできる状況ではない。これは彼の決断だ」

「彼は重要な人物。シーズン終了まで、そうであり続けるだろう。とにかく残念だ。いなくなるのはとても寂しい。彼はドレッシングルームで勇気を与えてくれる存在だった。誰もが恐れる卓越したレベルで、50~55試合に出場してくれたからね。この1年半で、トップのディフェンダーだった。こうなったら、別の解決策を見出す必要がある」

今シーズン限りで契約満了となるCBは、4月の末までに将来について決めるとしており、チェルシーの制裁解除を待てなかったようです。「GOAL」は、レアル・マドリードと4年契約で基本合意と報道。「スカイスポーツ」は、マンチェスター・ユナイテッド、バルセロナ、パリが代理人と話している最中と伝えています。

プレミアリーグ5シーズンで127試合9ゴール。トゥヘル監督の就任以来、彼がいた試合の平均失点は0.7で、いなければ1.4。これほど素晴らしいCBの代役を見つけるのは…いや、その前に、新しいオーナーが決まらなければ新戦力を獲得することはできません。「制裁が過去の話になることを願っている」。今、指揮官ができるのは、ドイツ代表DFを早期に復帰させてプレミアリーグ3位とFAカップ制覇をめざすことだけです。


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