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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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11年ぶりの帰還!CL決勝進出のリヴァプール、クロップ監督&選手たちの明るいコメント集!

Anyone got any tips for getting a Champions League logo off a face?(誰か、顔についたチャンピオンズリーグロゴの消し方を知ってる人はいない
か?)」。ジェームズ・ミルナーがTwitterで飛ばしたジョークに、17万件を超える「いいね!」が集まっています。ローマで行われたチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグの15分、デヤン・ロブレンのクリアが顔面にヒットし、オウンゴール。ベテランMFが、味方のミスを笑いに変えたのを見ると、あらためてファイナル進出という素晴らしい結末を思い出してテンションが上がります。2006-07シーズンにミランに敗れてから、11年ぶりの帰還。プレミアリーグ勢としては、2011-12シーズンに初優勝を遂げたチェルシー以来、6年の沈黙を破る快挙です。

「BBC」が、試合後の指揮官と選手たちのコメントと、今季のレッズに関するさまざまなデータを紹介しています。プレミアリーグで56ゴールを重ねたフィルミーノ、サラー、マネの恐怖の3トップは、ローマ戦のマネのゴールでCL通算29ゴールとなり、2013-14シーズンにクリスティアーノ・ロナウド、ベンゼマ、ベイルの「BBC」が決めた28発を上回りました。アウェイでの20ゴールは、2013-14シーズンのレアル・マドリードと並ぶレコード。5点以上決めた試合が4つもあるのは、後にも先にもレッズだけです。

4-2で敗れたローマ戦を見て、ミスと失点の多さを嘆く向きもあるようですが、今季チャンピオンズリーグにおいてスタディオ・オリンピコでゴールを決めたのは、リヴァプールが初めてです。昨季プレミアリーグ王者のチェルシーと、今季ラ・リーガで無敗のバルサはいずれも3-0で完敗。CL準決勝で史上最多のトータル13発という撃ち合いを制したレッズの攻撃力が、いかに素晴らしかったかを物語っています。「ワイルドだ。求めていたよりも、ちょっぴりエキサイティングすぎたけど」と話し始めたクロップ監督の言葉に耳を傾けてみましょう。

「多くの選手にとって、初めてのセミファイナルだったから、平常心をキープすることが重要だった。100%、ファイナリストに値するね。幸運なしでは難しかっただろう。今夜は1回だけ、それを必要とした。レアル・マドリードだって同じだ」「選手たちが見せてくれたメンタリティ、個性、そしてフットボールそのものも、とてもクレイジーだった!」

興奮していたのは指揮官だけではなく、キャプテンもまたエキサイティングでした。「チャンピオンズリーグでファイナルに進出するのは簡単じゃない。われわれは驚くべき頑張りを見せることができた」と自画自賛したジョーダン・ヘンダーソンは、ラストゲームに必要なのは自信だと語っています。

「ファーストレグでは素晴らしいゴールを決めることができ、うまくやれたと思う。でも、今日は最後の10分でゴールを許してしまった。あれは止めないとね。2試合を通じて、全体的には満足している。週末にはチェルシーと大事な一戦があり、ブライトンとの最後のホームゲーム、そしてレアル・マドリード。決勝には自信をもって臨みたい」

ワールドカップやチャンピオンズリーグで、厳しい試合を経験した選手がいないのが、リヴァプールの最大のウィークポイントだと思います。メンタルの重要性を強調したキャプテンには、百戦錬磨の王者と対峙しながらチームを落ち着かせることが求められます。「BBC]の記事より、中盤と最終ラインを支えた選手たちのコメントも紹介しましょう。

「この気分をずっと楽しんでいたいけど、今週末に重要な試合があるから、そうもいかないだろうね。ライビーナか何かで、ストレッチしないといけないんじゃないかな、たぶん」(ミルナー)
「昨季はライバルチームのハル・シティで戦っていたけど、今はここに家にいるような気分を感じている。たぶんキエフを愉しめると思うよ」(ロバートソン)
「レアル・マドリードとの試合は、ナイスゲームになると思う。チャンピオンズリーグで優勝したかったら、どんなチームにも勝てないといけない」(ワイナルドゥム)

プレミアリーグでライバルの追い上げを退けながら、決戦に向けて最高のコンディションを創り上げていくのは簡単ではありませんが、レッズの選手たちには、今季の集大成といえるような彼ららしいフットボールを全うしていただければと思います。多少の失点はいつものこと。見たいのは、プレス、プレス、アタックです。そして願わくば…!

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“11年ぶりの帰還!CL決勝進出のリヴァプール、クロップ監督&選手たちの明るいコメント集!” への2件のフィードバック

  1. Macki より:

    更新ご苦労様です。
    選手がポジティブなコメントが多いのがうれしいですね。ミルナーのTwitter でのコメントは秀逸で、チーム内にも良い影響を
    与えている節が感じられます。5月下旬までレッズのフットボールが観られるのが何よりもうれしく、また対戦相手がレアルと
    最高ですね。まずは、今週末のチェルシー戦を乗り切りたいところです。

  2. Motsuki909 より:

    キャプテンの言葉通り、自信を持って戦う事は大切でしょう。決勝戦というものを経験した選手が少なくなとも、メンタルが重要なのも事実でしょう。例えそれが、自己暗示によるものでも。

    仰る通りに、多少の失点はいつもの事です。DFの枚数を増やして守備固めをしても、むしろ失点するケースが多いぐらいですから。正真正銘、今季最後の試合であるレアルとの決勝は、最初から最後まで攻め続けて欲しいです。多くのフットボールファンが観たいリヴァプールでありながら、最も優勝に近付けるプランだとも思うのです。

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