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【Brighton×MAN.UTD】マン・ユナイテッドの前線が機能せず、ブライトン残留決定!

フライデーナイトのプレミアリーグは、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンVSマンチェスター・ユナイテッド。モウリーニョ監督のチームが勝ち、トッテナムがドロー以下に終われば、レッド・デヴィルズのプレミアリーグ2位フィニッシュが決まります。ルカク不在のチームは、前線にラシュフォード、マタ、マルシアル。ポグバ、マティッチ、フェライニが中盤に構え、デ・ヘアの前にはダルミアン、スモーリング、ロホ、アシュリー・ヤングです。立ち上がりから攻勢のアウェイチームは、3分にボックス左でFKを獲得。ラシュフォードのキックを押し込んだフェライニには、オフサイドを示す旗が上がっています。

プレミアリーグ14位のブライトンは、勝てば残留決定。本拠地アメリカンエクスプレス・コミュニティで強豪を倒して決めたいところでしょう。クノッカールが右から仕掛けた7分のアタックは、シュートを守備網に跳ね返され、最後のスティーヴンスのミドルは右にアウト。10分にポグバとマティッチをかわしたクノッカールがイスキエルドに落とすと、シュートはスモーリングがブロックします。13分に左のイスキエルドがパスカル・グロスにパスを入れると、右足のシュートはデ・ヘアの正面。マンチェスター・ユナイテッドは楔のパスを通せず、ブライトンの速攻を受ける展開が続いています。

20分、フェライニのチェックをかわして思い切りよく右足を振り抜いたのは、今季プレミアリーグ12ゴールのグレン・マレー。左隅にまっすぐ飛んだ強烈なミドルは、デ・ヘアのビッグセーブに阻まれます。24分、ポグバの初めてのシュートの後、フェライニが競ったボールのリバウンドをラシュフォードがボレーで狙うと、ダンクが頭でブロックします。2分後、右サイドでダンクのトラップミスを咎めたラシュフォードがゴール前に持ち込みますが、迷った末の中途半端なキックは味方に届きませんでした。

ポグバのボールロストから左のイスキエルドにボールが渡ると、鋭いミドルはデ・ヘアがセーブ。35分、右サイドから仕掛けたクノッカールがゴールに向かう斜めのパスを転がすと、走り込んだパスカル・グロスはデ・ヘアと1対1。角度がないエリアからのフィニッシュは、デ・ヘアが冷静に体に当てました。前半は0-0。プレミアリーグ2位チームの前線は、まったく機能していません。後半に入るとマティッチが攻め上がり、49分にボックスで縦パスを受けたポグバが、ダフィーの足元を抜くシュート。スピードがなく、マシュー・ライアンに捕られますが、可能性を感じさせるラストパスでした。

57分、ボックス左に侵入したイスキエルドがダルミアンを抜いてクロスを上げると、パスカル・グロスのヘッドは枠に入ったロホがクリア。ゴールラインテクノロジーは、ロホが蹴ったのはラインを越えたボールだったことを表しています。ブライトン、先制。このままいけば、マンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグ昇格クラブとのアウェイゲームに全敗となります。クノッカールはキレキレで、ロホとアシュリー・ヤングのサイドを何度も突破。65分のCKは、こぼれ球を右サイドで拾ったパスカル・グロスが、ファーのイスキエルドにグラウンダーを通しますが、シュートはポストの外に逸れてしまいました。

68分にマタが蹴ったFKは、バーの上。残り20分となり、モウリーニョ監督はダルミアンとフェライニを下げ、リンガードとルーク・ショーを投入します。71分にラシュフォードが放った強烈なミドルは、マシュー・ライアンがセーブ。76分にはロホが下がり、マクトミネイが中盤に入ります。79分にマタが長いクロスをファーに上げると、マルシアルはワントラップボレーを打ち上げてしまいました。87分にリンガードがカウンターを仕掛け、パスを受けたラシュフォードがヒールで戻しますが、14番のボレーは大きく右にアウト。最後の猛攻は実らず、マンチェスター・ユナイテッドが今季プレミアリーグ7敗めを喫しました。

まずは、ブライトンのクリス・ヒュートン監督と選手たちに、残留おめでとうございますと申し上げたい。マルシアルとラシュフォードがシュートの精度を欠いていたのも確かですが、ホームチームの体を張った守備が素晴らしく、今日のマン・ユナイテッドが勝ち点3をゲットするのは難しかったと思います。ルカクがいないチャンスに高い集中力で臨めなかったラシュフォード、不要なドリブルやボールキープが目立ったポグバ、サイドで勝負しなかったマルシアル。攻撃のキーマンのパフォーマンスが悪かったモウリーニョ監督のチームは、マティッチとリンガードの奮闘だけではどうしようもありませんでした。

プレミアリーグ制覇をめざすなら、サイドで優位に立つための崩しの形を創り、縦のボールやダイレクトパスを意図的に使えるようにするなど、チームプレーの強化を図る必要があるのではないかと思います。タレント頼みのアタックが多い現状を改善できなければ、マン・シティはもちろん、レッズやスパーズの上にもいけなくなるでしょう。プレミアリーグ2位をキープし、FAカップを制覇できれば悪くないシーズンですが、ベテランとフィジカルモンスターが支えるチームは、前途洋々とはいえません。モウリーニョ監督には、大物を獲得するばかりでなく、連携強化による攻撃力の向上を期待しています。

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“【Brighton×MAN.UTD】マン・ユナイテッドの前線が機能せず、ブライトン残留決定!” への2件のフィードバック

  1. makoto より:

    早くに起きて見る価値のないゲームでしたね。
    マルシャルのフリックからマタと繋がりファールで止められたところ以外、三人目の動きがなかったと思います。
    以前、キャリックがポクバにペナ内に入っていくように指示していたように、簡単にボールを動かしてクロスに合わせるのが必要だと感じました。(今日の試合ではルカクがおらず、クロスが全く生かされていなかった)

    —–
    プアイスレミアリーグ大好き!さん>
    そうですね。サー・アレックスのときはニア、ファー、中央の後ろと3枚入ってましたが、今は厚みのある形が少ないですね。

  2. シャーザー より:

    この結果を一番悲しんでるのはユナイテッドファンじゃなくチェルシーファンでしょうね
    これでリバプールは残留が決まったモチベーションが低い?ブライトンと試合ができるわけですから

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