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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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スミス=ロウ&グエンドゥジが欧州初ゴール!3発ゲットのアーセナルは公式戦8連勝!

ラカゼット、エジル、ジャカ、ルーカス・トレイラはベンチスタート。オーバメヤン、ラムジー、ミキの姿はありません。ヨーロッパリーグ2節、カラバフVSアーセナル。公式戦7連勝、プレミアリーグ5連勝のエメリ監督は、イオビ、スミス=ロウ、ウェルベックというフレッシュな3バックをチョイスしています。GKはレノ、最終ラインはホールディング、パパスタソプーロス、モンレアルの3バック。アウトサイドにリヒトシュタイナーとコラシナツ、中盤センターはエルネニーとグエンドゥジです。アゼルバイジャンのバクーにあるオリンピックスタジアムは、完全なるアウェイの雰囲気。キックオフからしばらくは慎重に戦っていたアーセナルは、こぼれ球を叩いたエルネニーのボレーで、スイッチが入りました。4分、エルネニーが蹴ったCKにモンレアルがヘッドで競り勝ち、ゴール前のパパスタソプーロスがコースを変えて、アウェイチームがさっそく先制しました。

0-1とされたカラバフは、サポーターの歓声に押されてボールを支配し始めました。波状攻撃に耐え続けるガナーズ守備陣は、パパスタソプーロスを中心に冷静に対応しています。17分、ガナーズに久々のチャンス到来。中央のスミス=ロウからイオビ、モンレアルと左を崩したアタックは、グラウンダーに走り込んだスミス=ロウのスライディングボレーが惜しくも枠の外に転がります。20分のCKは、ウェルベックがヘッドを叩きつけすぎて左にアウト。エルネニーのキックは、ことごとく決定的なシーンになっています。

27分、イオビのボールを敵陣で奪ったカラバフに決定機。コラシナツとモンレアルを次々とかわしたマラトフが左足でニアを狙うと、ベルント・レノが素早く反応して懐に収めました。パスワークが冴えているのは、本場よりもアゼルバイジャン・プレミアリーグのチームのほうです。グェンドゥジがエルネニー(ときどき間違える2人です…)につなぎ、イオビが左のコラシナツに展開した37分のチャンスは、スミス=ロウがスリップして左足ボレーを外してしまいました。

39分、左のアゴリがエメガラにクロスを入れ、落としをオゾビッチがボレーで狙うもレノが右に飛んでセーブ。1分後、コラシナツがボックス左に走ったイオビに速いパスを通すと、ラストパスを受けたスミス=ロウの左足はDFにブロックされ、フォローしたグエンドゥジのダイレクトショットも壁に跳ね返されました。前半終了間際、ガラエフが右に浮かしたボールをメドヴェデフが胸で巧みにトラップ。コラシナツをあっさりかわして放った一撃は、ニアポストの脇を抜けてしまい、グルバノフ監督は頭を抱えています。前半は0-1。カラバフに主導権を握られているアウェイチームは、早い時間に追加点を奪って省エネで逃げ切りたいところです。

エメリ監督はモンレアルを下げ、ルーカス・トレイラとグエンドゥジをセンターに据える4-2-3-1で後半に臨みます。48分に放ったガラエフのミドルは惜しくも左に外れ、スルーパスを右隅に流し込んだマラトフにはオフサイドを示すフラッグが上がっています。52分、左からの浮き球でラインの裏に出たマラトフは、レノを気にしてトラップミス。この直後、レノのキックをセンターサークルで競ったウェルベックが前線に流すと、イオビとスミス=ロウが2対2。ナイジェリア代表MFのラストパスをボックス右でもらったスミス=ロウが、冷静にGKの脇を抜きました。プレミアリーグで出場記録がない18歳のアタッカーは、欧州の舞台でトップチーム初ゴールを決めました。

60分、オゾビッチのCKを競ったボールがゴール前のエメガラに届くと、決定的なボレーは飛び出したレノが手に当てるビッグセーブ。スミス=ロウは足を気にしているようで、65分にエジルと交代となりました。70分、イオビのパスでボックスに侵入したエジルは、なぜ打たなかったのか…⁉落としをカットされた後、イオビが下がってラカゼットが登場します。80分、ガナーズの3点めはまたもカウンター。エジルが左のラカゼットを使うと、ストライカーは中央から上がったグエンドゥジをよく見ていました。ワントラップでコースを創った19歳が冷静にクロスに決め、0-3。バクー・オリンピックスタジアムは、試合開始直後に漂わせていた獰猛な空気を失っています。

ズビールのミドルは今日も素晴らしいレノが弾き出し、縦1本でラカゼットが抜け出したカウンターは、絶好のチャンスをもらったウェルベックが打ち上げてしまいました。前半は押されたアーセナルですが、3発&クリーンシートは文句なしの着地でしょう。スミス=ロウとグエンドゥジという若いタレントが結果を出し、ベルント・レノは2試合続けてチームを勝利に導く活躍を見せてくれました。アゼルバイジャン遠征を無難に乗り切ったアーセナルは、フラムと戦う週末のプレミアリーグで公式戦9連勝をめざします。(ソクラティス・パパスタソプーロス 写真著作者/Chensiyuan)

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“スミス=ロウ&グエンドゥジが欧州初ゴール!3発ゲットのアーセナルは公式戦8連勝!” への5件のフィードバック

  1. ゆゆ より:

    ナイスクリーンシート!全体的に流してる印象でした。
    レノよかったです。リーグ戦と併用でケガしないでほしいです。
    ソクラティスは安定感

  2. ペップの街 より:

    シティサポとしてはアーセナルのチーム状態が整う前の開幕戦で当たって、今から思うと良かったです。
    加えてリヴァプールに1勝1分けとして勢いを削いでくれたので週末の対戦に少し希望が出て来ました。
    しかし、これだけレヴェルの高いリーグでも、監督次第でチームが激変するんですね!

  3. トマシュ より:

    レノ押しの自分としては大満足です。
    ツェフには悪いけど前に進む時でしょ。

    コラシナツ押しの自分としても満足です。
    守備面では危ない所があったけど攻撃で存在感がありました。彼に対して既に落第の評価が目につくけど見返してほしい。

    がんばれガナーズ!がんばれエメリ!

  4. エミリー より:

    早くも記事にして頂き、ありがとうございます。

    ソクラテスとコラシナツが復帰戦、ヤングスターを使って普段と違う布陣を試したうえで勝てたのだから、かなり押し込まれはしたものの、上出来ですかね(笑)
    レノも見慣れてきて、チェフとは違うタイプだけど、ちゃんと良いキーパーで、彼の獲得はミスリンさんグッジョブです。

    チームとしては、相変わらず無駄なボールロストが多い印象、そこへ出したら無くすだろって所へわざわざ出して捕られるから、ほらー!!ってなります。
    しかも、攻めのスルーパス狙いや、ドリブル突破狙いでのボールロストならまだしも、回しバックパスでそれをやるのがなー(泣)
    ベンゲル時代から続く悪癖です。
    なんとかならんもんかな。

  5. むん より:

    コラシナツを久々に見れたので嬉しかったのですが、相変わらずよく頭上にボールを通されますね。逆サイドや中盤からコラシナツの裏に出るパスに、なんど冷や汗したか。一方で攻撃への貢献も相変わらず素晴らしい。

    エメリ監督のもと、一年を通じてより計算できる選手になってほしいとおもいますあ

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