本日も後半勝負!ウェルベックの1発で、アーセナルがスポルティングCPを撃破!
徐々にアーセナルのポゼッションが増え、右から仕掛けるリヒトシュタイナーのクロスが続くも、中央に合わず。17分にナニのクロスをボレーで狙ったブルーノ・フェルナンデスはファールを取られました。23分、ボックスの左脇から直接狙ったミキのFKは、GKリベイロがセーブ。ガナーズの左サイドからのアタックが迫力を欠くのは、ジャカが後方からの支援に徹しているからでしょう。27分、グエンドゥジは右サイドで空いていたミキをよく見ていましたが、フリーだった7番の速いグラウンダーは守備網に捕まりました。31分、モンテーロのクロスをホールディングがクリアすると、バタグリアのボレーはゴール前の渋滞に引っかかり、ブルーノ・フェルナンデスのミドルは右にアウト。ビルドアップのミスが招いたピンチは、バーをかすめたナニのフィニッシュにヒヤリとさせられました。
36分に左サイドからドリブルで疾走したウェルベックは、ゴールライン際まで持ち込みながらシュートを打てず。ウェルベックと競り合ってハムストリングを痛めたリフトフスキは続行不可能のようで、後半からはガスパールが投入されるでしょう。オーバメヤンのミドルをリベイロがキャッチすると、前半が終了。0-0のゲームは両者ともシュートが少なく、勝負は次の45分に持ち越されました。
48分、中央から上がったミキがボックス右のオーバメヤンにラストパスを通すと、強烈な右足シュートはリベイロがセーブ。1分後にラインの裏に抜けたオーバメヤンがリベイロと1対1になり、左足でGKの頭上を越そうとしますが、左手で弾かれてしまいます。53分、ボックス左で粘ったグエンドゥジがウェルベックにグラウンダーを通した決定機は、ボレーがピントに当たってCK。アウェイチームは、再三のチャンスを活かすことができません。58分、エメリ監督はエルネニーに代えてルーカス・トレイラ。62分のグエンドゥジのミドルは、ガスパルに当たってリベイロの正面です。
65分にオーバメヤンが仕掛けたカウンターは、ウェルベックが持ち込んでつぶれたところをラムジーがフォロー。右足の一撃は、ガスパルがカットして事なきを得ます。71分、グデリが下がってカブラル。ルーカス・トレイラの強烈なFKはリベイロがセーブし、ジャカがアウトにかけて浮かしたクロスはアタッカーたちに合いません。78分、縦パスに反応したオーバメヤンがヒールで前線に流すと、コアテスが後逸したボールをウェルベックがさらい、ボックス右からクロスに完璧なシュート。0-1となった3分後に、殊勲のウェルベックはラカゼットに後を譲ります。86分、オーバメヤンに代わってイオビ。冷静に時間を遣ったプレミアリーグ4位チームがリードをキープし、公式戦11連勝を飾りました。
前半はおとなしく、相手の中盤が間延びし始める後半に勝ち越しゴールをゲット。エメリ式の勝利の方程式をトレースしたガナーズは、オーバメヤンとウェルベックがラインの裏を狙い続け、イングランド代表がワンチャンスを活かしました。ルーカス・トレイラが加わると縦へのフィードが増え、最前線と周辺の選手が一気に活性化。11戦連続の複数ゴールはならなかったものの、いかにもエメリガナーズらしい勝ち方でした。
次戦のエミレーツでスポルティングCPに連勝すれば、グループステージ突破が決定。アーセナルは、木曜開催のゲームに悩まされることなく、首位のマン・シティに勝ち点2差と迫ったプレミアリーグに集中できます。週末のクリスタル・パレスとのロンドンダービーを制し、10月末にブラックプールとのカラバオカップ4回戦を順当勝ちすれば、13連勝でリヴァプールとのシックスポインターに臨めます。今の勢いがあれば、「18連勝でノースロンドンダービー」も荒唐無稽な話ではないでしょう。
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毎度早い更新ありがとうございます。
どっちがホームチームかわからない試合でしたね(笑)
特にトレイラ投入からは、スポルティングは壁を作るだけのチームになった印象。
同じ壁を作られても去年までと違うのは、裏を突くパスと走り出しの精度というか徹底というか、エメリ監督のトレーニングが表れています。
ジャカの左SBは、オプションとしてアリですね、ヒリヒリするような試合ではまだ使えないけど、もっと良くなるはずだし、面白いアイデアですね。
そして、ダニーが決めたのは嬉しかった!!
プレミアでは外され気味ですが、きっちり仕事しました。
こういうプランB、Cのチームでも良い動きと展開が作れるのは、頼もしいです。
エメリ監督に感謝!!
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観ていて色々とフラストレーションのたまる試合ではあったものの(特に相手の遅延行為にはw)、グループ1番のライバルからアウェーで勝ち点3を取れたのはとても大きいですね。