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敵地で1-1は納得の着地。ペドロが決めたチェルシーは、ホームで勝てばファイナル進出!

長谷部誠は、中盤の真ん中にいます。ヨーロッパリーグ準決勝ファーストレグ、コメルツバンク・アレーナで開催されるフランクフルトVSチェルシー。リュディガーとケーヒルを欠いたサッリ監督は、トレーニングでアスピリクエタをCBにコンバートするなど難しいやりくりを強いられています。優勝すれば来季のCLO出場権が得られる大会の重要な一戦で、プレミアリーグ16ゴール13アシストのエデン・アザールはベンチスタート。前線にはペドロ、ジルー、ウィリアンが並んでいます。GKはケパ、4バックにアスピリクエタ、クリステンセン、ダヴィド・ルイス、エメルソン。中盤はジョルジーニョ、カンテ、ロフタス=チークという顔ぶれです。

前からプレスをかけるプレミアリーグ4位チームに対して、フランクフルトはサイドにボールを集めようとしています。7分に左から上げたファレットのロングクロスは、ファーでフリーだったダ・コスタが懸命に足を伸ばすも打ち切れず。アザールがいないサイドで高いポジションをとるダ・コスタが、ノーマークでボックスに入るシーンがあるのが気になります。13分にダ・コスタが右サイドを突破し、逆サイドに浮かしたボールはコスティッチがボレーをミス。18分に縦パスを受けたガチノヴィッチがダイレクトで右サイドに流すと、ダ・コスタの速いグラウンダーはケパが落ち着いてキャッチしました。

21分、コスティッチが左から蹴ったFKがファーに流れると、アブラヒムの左足ボレーはバーすれすれを抜けていきます。一方的に攻めていたホームチームが先制したのは23分でした。ヨヴィッチが左のコスティッチに預けると、ドリブルで上がった10番の低いクロスをヨヴィッチが体をかがめてヘディングシュート。左に飛んだケパの指先を抜けたボールが、ポストの内側に当たってネットを揺らしました。フランクフルトの3バックは堅実で、チェルシーは前線に入れたボールをことごとく跳ね返されています。27分、中盤と最終ラインの間に入ったペドロに縦パスが通りますが、左足のシュートはニアポストの脇に逸れていきました。

セットピースもクロスも精度を欠いたチェルシー。42分に長谷部をかわして放ったロフタス=チークのミドルは、10センチほど外に切れてしまいました。46分、ウィリアンが蹴ったCK。クリステンセンがファーにいたロフタス=チークに送り、粘ったMFがペドロに落とすと、左足で放ったシュートがゴールの右隅に決まりました。前半は1-1。アウェイゴールを奪ったチェルシーは、このままで終わってもOKです。

後半も攻めあぐむチェルシーは、53分にカウンターから決定機を創ります。中央をドリブルで上がったロフタス=チークが右のペドロに流してリターンをもらうと、フリーのボレーは浮いてしまい、枠の上にアウト。57分に敵陣で奪ったショートカウンターは、右からのパスをジルーが左に流し、切り返しから放ったウィリアンのシュートをGKトラップがキャッチします。1分後、チェルシーのFK。ダヴィド・ルイスの無回転シュートはクロスバーを叩いて勝ち越しならず。サッリ監督は61分にウィリアンを諦め、エデン・アザールがいつものポジションに入ります。

63分、ジョルジーニョの浮き球を胸でトラップしたジルーが反転してボレーで叩くと、ヒンテレッガーがコースに入ってCKに逃れました。中盤で目を引くのは、幾度となくドリブル突破を図るロフタス=チークです。72分、ボックス手前まで強引に進んだ23歳のMFが前のジルーに渡すと、左足の一撃はニアポストの左に外れました。74分、カンテのパスが左にいたロフタス=チークに通り、左足のシュートをトラップが弾くと、こぼれ球に反応したアザールのワントラップボレーはクロスバーの上。チェルシーが一方的に攻める時間が続き、フランクフルトの最終ラインは自陣に引きこもっています。

77分の左からのFKは、ノーマークだったダヴィド・ルイスのヘッドがトラップの守備範囲に飛んでしまいました。シュートを打てなくなっていたフランクフルトは、81分に決定機を創ります。長谷部のパスが右のダ・コスタに渡ると、高速グラウンダーに飛び込んだのは途中出場のゴンサロ・パシエンシア。触れば1点でしたがわずかに及ばず、コメルツバンク・アレーナにため息が広がります。83分、ロフタス=チークが下がってコヴァチッチ。85分のホームチームのCKは、アブラハムのヘッドが浮いてしまいました。直後に見せ場を創ったのは長谷部誠。ジョルジーニョの不用意なパスに突進してカンテから奪い、ケパの前に突進するも、黄色いシャツに寄せられシュートを打てませんでした。

シュート数は6対16、ポゼッションは32対68とチェルシーが上回りましたが、1-1は妥当な着地でしょう。サイドを崩せなかったチェルシーは縦パスからの強引な突破が目立ち、フリーでシュートを打てる状況を生み出せずに終わりました。とはいえ、敵地で1-1は悪くない結果で、スタンフォード・ブリッジで勝ち切ればファイナルに進むことができます。セカンドレグは5月9日。パスコースを切る守備と前線に散らすボールが目を引いた長谷部誠のプレイを、ロンドンのゲームでもう一度見られるのが楽しみです。「ビッグロンドンダービーinバクー」は実現するのでしょうか。劣勢のCL、納得のELとプレミアリーグ勢の明暗が分かれた欧州も、いよいよ佳境です。

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“敵地で1-1は納得の着地。ペドロが決めたチェルシーは、ホームで勝てばファイナル進出!” への1件のコメント

  1. B より:

    数字的にも勝ち切って欲しかったなー
    フランクフルト、今季は妙に勝負強いから長谷部が言ってるようにスタンフォードブリッジでも大仕事をしかねない
    チェルシー全力応援だけど負けたら長谷部応援する

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