マンチェスター・ユナイテッドのEL2戦めは敵地でドロー。オンターゲットゼロとは…(涙)
前線からのプレスと、縦に速いサイドアタック。キックオフから、プレミアリーグのクラブが主導権を握っています。10分、前線のボアドゥを走らせたAZの速攻はシュートにつながらず、直後の波状攻撃は、危険なエリアへのパスを黒いシャツがカット。右SBの菅原由勢が何度もオーバーラップし、いつしかポゼッションはホームチームに移っています。14分に左から放ったイドリシの強烈なシュートは、デ・ヘアがニアに飛んでセーブ。マン・ユナイテッドのプレスは消え、カウンター狙いに徹する時間が続いています。
相変わらず、シュートを打てないアウェイチーム。29分にダニエル・ジェームズが右からゴールライン際まで突破したチャンスは、折り返しをフリーで受けたグリーンウッドがボレーをフラールに当ててしまいました。36分、ジオゴ・ダロトが右サイドで勝負し、速いクロスをファーに送ると、ノーマークだったアンヘル・ゴメスはトラップに時間がかかってシュートをブロックされます。盛り上がらなかった前半は0-0。マンチェスター・ユナイテッドのシュートは3本しかありませんでした。
中盤でのせめぎ合いが続く後半。51分に菅原がニアにグラウンダーを入れるも、味方に合わずボールはファーに流れます。57分、左からのクロスが競り合いとなり、逆サイドの菅原に届くと、右足のダイレクトショットはバーの上。険しい顔で戦況を見ていたスールシャール監督は、62分にダニエル・ジェームズに代えてプレミアリーグ3ゴールのラシュフォードを投入します。クライマックスなきまま、残り時間は20分。ウェインドルの鋭いミドルは、デ・ヘアが右に飛んで弾き出しました。
76分、左からのクロスをボアドゥが胸で落とし、イドリシがダイレクトで叩くと、惜しくもファーポストの外。1分後、中に斬り込んだ菅原が左のイドリシに預けると、振りの速い一撃はデ・ヘアがパンチングで逃れました。83分、左サイドのFKをラシュフォードが直接狙うも、明らかなミスキック。85分にマン・ユナイテッドが創った唯一の決定機は、ピッチに入ったばかりのマクトミネイが右から入れた高速パスが、グリーンウッドと代わったリンガードに通ったシーンでした。クロスに狙った右足のシュートはポストの外に消え、覇気がなかったアウェイチームは勝ち点1という妥当なインセンティブをゲットしました。
最高にポジティブな表現をすれば、「プレミアリーグのニューカッスル戦に向けて、木曜日開催というタイトなスケジュールのゲームをうまくやり過ごした」といったところでしょうか。シュート数12対6、CKは10対1と押されながらも、アウェイでドローは悪い結果ではありません。それにしても、オンターゲットゼロとは…(涙)。ライブで観戦したマン・ユナイテッドサポーターのみなさん、本当におつかれさまでした。モイーズ時代に負けず劣らず厳しいシーズンですね。
主力を揃えて戦う日曜日のプレミアリーグで3ポイントを奪取できれば、あの退屈な試合にもそれなりに意味があったと納得できるかもしれません。若手をあれだけ出しても、クオリティがさほど落ちないランパード監督のチームがうらやましい今日この頃でございます。いやー。
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監督レベルで言えばモイーズ以下でしょうね。ただ、ユースの選手の育成に繋がっていることだけが救いです。
今シーズンは冬にBフェルナンデスなり補強して、それでもダメなら監督を変えるしかないでしょう。
本当にコンテが来てほしかった…
全盛期のルーニー、ペルシー、キャリックがいて、ギグス、バレンシア、ナニ、チチャさらには全く起用されなかったザハ、ついでに言えば香川がいたジーニアスを引き合いにだして、
今のスールシャールの成績が彼より酷いとか批判するのはフェアじゃないでしょ。
無論、ルカク、サンチェスを放出して、代わりの要員を取れなかったのは問題だけど
(移籍したいからサボるとか、給料分の仕事が全く出来ない両名の放出は支持)
フロントにより問題があるのでは?
監督レベルで言えばモイーズ以下でしょうね。ただ、ユースの選手の育成に繋がっていることだけが救いです。
今シーズンは冬にBフェルナンデスなり補強して、それでもダメなら監督を変えるしかないでしょう。
本当にコンテが来てほしかった…
同じコメントが投稿されてしまいました、失礼しました。
確かにメンバーが違いすぎますね。このくらい思いきった方がユナイテッドのためにいいのかとも思いたいです