天晴れ、クリバリ!最強CBにことごとく止められたリヴァプールは、痛恨の1-1ドロー!
10分のナポリの速攻は、メルテンスが左足で放ったシュートをデヤン・ロブレンがブロック。フォローしたファビアン・ルイスは、ダイレクトショットをコントロールできません。18分、マネのスローインを受けたミルナーが中にいたフィルミーノに浮かすと、ヒールのリターンをもらってゴール前へ。右足のシュートはコースが空いておらず、最初のチャンスを活かすことができませんでした。負傷したファビーニョがワイナルドゥムに代わった直後の21分、メルテンスに脇腹を肘で打たれたファン・ダイクが転倒。マーカーがいなくなったメルテンスが、ディ・ロレンツォの縦パスでラインの裏に抜け出します。右足のシュートがファーのサイドネットに突き刺さり、0-1。殊勲のメルテンスは、ファールもオフサイドも取られませんでした。
26分、ファン・ダイクのミドルはクロスバーの上。リヴァプールのポゼッションは60%を超えていますが、サイドで詰まるシーンが目立ち、打開策がありません。36分、ロバートソンが左からFKを上げると、ファン・ダイクのヘッドはGKメレトの正面。41分にフィルミーノとのワンツーでボックス左を突破したマネは、グラウンダーをクリバリにカットされ、ヘンダーソンとワイナルドゥムの連打も水色の壁に阻まれます。前半のラスト5分は、レッズの波状攻撃。マリオ・ルイを抜き去ったサラーのシュートはクリバリが止め、45分に3人を一気にかわして放ったミルナーの左足シュートはメレトが体に当てました。
前半は0-1で終了。後半開始からしばらくは、レッズが攻める時間です。しきりにブーイングが鳴り響くアンフィールド。ナポリのプレスが効果的で、プレミアリーグ首位チームは前線でボールを収められません。54分、ヘンダーソンのハイクロスをメレトがファンブルし、フィルミーノがダイレクトで右隅を狙うと、カバーしていたクリバリが触ってCK。クロップ監督は57分にジョー・ゴメスを下げ、チェンバレンで同点をめざします。
61分、インターセプトに成功したロバートソンが左からスプリントし、中央のサラーにラストパスを通すと、左足のボレーはGKの正面。2分後にマネが中央から上がり、右サイドでパスをもらったチェンバレンがファーに浮かすと、フィルミーノのヘッドは左に外れます。65分、ミルナーのCKがファーに上がり、ファン・ダイクの後ろにいたデヤン・ロブレンがヘディングシュートをコントロール。左隅に飛んだボールにメレトは1歩も動けず、VARがゴールを認めた瞬間、アンフィールドが大歓声に包まれました。72分、アンチェロッティ監督はロサーノを諦め、プレミアリーグでプレイしていたジョレンテで勝負です。
78分にミルナーがピッチを去り、今日はスーパーサブとなったアーノルドが右サイドへ。ミドルシュートがぎりぎりで左のポストをかすめたワイナルドゥムは、悔しそうに天を仰いでいます。攻め続けるホームチームに対して、中央にDFを寄せてクロスを弾き返すアウェイチーム。勝利で終えたかったレッズはチャンスを創れず、痛恨の1-1ドローでタイムアップを迎えました。
勝てば首位通過決定で、最終節を消化試合にできたのですが、勝ち点10に留まったため、アウェイのサルツブルグ戦で敗れればグループステージ敗退濃厚という状況に追い込まれました。南野拓実、ファン・ヒチャン、ハーランドが好調のチームは、ベストメンバーのリヴァプールから唯一3点をゲットした難敵です。ファン・ダイクが倒れている間に喫した不運な失点と、クリバリの神ブロック連発にやられた一戦は、タイトなスケジュールに苦しむプレミアリーグ首位チームにとって、悔やまれる90分でした。フィルミーノのボレーの瞬間、サラーを放り出してゴールラインに向かうとは…!天晴れ、クリバリ。気を取り直して、次節の決戦を完勝で終えていただければと思います。
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更新ご苦労様です。
苦戦しましたね。SBをゴメス先発で強みが一つ減りファビーニョ怪我でスクランブル状態と厳しい中よく追いついたと思います。負けないだけ良かったと思いたいです。しかしナポリ組織化された良いチームだなって毎度思うのですがリーグ戦は苦戦中なんですよね。クリバリは相変わらずゴール前君臨で存在感発揮で、レッズはロブレンがゴール決めて存在感発揮と悔しさ残る好ゲームだったと思います。
ナポリ去年も散々粘った割にELでアーセナルにはあっさり負けましたよね?もう天敵ですねこれ
ナポリ去年も散々粘った割にELでアーセナルにはあっさり負けましたよね?もう天敵ですねこれ