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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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祝★EL初勝利!ブライトンの公式サイトが、三笘薫を外せない理由をスタッツでレポート!

Mitoma’s impact in the last 12 months」。ブライトンの公式サイトが、三笘薫がいかにチームにとって重要かを解説しています。入団以来、公式戦54試合13ゴール11アシスト、プレミアリーグ42試合10ゴール9アシスト。昨季のカラバオカップのアーセナル戦やFAカップのリヴァプール戦など、4つの決勝ゴールを記録しています。

彼の存在感を物語るスタッツは、ゴールやアシストだけではありません。ロベルト・ゼ・デルビ監督が就任して以来、テイクオン(ドリブルでのチャレンジ)188回はリーグNo.1。ドリブルの後のシュート&キーパス15回も最多で、相手のボックス内でのテイクオン36回は、ラシュフォードの44回、サラーの42回に次ぐ3位です。

三笘がいるかいないかで、ブライトンのスタッツは大きく変わります。出場した試合の勝率は53.1%で、不在なら40%。ポゼッション62%も56%まで下がります。シュート数17.2本は13.3本、1試合あたり2.1ゴールは1.7ゴール、勝ち点の平均は1.8から1.4。これらの数字からも、彼を欠くだけで攻撃力が落ちてしまうのがよくわかります。

アヤックスをホームに迎えたヨーロッパリーグの3節も、最初のゴールを生み出したのは三笘でした。2分以上、ショートパスをまわしながら隙を窺っていた42分のファイナルアンサーは、ルイス・ダンクが縦に出した三笘へのパス。ボックス左手前でもらった22番は、当たり前のようにシュタロをかわし、右足で強烈なシュートを放ちました。

GKラメイは弾くのが精一杯。詰めたジョアン・ペドロが強引にねじ込み、ヨーロッパリーグ初出場のチームは3戦めで初めてリードしました。勝利を決定的にした追加点は53分。右からドリブルで仕掛けたアディングラがボックス右に縦パスを入れると、ジョアン・パドロを追い越したアンス・ファティがGKの読みを外すトリッキーなシュートを左隅に転がしました。

オランダの名門にオンターゲットを1本しか許さなかったブライトンは、2-0のままでタイムアップを迎え、ヨーロッパリーグで記念すべき初勝利。エールディヴィジで下から2番目の17位という信じられない不振にあえいでいるクラブに、次戦でダブルを達成できれば、グループステージ突破が見えてきます。

エンシーソ、エストゥピニャン、ランプティ、ソリー・マーチ、ウェルベックらが戦線離脱したブライトンは、三笘薫への依存度が高まっています。6試合ぶりの勝利は、チーム全体を活性化するエネルギーになるでしょうか。フラム、エヴァートン、アヤックス、シェフィールド・ユナイテッド、フォレスト、アテネ…苦しい状況のなか、負けられないゲームが続きます


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