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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

戦いやすい相手を引いたアーセナルとマンチェスター・シティ…CLラウンド16の組み合わせが決定!

ああ、なぜここにマンチェスター・ユナイテッドがいないのか。昨日、チャンピオンズリーグ2023-24シーズンのラウンド16の組み合わせ抽選会が開催されました。プレミアリーグ勢がグループステージで2つも最下位敗退となったのは、1992-93シーズンのチャンピオンズリーグ創設以来、初の事件です。

2024-25シーズンから出場クラブが36に増えるチャンピオンズリーグは、今季のUEFA主催の大会において戦績がよかった2ヵ国に追加出場枠が与えられることになっています。現在のポイントを見ると、1位はドイツで13.36、2位イタリアは13.14。マンチェスター・ユナイテッドとニューカッスルがコケたイングランドは12.13で3位となっています。

このうえは、ヨーロッパリーグのリヴァプール、ウェストハム、ブライトンと、ヨーロッパカンファレンスリーグのアストン・ヴィラが揃ってグループ首位で通過したことに感謝しつつ、3つのトロフィーの独占を願うしかありません。イングランドから2チームとなったCLについて、「ガーディアン」のバリー・グレンデニング記者は、「退屈なドロー」と悪態をついています。

「月曜日の朝に行われたビッグカップ・ラウンド16の組み合わせ抽選会の後、ソーシャルメディアでは、この種の抽選会の中で最も退屈だったというのが一般的な意見のようだ」「グループステージでマンチェスター・ユナイテッドを敗退させたデンマークのチャンピオンは、エンターテインメントを提供したとはいいがたい」

ああ、なぜここにマンチェスター・ユナイテッドがいないのか…とつぶやいているのは、クラブのサポーターだけではないようです。さて、気を取り直して、プレゼンターのジョン・テリーですら盛り上げられなかったという「退屈なドロー」をチェックしましょう。…なるほど、6月1日のウェンブリーでマン・シティVSアーセナルを観たい私にとっては朗報です。


【チャンピオンズリーグ2023-24シーズン ラウンド16組み合わせ】
ポルト(プリメイラ・リーガ) VS アーセナル(プレミアリーグ)
ナポリ(セリエA) VS バルセロナ(ラ・リーガ)
パリ・サンジェルマン(リーグアン) VS レアル・ソシエダ(ラ・リーガ)
インテル(セリエA) VS アトレティコ・マドリード(ラ・リーガ)
PSV(エールディヴィジ) VS ドルトムント(ブンデスリーガ)
ラツィオ(セリエA) VS バイエルン(ブンデスリーガ)
コペンハーゲン(デンマーク) VS マンチェスター・シティ(プレミアリーグ)
ライプツィヒ(ブンデスリーガ) VS レアル・マドリード(ラ・リーガ)


ペップとアルテタは、戦いやすい相手を引いたのではないでしょうか。昨シーズンのチャンピオンは、マンチェスター・ユナイテッドを突き落としたコペンハーゲン。7年ぶりにCLのノックアウトラウンドに戻ってきたアーセナルは、ポルトガルのプリメイラ・リーガで3位のポルトです。リーグアンとセリエAで首位のパリとインテルは、スペインの方々が引き受けてくれました

昨季のグループステージで、コペンハーゲンに5-0、0-0とゴールを許さなかったマン・シティは、敵地で4失点を喫したわれわれの忠告には耳を貸さないでしょう。ポルトはプレミアリーグ勢との相性が悪く、過去5シーズンはリヴァプール(2回)、チェルシー、マンチェスター・シティに敗れています。

クリスティアーノ・ロナウド、メッシ、ネイマール、ベンゼマが欧州を去った今、マン・シティとアーセナルはどこと当たっても充分戦えるはずと期待しています。こうして並べて見ると、退屈とぼやくような抽選結果ではないと思うのですが、プレミアリーグ勢が少ないのが気に入らないということでしょうか。再開の2月が、今から楽しみです。


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