2026.05.29 チャンピオンズリーグ2025-26チャンピオンズリーグ
パリとの決戦間近!「チャンピオンズリーグのファイナルでアーセナルが勝つ」といえる理由!
リーグフェーズで4勝2分2敗だったパリは11位で通過し、プレーオフを戦うことになりました。モナコとのリーグアン対決を2-3、2-2でクリアすると、ラウンド16ではチェルシーを5-2、0-3で粉砕。準々決勝のリヴァプールも2-0、0-2の完勝でした。次なる相手は、バイエルン。パルク・デ・プランスのファーストレグは壮絶な殴り合いとなり、5-4でパリが制しました。
この試合が今大会で最高の一戦といわれたのは、「34試合しかないリーグの1強」が準備万端で対峙したバトルだったからでしょう。ルイス・エンリケは直前のアンジェ戦から8人を入れ替えており、コンパニのチームもマインツ戦との連闘はパブロヴィッチとアルフォンソ・デイヴィスだけでした。下位のクラブに簡単に勝てないプレミアリーグでは、ありえないターンオーバーです。
アリアンツ・アレナでのセカンドレグは、1-1のドロー。10勝4分2敗のパリは、44ゴールとシュート298本、オンターゲット114本がすべてTOPです。対するアーセナルは、リーグフェーズで8戦全勝。アトレティコ・マドリード戦は4-0、バイエルン戦は3-1、さらにインテルを1-3で下しての首位通過で、優勝候補の大本命に推されました。
ノックアウトラウンドでシードの恩恵を受けたガナーズは、欧州主要リーグの優勝チームをすべて回避して勝ち上がっています。ラウンド16のレヴァークーゼンは2試合トータルで3-1、準々決勝のスポルティングCPは1-0、準決勝のアトレティコ・マドリードは2-1と塩試合を連発。11勝3分と無敗で、クリーンシート9回と6失点はもちろん大会No.1です。
さて、最強アタックのリーグアン王者と鉄壁のプレミアリーグ王者のラストバトルは、どちらが勝つのか。セミファイナルが終わるまで、アーセナル推しだった「Opta」のスーパーコンピュータは、土壇場になって寝返っています。パリの優勝確率は55.8%、アーセナルは44.2%。フットボールファンやジャーナリストの予想は、さらにパリに傾いているのではないでしょうか。
昨シーズンのセミファイナルは、パリが0-1、2-1のダブル。ニュートラルなファンのなかにも、180分の残像が強く焼き付いている人もいるでしょう。私はむしろ、あの2試合はアーセナルが巻き返すと主張する理由になると考えています。アルテタのチームは、2戦ともストライカーが不在で、最終ラインの左はキヴィオルとルイス=スケリーでした。それでも接戦だったのです。
ここは勇気を振り絞って、アーセナルが勝つといい切りましょう。チャンピオンズリーグ初優勝というプレッシャーは、プレミアリーグを制したことで「最高のボーナス」に変わったのではないでしょうか。パリは中12日でアーセナルは6日ですが、ボーンマスのおかげでクリスタル・パレスとの最終戦が消化試合となり、主力を休ませる余裕が生じています。
昨シーズンのホーム&アウェイの直前は、前線と最終ラインの負傷続出で疲弊しており、エヴァートン、ブレントフォード、クリスタル・パレスの3試合はドロー。パルク・デ・プランスのセカンドレグを控えたボーンマス戦を1-2で落としていました。今シーズンはラスト5試合を1失点で全勝フィニッシュ。スカッドは厚く、心身ともにフレッシュです。
MVP予想はデクラン・ライス…いや、「最後はキャプテン」というロマンを追ってウーデゴーアにしましょう。「アーセナルは強かった」「素晴らしいシーズンだった」といえる締めくくりで、セットピースFCなどと揶揄していた人たちを見返してもらえればと思います。何よりも期待したいのは、微妙なレフェリングに左右されない決着です。ぜひ、クリーンシートの快勝を!
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