2026.10.16 チャンピオンズリーグ2026-27チャンピオンズリーグ
ニコラス・ジャクソン、マンザンビ、エンバイェ…CLでゴールラッシュのヴィラの前線に注目!
まずは、水曜日のヴィラパークで決めた6発を振り返りましょう。先制ゴールは12分、左からのショートコーナー。マッギンがニアに入れたクロスのクリアが中央に落ちると、マンザンビの左足のワントラップボレーがシュクリニアルに当たってゴールに飛び込みました。フライブルクから移籍した21歳のMFは、プレミアリーグもチャンピオンズリーグもデビュー戦ゴールです。
31分の追加点のきっかけとなったのは、敵陣で緩いパスをカットしたブバカル・カマラ。ドリブルで上がったセントラルMFは無理に打とうとせず、ボックスの手前で右にいたニコラス・ジャクソンに託しました。チェルシーから来たストライカーは迷わず右足を振り抜き、ボールはエデルソンの指先を抜けて左のサイドネットを揺らしました。
ブルーズではゴール前でミスが多いといわれ、バイエルンにローン移籍となったニコラス・ジャクソンは、ハリー・ケインのバックアッパーという絶望的なポジションで公式戦34試合11ゴール3アシストと爪痕を残しています。39分の3点めも、ドイツでパワーアップしたシュート力が目を引く素晴らしいゴールでした。敵陣右サイドで強奪したのは、キャプテンのマッギンです。
脇にいたマティ・キャッシュがニコラス・ジャクソンにつなぐと、後方から上がってきたロス・バークリーに預けたストライカーは、リターンをもらってゴール左に蹴り込みました。2点めと同じような弾道の一撃に、エデルソンは触るのが精一杯。3‐0で後半に入ったウナイ・エメリのチームは、敵陣でのスピーディーなプレスとショートカウンターでチャンスを創り続けています。
68分にボックス左でキープしたエンバイェが、中央のマンザンビの足元にパスを出すと、切り返しであっさり抜かれたユクセクが足を引っかけてしまいました。ニコラス・ジャクソンがPKを決めればハットトリックですが、スポットに立っているのはロス・バークリーです。エデルソンの読みの逆を取ったシュートが、左隅に収まりました。
72分の5点めも、左サイドで連携していたマンザンビとエンバイェのチャンスメイクでした。マンザンビの縦のスルーパスでゴールラインに出たエンバイェは、ボックスの外で待っていたロス・バークリーにラストパス。左足のダイレクトショットがエルマズに当たってコースが変わり、マン・シティからトルコに渡ったベテランの守護神は1歩も動けませんでした。
最後のゴールは90分、右サイドを突破した20歳のアリソンが、ゴールエリアの脇からグラウンダーをフィード。タミー・アブラハムが悠々とタップし、ゴールラッシュは打ち止めとなりました。ヴィラ・パークはスタンディングオベーション。ニコラス・ジャクソンは直近の5試合で5ゴールをゲットしており、オリー・ワトキンスの穴は埋まったといい切っていいでしょう。
中盤センターから最前線まで、どこでもこなせるマンザンビは、エメリ監督が「リーダーの素質がある」と評しています。ヴィラ史上最年少の18歳でのCL出場を果たしたエンバイェ、爆発的なスピードを強みとするアリソン、アカデミー出身のヘミングスの激しいポジション争いは、サイドアタックのクオリティを高めてくれるはずです。
チャンピオンズリーグで3位にジャンプアップしたヴィラは、プレミアリーグで16位に沈んでいますが、TOP4とは5ポイント差と巻き返せるポジションです。今週末は、セント・ジェームズ・パークでニューカッスル。主力をがっつり抜かれても、期待感を失わないアストン・ヴィラの逆襲に注目しましょう。マンザンビは、リーグを代表するプレーメイカーに化けるかもしれません。
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