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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

両者ともに負傷者7人、出場停止2人。ブライトンとの総力戦に臨むチェルシーの気になる数字をチェック!

日曜日のプレミアリーグ14節は、スタンフォード・ブリッジでブライトン。マウリシオ・ポチェッティーノ率いるチェルシーにとっては、勝たなければならない一戦です。木曜日のヨーロッパリーグをアテネで戦ったデ・ゼルビのチームは、負傷者と出場停止が9人。最終ラインと前線は、ぎりぎりの人数です。

エストゥピニャン、ランプティ、ソリー・マーチが不在となれば、左SBはヒンシャルウッド一択か。コール・パルマーと対峙するユース出身の18歳をフォローするべく、三笘薫が自陣に引くシーンが増えそうです。ノッティンガム・フォレスト戦でレッドカードを受けたルイス・ダンクはサスペンデッドで、軽傷といわれていたウェブスターも欠場する可能性が高まっています。

前線で戦列を離れているのは、アンス・ファティ、ウェルベック、エンシーソ。ドロー決着のシェフィールド・ユナイテッド戦で退場となったダフードは、次節のブレントフォード戦まで出場停止です。圧倒的に有利に見えるチェルシーですが、ポチェッティーノ監督も主力の不在が悩みの種になっています。

最終ラインはフォファナ、トレヴォ・チャロバー、マロ・グスト、チルウェルが負傷リタイア。ニューカッスル戦でレッドカードのリース・ジェームズと、イエロー累積5枚のククレジャも出られません。ディサシとコルウィルをサイドにまわすのか、3バックにシフトするのか。セント・ジェームズ・パークでの4-1の完敗を喫したチームは、中盤と前線にも負傷者を抱えています。

復帰間近といわれていたラヴィアは間に合わないようで、チュクエメカも欠場。得点力不足という課題の解決を期待されているエンクンクの状態を問われたポチェッティーノ監督は、「当日の状態を見て決める」と慎重モードです。数えてみると、ケガ人が7人と出場停止2人。デ・ゼルビのスカッドと同じ数字です。

上位に進出できず、苦しんでいるチェルシーについて、いい数字と悪い数字を紹介しましょう。ひとつめはシンプルで、今季プレミアリーグで連敗ゼロ。コナー・ギャラガー、モイセス・カイセド、エンソ・フェルナンデスが同時に先発した直近の5試合は無敗というのも、ブライトン戦の勝利を期待させてくれる記録です。

一方、気になる数字はやはりアレでしょう。ベストの3チームはアーセナル、ボーンマス、マンチェスター・シティ。ワーストはチェルシー、ウルヴス、ニューカッスルといわれて、何の話かすぐに答えられる人は相当のプレミアリーグマニアです。ニコラス・ジャクソンが7枚、ククレジャが5枚、スターリングが4枚と聞けば、おわかりでしょう。そう、イエローカードの枚数です。

最多のチェルシーは44枚、最少のアーセナルは17枚。青いシャツの選手たちは、「レフェリーへの抗議は即、カードの対象」という新たなレギュレーションに対応できておらず、コレクションを充実させています。ニューカッスル戦のリース・ジェームズは、ボールを蹴り上げて1枚、アンソニー・ゴードンに後ろから手をかけて2枚め。いずれも不要といわざるを得ません。

両者ともに9人欠場、専任のSBがひとりもいない総力戦は、どんな結末を迎えるのでしょうか。勝負を云々する前に、負傷ゼロ、レッドゼロで終えていただければと願う次第であります。スコアを予想するなら、3-2でチェルシー。敵地スタンフォード・ブリッジ、ギリシャ遠征から中2日、守備の主軸が不在という三重苦をデ・ゼルビが跳ね返したら拍手喝采です。

そう、チェルシーには、もうひとつ大いに気になる数字がありました。今季プレミアリーグのホームゲームは1勝3分3敗…!


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