2021.01.25 FAカップ・リーグカップ2020-21FAカップ・リーグカップ
マン・シティ、チェルシー、エヴァートンは順当勝ち…FAカップ4回戦結果&5回戦組み合わせレポート。
サウサンプトンVSアーセナルは1-0、マンチェスター・ユナイテッドVSリヴァプールは3-2、フラムVSバーンリーは0-3で、プレミアリーグ対決はいずれも順位が上のチームが勝利。FAカップ4回戦は、ジャイアントキリングなき無風のラウンドとなっています。下部リーグのクラブと戦ったプレミアリーグ勢は、すべて順当勝ち。金曜日にウルヴスとぶつかったチョーリーは、カンファレンス・ノース(6部相当)に所属しており、クラブ史上初の4回戦進出を決めたチームです。12分にヴィトール・フェレイラに先制された後、オンターゲット5対0とプレミアリーグのクラブを苦しめたのですが、ゴールを決められずに0-1で敗れ去りました。
土曜日に登場したプレミアリーグ勢は3チームでした。シェフィールド・ユナイテッドはリーグ1(3部相当)のプリマス・アーガイルを2-1で下し、ウェストハムもリーグ1のドンカスターに4-0で圧勝。モイーズ監督のチームは、年末のブライトン戦からの7試合を5勝2分と無敗で駆け抜け、年明けからは5連勝と絶好調です。攻撃の中心は、ボーウェン、マイケル・アントニオ、ソーチェク、フォルナルス、デクラン・ライス。最終ラインのクレスウェル、ドーソン、オグボンナ、クーフェルは5試合で1失点という堅守を続けており、バルブエナが復帰すれば盤石の体制で戦えます。
この日のラストゲームは、リーグ2(4部相当)のチェルトナムVSマンチェスター・シティ。GKステッフェン、4バックにテイラー・ハーウッド=ベリス、エリック・ガルシア、ラポルテ、バンジャマン・メンディと総入れ替えを敢行したチームは、59分にロングスローのこぼれ球をメイに押し込まれ、1点を追う展開を強いられました、67分にベリスとドイルを下げ、ルベン・ディアスとギュンドアンを投入するも、スコアは動かず。ジャイアントキリングの期待高まるムードを断ち切ったのは、77分にバンジャマン・メンディと代わったジョアン・カンセロでした。
81分、右からのクロスがファーに入ると、左足のボレーで押し込んだのはフォーデン。途中出場のシーン・ロングが残ってしまい、オフサイドを取れなかったのが痛恨でした。プレッシャーから解放されたマン・シティは、3分後にあっさり逆転します。フェルナンジーニョの浮き球が最終ラインと入れ替わったガブリエウ・ジェズスに通ると、トラップで反転したストライカーが右隅にズドン。4部のチームの主催試合にもVARが入っていれば、ラグランは並んでいたと見做されなかったのではないでしょうか。
最後のゴールは94分。ジョアン・カンセロが縦パスを転がしてギュンドアンをボックス右に走らせると、折り返しをニアで受けたフェラン・トーレスがボレーで流し込みました。1-3で敗れたものの、プレミアリーグの優勝候補を追い詰めたチェルトナムの大健闘を称えたいと思います。
日曜日の最初の試合を快勝したのは、チャンピオンシップのルートンをスタンフォード・ブリッジに迎えたチェルシーです。11分のスローインで最終ラインの裏に抜けたヴェルナーが、ボックス右からのクロスをDFに当てると、こぼれ球を受けたタミー・アブラハムが左隅に決めて1-0。勢いに乗った長身のストライカーは、17分にリース・ジェームズがゴール前に浮かしたボールを頭で押し込みました。30分に右からの折り返しを叩いたクラークのボレーをケパが後逸し、2-1とされますが、チェルシーは慌てず74分に勝負を決めました。
ビリー・ギルモアとのワンツーでボックス左を完全に崩したハドソン=オドイが、中央のタミー・アブラハムに完璧なグラウンダーを通すと、触るだけでOKのボレーがネットを揺らしてハットトリック達成。70分に入ってすぐに、得意のドリブルで左サイドを蹂躙したハドソン=オドイが印象的な一戦でした。つい先ほど、エヴァートンがシェフィールド・ウェンズデーに3-0で快勝しました。29分にアンドレ・ゴメスが左から入れたグラウンダーをファーのカルヴァート=ルーウィンがスライディングボレー。59分と62分に、リシャルリソンとミナがCKを立て続けにヘッドで押し込んで勝利を手繰り寄せました。
FAカップ5回戦はの組み合わせ抽選は既に行われており、本日のゲームでトッテナムが勝てばエヴァートンと激突します。マンチェスター・ユナイテッドはホームでウェストハム、チェルシーはアウェイでバーンズリー、マンチェスター・シティはスウォンジーの本拠地リバティに乗り込みます。ベスト8は、プレミアリーグ勢のみが集う激戦となりそうな雲行きです。
【FAカップ5回戦組み合わせ】
バーンリー VS ボーンマスとクローリー・タウンの勝者
マンチェスター・ユナイテッド VS ウェストハム
土曜日に登場したプレミアリーグ勢は3チームでした。シェフィールド・ユナイテッドはリーグ1(3部相当)のプリマス・アーガイルを2-1で下し、ウェストハムもリーグ1のドンカスターに4-0で圧勝。モイーズ監督のチームは、年末のブライトン戦からの7試合を5勝2分と無敗で駆け抜け、年明けからは5連勝と絶好調です。攻撃の中心は、ボーウェン、マイケル・アントニオ、ソーチェク、フォルナルス、デクラン・ライス。最終ラインのクレスウェル、ドーソン、オグボンナ、クーフェルは5試合で1失点という堅守を続けており、バルブエナが復帰すれば盤石の体制で戦えます。
この日のラストゲームは、リーグ2(4部相当)のチェルトナムVSマンチェスター・シティ。GKステッフェン、4バックにテイラー・ハーウッド=ベリス、エリック・ガルシア、ラポルテ、バンジャマン・メンディと総入れ替えを敢行したチームは、59分にロングスローのこぼれ球をメイに押し込まれ、1点を追う展開を強いられました、67分にベリスとドイルを下げ、ルベン・ディアスとギュンドアンを投入するも、スコアは動かず。ジャイアントキリングの期待高まるムードを断ち切ったのは、77分にバンジャマン・メンディと代わったジョアン・カンセロでした。
81分、右からのクロスがファーに入ると、左足のボレーで押し込んだのはフォーデン。途中出場のシーン・ロングが残ってしまい、オフサイドを取れなかったのが痛恨でした。プレッシャーから解放されたマン・シティは、3分後にあっさり逆転します。フェルナンジーニョの浮き球が最終ラインと入れ替わったガブリエウ・ジェズスに通ると、トラップで反転したストライカーが右隅にズドン。4部のチームの主催試合にもVARが入っていれば、ラグランは並んでいたと見做されなかったのではないでしょうか。
最後のゴールは94分。ジョアン・カンセロが縦パスを転がしてギュンドアンをボックス右に走らせると、折り返しをニアで受けたフェラン・トーレスがボレーで流し込みました。1-3で敗れたものの、プレミアリーグの優勝候補を追い詰めたチェルトナムの大健闘を称えたいと思います。
日曜日の最初の試合を快勝したのは、チャンピオンシップのルートンをスタンフォード・ブリッジに迎えたチェルシーです。11分のスローインで最終ラインの裏に抜けたヴェルナーが、ボックス右からのクロスをDFに当てると、こぼれ球を受けたタミー・アブラハムが左隅に決めて1-0。勢いに乗った長身のストライカーは、17分にリース・ジェームズがゴール前に浮かしたボールを頭で押し込みました。30分に右からの折り返しを叩いたクラークのボレーをケパが後逸し、2-1とされますが、チェルシーは慌てず74分に勝負を決めました。
ビリー・ギルモアとのワンツーでボックス左を完全に崩したハドソン=オドイが、中央のタミー・アブラハムに完璧なグラウンダーを通すと、触るだけでOKのボレーがネットを揺らしてハットトリック達成。70分に入ってすぐに、得意のドリブルで左サイドを蹂躙したハドソン=オドイが印象的な一戦でした。つい先ほど、エヴァートンがシェフィールド・ウェンズデーに3-0で快勝しました。29分にアンドレ・ゴメスが左から入れたグラウンダーをファーのカルヴァート=ルーウィンがスライディングボレー。59分と62分に、リシャルリソンとミナがCKを立て続けにヘッドで押し込んで勝利を手繰り寄せました。
FAカップ5回戦はの組み合わせ抽選は既に行われており、本日のゲームでトッテナムが勝てばエヴァートンと激突します。マンチェスター・ユナイテッドはホームでウェストハム、チェルシーはアウェイでバーンズリー、マンチェスター・シティはスウォンジーの本拠地リバティに乗り込みます。ベスト8は、プレミアリーグ勢のみが集う激戦となりそうな雲行きです。
【FAカップ5回戦組み合わせ】
バーンリー VS ボーンマスとクローリー・タウンの勝者
マンチェスター・ユナイテッド VS ウェストハム
シェフィールド・ユナイテッド VS ブリストル
ウルヴス VS サウサンプトン
バーンズリー VS チェルシー
エヴァートン VS ウィコムとトッテナムの勝者
スウォンジー VS マンチェスター・シティ
レスター VS ブライトン
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