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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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次戦はいよいよリヴァプールVSチェルシー!キャピタルワンカップ準々決勝総括

ここにきて、極上のジャイアントキリング発生!キャピタルワンカップ準々決勝、リーグ1(3部相当)のシェフィールド・ユナイテッドにクリーンシートで敗れたのはサウサンプトン。11月末のプレミアリーグでマンチェスター・シティに敗れてから、2週間とちょっとの間に何と公式戦5連敗。いや、彼らを表現するのは、この言い方のほうがいいかもしれません。「0-0で粘っていたマンチェスター・シティ戦のハーフタイムにシュナイデルランを失ってから5戦全敗」。攻守のハブを担うフランス代表MFは、このゲームでようやく復帰。久しぶりのスタメンとなったウォード=プラウズもおり、さすがにここは勝つのではないかと予想していたのですが、ペッレとタディッチを欠き、アルデルヴァイレルトとシュナイデルランが本調子でないセインツは1ヵ月前の自信を取り戻せず。優勝も狙えると思われた大会を、マクナルティの1発であっけなく失ってしまいました。

セインツと同じアウェイで、しかもチャンピオンシップ所属の格下クラブと戦ったチェルシーとリヴァプールは、1-3という同じスコアでそれぞれ快勝しました。チェフ、シュールレ、ズマ、フィリペ・ルイス、ミケルといった出場機会の少ない選手にチャンスを与えたモウリーニョ監督に対して、主力起用で新布陣の3バックを熟成させようとしたロジャース監督。チェルシーにとって何よりもよかったのは、試合中に頭を打って担架で運ばれたズマと、足を腫らしてリタイアしたドログバが軽傷で済みそうというニュースでしょう。

【キャピタルワンカップ5回戦結果】
ダービー・カウンティ 1-3 チェルシー
トッテナム 4-0 ニューカッスル
ボーンマス 1-3 リヴァプール
シェフィールド・ユナイテッド 1-0 サウサンプトン

自陣でダービー・カウンティのビルドアップをカットしたアザールが、そのままゴールを決めるという幸先のいいスタートを切ったチェルシー。この日は、最前線に飛び出して積極的にシュートを狙っていたフィリペ・ルイスが元気でした。前半を0-1で終えたプレミアリーグ首位クラブは、後半になって押し込まれるシーンが目立ち始めますが、56分のFKをフィリペ・ルイスが左足できれいなカーブをかけて2点め。ズマの負傷で後半、イヴァノヴィッチCBという今季初めての最終ラインを敷いたモウリーニョ戦術はあまりうまくいったといえず、71分に淡白な守備からブライソンにグラウンダーのミドルを許してゲームに緊張感が走りますが、78分、スルーパスに抜け出したロイク・レミーにCBバクストンが後ろから手をかけてしまい、レッドカードでジ・エンド。82分、右サイドでロイク・レミーとポジションが重なったシュールレが、シュートはまかせて自分はこぼれ球を狙おうと瞬時にポジションを変えると、思惑通りのボールが足元に転がってきて、してやったりのダメ押しゴール。内容はどうあれ勝てばOKのチェルシーは、完勝で4強に歩を進めました。

リヴァプールのゲームは別稿で詳細に紹介したので、ここでは「スターリングの2発とマルコヴィッチのゴールはいずれも美しかった」とだけ触れておきましょう。唯一のプレミアリーグ勢対決となったトッテナムとニューカッスルの一戦は、4-0と意外なワンサイドゲーム。この試合はダイジェストしか観ておりませんが、ニューカッスルは、控えGKアニックのCKキャッチミスからベンタレブに左足アウトの巧妙なシュートを決められたのが痛かったですね。後半立ち上がりには、せっかくトッテナムが自らのミスで決定機をつぶしてくれたのに、そこからシャドリにひとりで持ち込ませてしまい、左隅へのミドルで2点め。65分、コロッチーニがハリー・ケインに簡単にかわされて3点めを許すと、締めは70分、エリクセンのドリブルシュートをGKが弾いたところにソルダード。最近のマンチェスター・ユナイテッドを観ていると腹の底から実感しますが、やっぱりGKは大事です。失点シーンのニューカッスルは、DFが消極的でGKは不安定でした。

今季のプレミアリーグで5戦連続2-1という珍記録を作っていた競り合いばかりのトッテナムが、久々の圧勝。同じく不振が続いていたリヴァプールとともに、タイトルまであと3試合と迫りました。セミファイナルのドローは、「ジャイアントキリングを1回喰らっても次で取り返せばOKのホーム&アウェイで、シェフィールド・ユナイテッドというおいしいカードを引くのはどこか」が焦点でしたが、ポチェッティーノ監督、おめでとうございます!つぶし合うのは、リヴァプールとチェルシーです。

【キャピタルワンカップ準決勝組み合わせ】
リヴァプール VS チェルシー
トッテナム VS シェフィールド・ユナイテッド

決勝はリヴァプールVSトッテナム、と予想させていただきます。チェルシー敗退の根拠は1点。セカンドレグを戦った直後の1月31日にマンチェスター・シティ戦を控えているモウリーニョ監督は、この試合にベストメンバーを送り込めないだろう、というだけです。プレミアリーグで全試合出場の選手がジェラードとスターリングしかいないレッズは、ターンオーバーをしても、スタメンほぼ固定のチェルシーほどは影響はないでしょう。11月のプレミアリーグで逆転負けを喫したリヴァプールが、なりふり構わず戦ってチェルシーを止めるのではないかと期待しています。キャピタルワンカップ準決勝の第1戦は1月19日の週、第2戦はその翌週に開催されます。

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“次戦はいよいよリヴァプールVSチェルシー!キャピタルワンカップ準々決勝総括” への5件のフィードバック

  1. にわかスパーズファン より:

    更新お疲れ様です。
    勝因は2つ。クルルがいなかった事とラメラがいなかった事。そう感じた試合でした。
    久しぶりにタイトルが狙えるとこまできましたが、期待はあまりしないでおきます。笑

  2. より:

    チェルシーはだめだよー(TдT)

  3. makoto より:

    にわかスパーズファンさん>
    クルルの不在は大きかったですね。チャンスです。

    ご さん>
    プレミアリーグ首位と11位。普通に考えたら青の勝ちですが、昨季もマンチェスター・ユナイテッドがサンダーランドに2試合とも力負けするなど、カップ戦は何があるかわかりません。

  4. ぐなきち より:

    ダービーは初めて見たチームだったんですがプレミアの下位チームよりいいサッカーしてると見てて思いました。

  5. makoto より:

    ぐなきちさん>
    よく、「勝者のメンタリティ」などという言葉で語られますが、「勝ちゲームが多い2部上位>負けてばかりのプレミアリーグ下位」という現象が、メンタル由来で起こることは多いと思います。

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